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広告費負担「0円」で、新規顧客へのリーチに成功!みかんだけで1000万円以上の新規売上に。

(※本記事は、シェア買いアプリ「カウシェ」をご利用中の事業者様である、株式会社ローカル 島田様にインタビューを行ったものです。)

本日は「くまもと風土」の店長でもある、株式会社ローカル 所長室 シニアマネージャーの島田 亨様に、お話しをお伺いします。本日はよろしくお願いいたします。
まずは、くまもと風土さんについてご紹介お願いいたします。

よろしくお願いいたします。
私たち、株式会社ローカルの代表である吉永は、昔は、東京にてウェブ関連の仕事に従事していました。7年ほど東京で仕事をしたのち、生まれ育った場所で起業をし、地元に貢献したいと思い立ち、熊本までUターン。ウェブサイトの制作やシステム開発を行う会社を立ち上げました。しかし当時はまだまだインターネットに対する周りの理解も低く、需要がそこまでなかったため、ビジネスは難航していました。
ある日、親戚の柑橘農家から、農作物の流通について「中間業者が多いため農家が受け取れる利益が少ない」という話を聞く機会がありました。「農作物xネット販売」によりこの現状が変えられるのではないかと可能性を感じた吉永は、早速サイト制作し商品を販売を開始。想像を超える反応がありました。これがきっかけとなり、ネットでの流通に可能性を感じ、「くまもと風土」を立ち上げるきっかけとなりました。
現在では、「くまもと風土」以外にも、「九州風土」「せとうち風土」など、複数のサイトの運営や、ふるさと納税支援を通じた地方創生事業も行っており、熊本県の柑橘系商品の流通だけでも年間約2,000トンを超えるまでに成長しています。

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バラエティに富んだ商品を、様々な場所で販売されているイメージがあるのですが、実際にはどういったモールや販売網を通して、商品を販売されていますか?

現在は、自社サイトの他に、「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」「au PAY マーケット」「ヤマダモール」「ポンパレモール」「Qoo10」など、10程度のモールで販売をしています。
まずは「楽天市場」からはじめ、その後は「Yahoo!ショッピング」などに展開しました。開始当初は運営方法は手探りでしたが、段々とコツがつかめ、3年程度で大きく成長してきました。
事業としてはEC以外にも、​​ふるさと納税に関するサービスの運営も行っています。

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シェア買いアプリ「カウシェ」には、2021年10月から出店いただいていますが、販売を開始されたきっかけについて教えていただけますか?

ネットでのニュースなどから「シェア買い」という新しい販売方法があることや、「カウシェ」の名前は、耳にしていました
今までの弊社の販売方法は、どちらかというとパソコンが中心であったため、スマホのアプリを主軸とした方法は珍しく、試してみたい、と思ったのは覚えています。
ただ、ありがたいことに日々色々なサイトの方から「うちで販売を開始しませんか?」というお問い合わせをいただくので、普通それだけでは試すことはありません。「今後の販売チャネルとしてSNSの存在が強くなっていくだろう」という確信から、なにかSNSに絡んだサービスを始めた方がいいのではないかという思いと、カウシェのビジョンである「世界一楽しいショッピング体験をつくる」というワクワク感への共感があり、販売をすることにしました。

「シェア買い」といいますか、「共同購入」という購入方法自体は、昔も、別のサービスがいくつか存在していたかと思います。
ただ、今はSNSにてみんなが商品情報をシェアすることが当たり前になってきていること、またスマホでの決済も当たり前に行われてきていること。この現状をみて、土壌が整ってきていることを感じ、「今こそ時代のニーズに合っているサービスなのでは?」と考えました。

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カウシェ」での販売を実際に開始してみていかがでしたか?

今では様々な商品を販売していますが、当初は、柑橘類の販売に絞って開始しました。
実は、生鮮類は傷んでしまったりすることもあり、結構販売のハードルが高いんです。あえてハードルの高い商品を、今までとは違う「アプリ」「シェア買い」「SNSでの拡散を使った販売方法」ではどれくらい売れるんだろう、と若干社内では疑問に思う声もありながらも、販売を開始したのですが、予想以上に口コミが広がり、大きな販売実績が生まれました

「カウシェ」を使ってみて意外だったことが一つあるのですが、それは他モールとの、「顧客の層の違い」ですね。SNSやコミュニティでの拡散力からなのか、今まで「くまもと風土」を利用したことがなさそうなお客様からの販売がみられました。具体的にいうと、うちの場合は、それが日本に住む在留外国人の方々からの購入でした。日本に住む中国やインドネシアの方など、今まであまりリーチできていなかった方からの購入がみられました

また、他のサイトとは違って、露出のための広告費をつかう必要がないことも大きなプラスになっています。これ、つまりは、広告等の運用の手間もないことにもなります。
購入に繋がる前に、費用や手間を発生させずに、新規顧客にリーチができる。柑橘類での成功例が実績となり、今では、ラーメンやお米なども含め、取扱商品の幅を広げています。

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(「カウシェ」は、日本に住む外国人の方にも広く利用されている。)

「シェア買い」という、ものを買いたいユーザーが、新たな顧客を呼び込む仕組みにより、今までリーチしていなかった顧客層にリーチできたというフィードバックは事業者さんから喜びの声をいただくことがあります。
最後に、「カウシェ」では販売数を50人や200人などと決めて、人数が達成したら販売が成立になる「大人数シェア買い」機能など、新機能の開発を日々進めておりますが、今後の「カウシェ」やECに期待するところを教えてください。

やはり、SDGsへの対応でしょうか。
「農作物の訳あり品」など、通常のルートでは販売しにくいものも、「カウシェ」をはじめとしたECで販売ができる様になることで、世の中から無駄を減らし、また農家さんや地元事業者さんの収入アップにつながる取り組みができればと思っています。
SDGsへの関心は、事業者だけでなく、消費者の間でも高くなってきています。そこを意識したサービスでないと購入しなくなるのではというくらいの危機感を持ちながら、私たちもサービスを進化させていきたいと思います。

本日は、貴重なお話しありがとうございました!


また、カウシェでは、出店いただく事業者様を募集しています。
「シェア買い」という、新しい販売方法に興味のある方は、以下フォームよりご連絡ください。担当より折り返しご連絡を差し上げます。

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