期待に応えられなくてごめん。

期待に応えられなくてごめん。

宿題きちんとやってね。
ご飯ちゃんと食べてね。
食べ方も気をつけてね。

早く起きなさい。
早く寝なさい。
いつまでゲームしているの?
いつまで遊んでるの?
忘れ物はない?

学校行かないなら勉強しなさい
遊んでばかりいないでお手伝いして


おおー。たくさん出てきました。
子どもが生まれてから成長するにつれて躾しないといけない。
だから注意する場面が増える。叱ることも多くなる。
「可愛い、可愛い」だけではいけなくなる。

不登校になった時も学校に行ってほしい。という願いがありました。
その願いが打ち砕かれても、とにかくちゃんとして欲しくて
朝はちゃんと起きてほしい。
家で勉強してほしい。
家のお手伝いしてほしい。

親にしてみれば「我が子のため。」
子どもにしてみれば「重荷。」

親の期待に全部応えていこうとすると起こること


その親が周りの人間関係にも反映されて周りの期待に応えようとし出す。
そしたら、最終的にはがんじがらめで動けなくなっちゃいます。

「人の期待に応えようとする」のは他人軸。
軸が他人にあり、他人にどう思われるかが気になったり
他人に認められないと不安でしょうがなかったりする。
自分はどうしたいのかがわからなくなり、自分を見失います。

その反対は、「自分軸」
人生の軸が自分にある。
私が何を感じているか。
私はどんなことが好きでどんなことが嫌いなのかがよくわかっている。

自分軸が育つほど、他人にもそれを許せるようになります。
他人がどうであっても、自分と違うところがあってもコントロールしようとしない。
自分のことを認められるし、他人が自分の期待に沿わなくても認めていくことができるんです。

コントロールしようとしなくなるから、自分もお子さんも楽になる。
「そのままでいいよ」と嘘偽りなくいうことができる。

そして、お子さんにのしかかった重荷が少しづつ外れ変化が起こるのです。
今までみたいに変化を起こそうと躍起にならなくても、するすると川の水が流れるのが自然なように心地よい変化が起こります。

桜咲いていますか?私の住んでいるところはあともう少しで一斉に咲きそうな
そんな感じで桜の木が濃いピンク色に見えてます。

不登校から脱出カウンセラー・萩野和美


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