バスケットボール審判員の成長とスケジュール管理
はい!こんちわKATZです!
今日のテーマは「バスケットボール審判員の成長とスケジュール管理 」
先日に視聴者さんと会場でお会いすることができました。今後様々なカテゴリで稼働していきたいとのことで、お互いに頑張りましょう。そんなこんなで先日も様々なカテゴリで稼働するメリットをお伝えさせていただきましたが、もっと重要なのは自分のスケジュール管理であることを解説させていただきます。
先日はお忙しいところ試合会場で挨拶させていただきありがとうございました。 お会い出来てとても嬉しかったです。 いつもYouTubeを拝見させていただいております。 審判活動をするにあたりとても勉強になります。 娘がミニバスに所属しており、保護者からE級、D級審判員ライセンスを取得して毎週公式試合や練習試合を吹かせていただいております。 今後、C級ライセンス取得と現場に出向くことで気付きなどあると思いますので様々なカテゴリーでの審判活動もしていきたいと思います。 今後ともよろしくお願いします
これについて解説をしていきます。
目次
結論 スケジュール管理が重要
「ごたく」を並べるデメリット
「ストレッチゾーン」が成長の鍵
管理する習慣が判定と成長になる
まとめ
結論 スケジュール管理が重要
いつも動画視聴などありがとうございます。今日の結論としてはスケジュール管理が重要であるということです。自分自身もこれまで様々なカテゴリで稼働する中で、最も時間を割いてきたのが「時間を作ることに徹底すること」でした。例えば審判のお誘いや稼働依頼が来たとしましょう。来てから予定を組むのでは遅いということです。その大会や試合がある前提で先にスケジュールを組んでおけば言い訳を並べずに済むし、審判割り当てを組む人の信頼も得られやすいというものです。前回の記事も参考にしていただきながら今日の記事を読んでいただければと思います。
「ごたく」を並べるデメリット
よく審判のお誘いをすると
忙しくて・・・
用事が・・・
家族が・・・
これよくある理由ですが、最近では言われなくなりましたけど、悪くいうと言い訳なのです。過去の自分もそうでした。時間を作れば審判稼働できるのに「ごたくを並べる」ことが多かったわけです。
「ごたくを並べる」行為には、以下のようなメリットとデメリットがあります。
### メリット
1. **議論の活性化**: 多くのアイデアや意見が出ることで、議論が活性化し、新しい視点や発見が生まれる可能性があります。
2. **アイデアの整理**: 話しているうちに自分の考えが整理され、次第に明確な結論や主張に結びつくことがあります。
3. **コミュニケーションの練習**: 言葉を多く使うことで、コミュニケーションスキルや論理的思考を鍛えることができます。
4. **対話の場を持続させる**: 話題が続かない場合に、話し手が場をつなぎとめるために使える手法でもあります。
### デメリット
1. **時間の浪費**: 実質的な結論や解決策が出ないため、無駄な時間を費やすことになります。
2. **信頼の低下**: 内容のない話ばかりしていると、話し手の信頼が低下し、真剣に取り合ってもらえなくなる可能性があります。
3. **混乱の増加**: 無駄な情報が多すぎると、聞き手が混乱し、本質的な問題が見えにくくなることがあります。
4. **フラストレーションの発生**: 聞き手が話の無駄さに苛立ちを感じ、議論が建設的でなくなる場合があります。
「ごたくを並べる」ことは状況によって有用な場合もありますが、意識的に使い分けることが重要です。
「ストレッチゾーン」が成長の鍵
今後C級審判員やB級審判員を目指されている方も多くこのチャンネルを視聴していると思います。その中でこの言葉はとても重要なので頭の中に入れておきましょう。
まず、成長の段階には
コンフォートゾーン
ストレッチゾーン
パニックゾーン
いずれかの環境に身を置くことが重要で、個人的にはストレッチゾーンであることを感じるのが良いのかなと思いますね。
### コンフォートゾーン(Comfort Zone)
**意味**: 個人が安心して快適に感じる領域。ここではストレスや不安がほとんどなく、日常的な活動や経験が含まれます。
**特徴**:
- 既知の環境や状況で構成されている。
- 安全でリスクが少ない。
- 新しいスキルや知識の習得は少ない。
**成長への影響**:
- 長期間ここに留まると、成長が停滞する。
- 新しい挑戦がないため、スキルや知識が更新されない。
### ストレッチゾーン(Stretch Zone)
**意味**: 個人が少しの不安やストレスを感じつつも、挑戦し成長できる領域。ここでは新しいスキルや知識を得ることができます。
**特徴**:
- 未知の環境や状況が含まれる。
- 適度なリスクと挑戦がある。
- 学びと成長が促進される。
