コロナの影響

もうすぐ父が事故に遭い3ヶ月が経つ。

コロナが流行り面会謝絶になり、最後に父に会ったのは1カ月以上前。電話では様子を確認。胃瘻を作り、未だ人工呼吸器は外れず。母に電話をしたところ、生活費が足りないから父の年金の一部を使って良いかとの確認。父は病院に入院しているが実際は75歳ということで、介護病棟に入ることになり、事故の入院ではあるが医療費がかからないというわけではない。つまり、それなりに支払いはある。オムツや食費など実費もいる。半年は事故の保険で支払いは無いようだが、半年後からは普通に請求される。生活費が足りないからということは困るのである。母は保険だ、電気代だ、水道代だと言ってはいるが、そんなにかかっているとはどうも思えない。まぁ、一緒に暮らしていないのでなんとも言えないが。

ただ、明らかに無駄遣いをしているとしか思えない。弟に問いただしてもらい、ストレスで使ってしまったとのこと。まぁ、おおよそ、予測はしていたが。。。とりあえず、あと三カ月後からは病院代がかかるから無駄遣いは出来るだけ避けなさいとしかいうしかなかった。弟にはお金を簡単に送ると頼ってしまうから絶対やめてほしいと念押しされた。たしかに一理ある。とはいえ、違う県で生活している私にとっては任せきりで申し訳ないという思いがよぎってしまう。

電話の最後に母に「お父さんは延命治療してるの?」と聞かれた。延命治療かどうか、広く見れば延命治療なのかも知れない。意識はあり、ただ動けないというだけで、人工呼吸器を止めたり、食注を止めることはできない。となると延命治療では無いとも思う。コロナが流行り面会できないということが良くも悪くも冷静に考える時間になった気がする。

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