理学療法士への道と1年間を通した時期別の共通アドバイス
はい!こんちわKATZです!
今日のテーマは「理学療法士への道と年間を通した時期別の共通アドバイス」
2018年12月28日に準備を進めて2019年よりこのYouTubeチャンネルKATZ PHYSIOを始動させました。おかげさまでまもなくチャンネル登録者も5,000人を越えようとしています。今日は5年間の継続からある程度の傾向が掴めてきましたので、年間を通じての共通の悩みを紹介してきたいと思います。
これについて解説をしていきます。
目次
4月〜6月:実習の悩みの傾向
7月〜9月:就活の悩みの傾向
10月〜12月:入試の悩みの傾向
1月〜3月:国試の悩みの傾向
まとめ
4〜6月:実習の悩みの傾向
この時期はちょうど4年生の臨床実習が始まる時期です、最近の傾向としては
コミュニケーションに難渋する
というケースが少なくありません。コロナ禍も経て、患者さんあるいは指導者とどのように接していいのかわからない、こんなケースが少なくないのです。個人的に臨床の現場でもアドバイスする時は
Historyを集めてみる気持ちで接する
正解不正解ではなく「最適解」を選択してみる
学校で習う批判的思考よりは肯定的思考
を意識しています。まずコミュニケーションをとってと言われたとて何を話していいかわからないものです。そのためまずは患者さんのHistory(既往歴や過去のエピソードを探る)ことから取り組んでみてはどうかということです。なぜ今回の受傷に至ったか、過去にどのようなエピソードが持っているのか、コミュニケーションはその時点で評価になるし、つながるということをよくアドバイスしています。
学生はどうしても正解や不正解を求めがちです、マルかバツで判断しがちですが、臨床においてはセラピストが絶対解を持っているわけでもないのです。ですから「これならこのあたりがベターかな」っていうことで「最適解」を目指していくという思考も重要です。
そして最近はアカデミックな部分も進化している中で論文や議論の中では「批判的思考」を学ぶことも多いはずです。しかし患者さんというのは治療し、人生の岐路にいることが多いですから、そこで批判的思考をぶつけたとて思いをシャットダウンしているにすぎないこともあります。心はオープンに、できれば肯定的思考を持って対応したいものです。
実は他にもたくさんの悩みはあるようですけど、ざっくりこんな感じです。
7〜9月:就活の悩みの傾向
夏の時期は就活が始まる直前ですから、下記のような悩み相談が多いです。がこれは年間を通じてみられる傾向です。
どこに就職したらいいか
って話です。地域性もあるのでややナーバスに内容にはなりますが、その基準のものさしは以下のようなものになるかと思います。
経営母体:公立系 公的医療機関 個人経営 企業立
臨床形態:急性期 回復期
分野形態:運動器 脳血管 呼吸器 心大血管 神経難病など
診療形態:総合病院 整形外科 脳神経外科 呼吸器 小児科 など
給与形態:年棒生 月給生 副業の可否
地域形態:出生地の近く 自分の住みたい町
こんな感じでしょうか?
ざっくりまとめますと、ご自身の優先事項を3つくらいまでに絞るといいです。例えばこの街に住んで、公立系の総合病院に勤めながらまずは経験を積み重ねたいみたいな感じです。
結局あれもこれもとはなりませんので、まず何を優先するのか、そんなところを考えてみるといいですよ。
10〜12月:入試の悩みの傾向
さて10〜12月になると理学療法士養成校の入学試験の時期になります、この時期が一番視聴回数が多いわけです。ここでの共通のリクエストは下記のような感じになります。
面接で何を言えばいいかわからない
毎年のことになりますが僕のアドバイスは以下のとおりです。
ありのままの自分を見せなさい
これだけです。試験管が見たいのは正解とか全うな意見ではないのですよ。そんなもの面白くも何でもないです。その上で「何をどうしたくて、どうして理学療法士を目指したのか」この問いに答えることができて、あなたがどんな人物であるのかを試されているわけです。
試験管はさまざまな質問をしてくることがありますが、ある程度、これを聞かれたらこうしようくらいの準備をしておいて、あとはそのままに、あなたという人物をしっかり見せてあげてください。
1〜3月:国試の悩みの傾向
お正月もすぎるといよいよ国家試験の時期になります、いよいよピリピリしてくるという感じになりますが意外にもこの時期は視聴回数は減少することがあります、そりゃそうです、僕のチャンネルばっかり見ていても時間だけ奪われますから、実は相談というよりは年度が終わるかどうかくらいの時期にこんなリクエストがくることがあります。
国家試験に落ちてしまった、勉強する気になれない、どうしたらいいか
この問いに関しての答えは
なるべく早く再スタートを切ること
と解説しています。過去に認定理学療法士試験とJSPO-AT(日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー)の試験で2回不合格になった経験があります。両者ともに3度目の正直だったわけですけど、その際に学んだことがあります。
合格者の話をよく聞いて、自分の勉強方法を見直すこと
まずは圧倒的な量をこなす、質はその後に上がっていく
早く始めて長く続けること、習慣になれば難しくない
こんな感じです。習慣になれば難しくないです。これマジです。要するに仕組み作りだということですね。
まとめ
長いことやってきまして、最近は1ヶ月の再生回数は約2万回というところでしょうか。チャンネルを公開してからというもの視聴回数は163.5万回にもなりました。今後も長いセラピスト人生の中で同じ志を持った方々とYouTubeを通じて思いを共有していければと思います。今日もお読みくださってありがとうございました。
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