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スペシャリストかジェネラリストか、強豪チームのコーチの特徴

はい!こんちわKATZです!

今日のテーマは「スペシャリストかジェネラリストか」

2024年4月から転居をしてコーチとしても審判としても新しい環境下での生活をスタートさせました。最近はコーチングについて改めて考える機会がありまして、その中で様々なタイプのコーチがいることに気がつきました、日々の気づきをシェアしていきたいと思います。



目次

結論 選択肢のバランスが大切

スペシャリストの特徴と利点

ジェネラリストの特徴と利点

名将コーチと年配者の関係性

まとめ




結論 選択肢のバランスが大切



これまでもそうでしたが、コーチとレフリーの視点に立ってみると実に多彩な指導者像があります。様々なチームを見る中で気づいたことがありました、U12~U18のカテゴリ問わず

  • 強豪チームのコーチはコーチだけをしているケースが多い


ということです。とはいえルールのことも理解されている、しかし自分が積極的に審判をするわけでもない(もしくは過去に審判をしていた)そんな感じです。それに加えてもう一つ気づいたことがありました。

  • 名将と言われる方々はほとんどが高齢である

高齢であるなんて言いますと失礼に当たるかもしれません、しかし国内を見渡してみても名将として名前を残されるような方々はスラムダンクの安西先生をイメージするような、そんな感じであることが多いのです。

コーチとして9年目、もう少しで10年、色々と考えることもありましたが、最近はそんな名将の先生方を見ながら、レフリーもしながらコーチについても深く学んでいきたいと考えるようになりました。

もちろん上級ワッペンも目指していますが、長い道のりです。今は選択肢のバランスをとりながらコーチもレフリーも自己研鑽を積み重ねる時期と考えています。


スペシャリストの特徴と利点



コーチには様々なタイプの方がいることに気がつきました。NBAではスキルコーチ、シューティングコーチなど、実に多彩なカテゴリのコーチがいます、日本においてはJBAの制度でE級~S級までとなっており、技術的な分け方はされていないのが実情です。

バスケのコーチって色々な種類があって、かなり細分化されると思うのですが、皆さんの知っている中で~コーチみたいなのがあればぜひ教えてください🙇
・スキルコーチ
・ストレングスコーチ
・メンタルコーチ
的なやつです。

— 楢舘強拓@KATZ (@katz919) June 14, 2024



そんなスペシャリストにはこんな利点があると思います。

スペシャリストの特徴と利点

特徴

  • 特定の技術や戦術に深い知識とスキルを持つ

  • 特定の分野での高度な専門性を持つ

利点

  • 深い専門知識でプレイヤーの特定のスキルを向上させる

  • 特定の状況における戦術的な強みを発揮できる

  • 競技や練習において、専門性の高い指導が可能

これからの時代、国内で求められるコーチ像というのはスペシャリストの方かもしれません。というのも現代においてほぼ全カテゴリでコーチの体制は

  • ヘッドコーチ

  • アシスタントコーチ

  • マネージャー

これが主流で、ヘッドコーチが全てのカテゴリを担うことが多かったからです。簡単にいうと

  • 人数の少ない職場でマネジメントも統括も営業も現場もこなす人

みたいなマルチなジェネラリストがこれまでのコーチ像だったのではないでしょうか。


ジェネラリストの特徴と利点



それこそ自分もコーチになって思うのが、諸先輩方のコーチ陣たちはジェネラリストだったのだなということがわかります。現行のように制度化されていない中で駆使しながらコーチングを進めてきたのだなと思うと、僕の中学校時代のコーチは早期からストレッチとトレーニングを導入されていたと思うのです。今思うと先生はとても勉強していたのだなと思いますね。

ジェネラリストの特徴と利点

特徴

  • 幅広い知識とスキルを持つ

  • 多様な役割をこなせる柔軟性がある

利点

  • チーム全体のバランスを取ることができる

  • さまざまな状況に迅速に対応できる

  • コーチングやレフリーとして、総合的な視点での判断が可能

ではスペシャリストとジェネラリスト、どちらがいいというわけでもないし、どちらを選ばなければいけないというわけでもないと思うんですね。



名将コーチと年配の関係性



名将と言われる方々には年配者が多い、その事実はなぜかをAIに聞いてみました。

名コーチに年配の方が多い理由をスペシャリストとジェネラリストの視点からまとめると、以下のようになります:


