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11/3手塚治虫先生、お誕生日おめでとうございます!

手塚治虫、没後33年。
存命なら93歳ですね。おめでとうございます。

手塚治虫は高校生の頃からずっと、わたしの一番好きな漫画家で、尊敬するクリエイターだ。

今日は手塚治虫との出会いの話をします。

我が家の手塚治虫本棚


手塚治虫と知らずに触れたのは友達からダビング(!)してもらったリボンの騎士のアニメ。多分1話。

棺桶塔にサファイヤ王子が閉じ込められて、ネズミと一緒に抜け穴から抜け出し、リボンの騎士として悪党をやっつける、その回だけを繰り返し見たことを覚えている
主題歌の素敵さと、お姫様なのに王子で、強くて美しい設定のクールさと倒錯具合に惹かれていたようにおもう。 


小学生の時に図書室で何回も読んだ火の鳥。
特に未来編が衝撃で、永遠の時を生きることになったマサトの孤独になんども思いを馳せた。

そのあとブラックジャックを読んでなんて面白い漫画を描くんだ!と感動。色々読もうと、本屋さんで立ち読みをしてたまたま手に取ったのが「奇子」。

よりにもよって!!

近親相姦が生々しく描かれ、ショックを受けたわたしは自然と手塚治虫を高校生になるまで読まなくなる。
そしてまた高校生の時に、ふらっと寄った紀伊國屋でであった新装版の「火の鳥」と再会をし、その奥深さに感激し、貪るように他の作品にも手を出す。

「奇子」にも再会する。近親相姦だけの話ではなく、戦後の語られなかった裏歴史、田舎の人間関係の恐ろしさ等々が渦巻く恐ろしい漫画であったことを知り、出会った年齢が良くなかったね…と思いながらも、ますます手塚治虫への愛を募らせていった。

そのうち手塚治虫の自伝や、批評、過去映像なども見るようになり、手塚治虫個人に対しての興味が強くなる。
手塚治虫の仕事への向き合い方や、漫画やアニメへの愛、人間としての懐の深さと嫉妬深さに毎度感嘆し、愛を拗らせていくのであった。

まだまだ書き足りないのだけど、まずはこの辺で。わたしと手塚治虫の出会いのお話でした。
この話一生できるから…!!!!!

ニィニィ


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