**成長への影響**:
- 新しいスキルや知識を習得するのに最適な領域。
- 挑戦によって自己効力感が向上し、自信がつく。
- 適度なストレスがモチベーションとなる。
### パニックゾーン(Panic Zone)
**意味**: 個人が過度の不安やストレスを感じ、効果的に学習や成長ができない領域。ここでは圧倒され、パフォーマンスが低下します。
**特徴**:
- 極度に未知で不確実な環境や状況。
- 高いリスクと恐怖が伴う。
- ストレスが過剰で学びが阻害される。
**成長への影響**:
- 高すぎるストレスが学習を妨げ、パフォーマンスが低下。
- 長期間ここに留まると、燃え尽き症候群や精神的な健康問題が生じる可能性がある。
- ネガティブな経験が自己効力感を低下させる。
### 成長におけるバランス
成長には、コンフォートゾーンを抜け出してストレッチゾーンに入ることが重要です。この領域では、適度なストレスとリスクが学習と成長を促進します。しかし、パニックゾーンに入りすぎると逆効果となるため、自分の限界を見極めながら挑戦することが必要です。適切なバランスを保ちながら、徐々にストレッチゾーンを広げていくことで、持続的な成長が可能となります。
「コンフォートゾーン」、「ストレッチゾーン」、「パニックゾーン」という概念は、心理学や自己啓発の分野で広く使われていますが、具体的に誰が最初に提唱したのかは明確ではありません。この概念は、学習や成長に関する一般的な理論として発展してきました。
しかし、コンフォートゾーンの概念自体は心理学者アルフレッド・アドラー(Alfred Adler)やカート・レヴィン(Kurt Lewin)などの研究に基づいていると言われることがあります。彼らの研究は、人間の行動や学習、変化に関する理解を深めるものです。
ストレッチゾーンやパニックゾーンについては、自己啓発の分野で多くの著者や講演者が言及しており、特定の人物によるものではなく、複数の研究者や実務者が貢献している概念です。
したがって、これらのゾーンに関する概念は、特定の一人の提唱者によるものではなく、学習と成長の心理学に関する幅広い研究や実践の中で発展してきたものです。
管理する習慣が判定と成長になる
上記のような「習慣」を身につけることはどのようなことに繋がっていくのでしょうか。
バスケットボールの審判員が自己のスケジュール管理を行い、成長のためにストレッチゾーンに踏み込むことは、多くのポジティブなつながりや影響をもたらすでしょう。以下にその具体的な例を示します。
### スケジュール管理の影響
1. **効率的な時間の使い方**:
- スケジュール管理を通じて、試合の予定やトレーニング、休息のバランスを取ることができるため、効率的に時間を使うことができます。
2. **ストレスの軽減**:
- 計画的なスケジュール管理により、予測可能性が増し、ストレスや焦りが軽減されます。これにより、試合中の判断力が向上します。
3. **パフォーマンスの向上**:
- 十分な準備時間を確保できるため、試合でのパフォーマンスが向上します。これは信頼性の向上につながり、さらなる機会や評価を得ることができます。
### ストレッチゾーンに踏み込む影響
1. **技術の向上**:
- 新しいルールや高度な判定技術を学び、挑戦することで審判としての技術が向上します。
2. **自己効力感の向上**:
- 難しい試合や状況に対応することで、自信がつき、自己効力感が向上します。これは他の試合や場面でも役立ちます。
3. **人間関係の構築**:
- ストレッチゾーンでの挑戦は、他の審判員や関係者との連携やコミュニケーションを必要とします。これにより、ネットワークが広がり、サポート体制が強化されます。
4. **評価の向上**:
- より難しい試合や重要な場面での成功は、評価につながります。これにより、キャリアの向上やさらなる機会が得られます。
バスケットボールの審判員が自己のスケジュール管理を徹底し、成長のためにストレッチゾーンに挑戦することは、個人の成長とキャリアの発展に大きく寄与します。効率的な時間管理と新しい挑戦を通じて、技術の向上、自己効力感の向上、人間関係の構築、評価の向上が期待でき、総じてよりプロフェッショナルな審判員としての地位を築くことができるでしょう。
まとめ
確かに、忙しいのはみんな同じですし、家庭の事情があるのも同じ、1日が24時間であることも同じです。その中でバランスをとりながらどのように審判稼働をしていくのかというのは、総じて個人の成長だけにとどまらず、周囲からのあなたの評価や信頼に繋がっていくものと思います。
自分もまだ未熟でありますが、今後も時間を作りながら、みなさんと一緒に成長していければと思います。今日もお読みくださってありがとうございました。
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