### 名コーチに年配の方が多い理由


1. **経験の蓄積**:

- **スペシャリスト**: 特定の分野で長年にわたって経験を積み、専門的な知識と技術を磨いているため、特定のスキルや戦術に関する深い洞察を持っています。

- **ジェネラリスト**: 多岐にわたる状況や役割を経験しており、広範な知識と柔軟な対応力を持っています。


2. **知識の深まり**:

- **スペシャリスト**: 長期間にわたる勉強と実践により、特定の分野に対する深い理解と豊富な知識を有しています。

- **ジェネラリスト**: 幅広い分野での知識を持ち、多様な戦術や技術を理解し、総合的な視点でチームを指導できます。


3. **人間関係の構築**:

- **スペシャリスト**: 特定の分野での長年の実績により、同じ分野の選手やコーチとの強固な関係を築いています。

- **ジェネラリスト**: 多くの選手やスタッフとの幅広い関係を築き、信頼される存在です。


4. **忍耐力と落ち着き**:

- **スペシャリスト**: 深い専門知識と経験から、特定の状況において冷静な判断を下せる能力があります。

- **ジェネラリスト**: 幅広い経験に基づく冷静な対応力と忍耐力があり、どんな状況でも落ち着いて指導できます。


5. **実績の積み重ね**:

- **スペシャリスト**: 特定の分野での成功体験が多く、その分野における名声を築いています。

- **ジェネラリスト**: 多様な分野での成功体験があり、その総合的な実績が高く評価されます。


6. **リーダーシップ**:

- **スペシャリスト**: 特定のスキルや戦術に対する強いリーダーシップを発揮し、チームを専門的に導きます。

- **ジェネラリスト**: 幅広い知識と経験に基づくリーダーシップを発揮し、チーム全体をバランスよくまとめる能力があります。


このように、名コーチには年配の方が多いのは、スペシャリストとしての深い専門知識や技術、ジェネラリストとしての広範な知識と柔軟な対応力が共に求められるためです。これらの要素が、長年の経験と実績によって培われているため、年配のコーチが多く見られるのです。

すなわち、スペシャリストであってジェネラリスト、ジェネラリストであってスペシャリストなのだということです。

まとめ



そういえば、違う視点でこんなことにも気がつきました。それはA級コーチや審判員はそれほどSNSなどでプライベートな情報を拡散しないということです(バスケの大学:三原学先生はSNSを活用しております、あれは本当に勉強になります)

  • 能ある鷹は爪を隠す

まさにそんな感じ、似たような言葉を集めてみました。

1. **Still waters run deep.**

- 意味: 静かな水面の下には深い水が流れているように、外見は控えめでも内面には深い知識や能力があることを表します。

2. **Empty vessels make the most noise.**

- 意味: 中身がない器ほど音を立てるように、実際には能力が低い人ほど自己宣伝をすることを指します。対照的に、能力が高い人は自己宣伝をしないことを示唆します。

3. **A wise man speaks because he has something to say; a fool speaks because he has to say something.**

- 意味: 賢い人は言うべきことがあるから話し、愚か者は話さなければならないから話す、という意味です。

4. **Actions speak louder than words.**

- 意味: 行動は言葉よりも雄弁である。実際の行動によってその人の本当の能力や性格が示されるということです。

うーん バスケットボールに関わってコーチとレフリーをすることはとても役に立ちますね。うん、学びながら今日も進んでいきたいと思います。お読みくださってありがとうございまいした。

「能ある鷹は爪を隠す」という言葉はとても深いです。似たような言葉から学ぶこともできる。弱い犬は吠えるのと同じ、尊敬できる人が多い、今のうちに吸収できることはたくさん取り入れていきたい、似たような言葉たち↓

— 楢舘強拓@KATZ (@katz919) June 15, 2024

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