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えっ?!ロンドンでアメリカンBBQ?

ロンドン、ヒースロー空港に到着したのは現地時刻の15時すぎ。日本国民は入国審査が簡便化されていて全てキオスクで完結する。待望のスタンプも押されずじまいで逆に寂しい。。。ホテルは、かのハリーポッターに登場するキングス・クロス駅の近く。電車で1時間かけてホテルに辿り着き、チェックインを済ませてさっそく街に繰り出した。目当ては、アメリカンBBQレストラン。

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ロンドンに来てまで、なぜアメリカンBBQレストランに?って思われるかもしれないが、調べるとロンドン市内に多数店舗を構えていて、事実上ほぼ独占ではないか、と言う勢いで店舗数を拡大。ロンドンでもアメリカンBBQが流行りだしているようです。他にバーベキューのお店は見つかるものの、日本の焼肉店だったり、韓国の焼肉店がほとんど。イギリスには独自のバーベキュー文化はないのか?って思いながらも、まっ、それは後で調べるとして、一路アメリカンBBQのお店に出陣!地下鉄を乗り継いでやって来ました。あっ、BBQインストラクターとしては、各国のBBQは要チェックなんです。

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地下鉄の駅からは徒歩10分。決して便利なところではないけれど、現代のロンドンを象徴する街「ソーホー」エリア内にあって、雰囲気は他のエリアとは少し異なる。工事中の箇所も多く、発展の象徴とも言えるのではないか。ロンドンはすでに秋、どころか、冬の様相。半袖では寒いけど、半袖の人は必ずいる。この肌感覚の違いはなんだろう。。。軒先のタープの下で食事している気にはとてもなれないけど、そんな光景を横目に見ながら店内に入った。

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月曜日だと言うのに、店内はほぼ満席。来ていた人のほとんどが友達や彼氏彼女、家族同伴。1人、マックを立ち上げて仕事している人がいますが(笑)

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メニューを見ると、決してファーストフードではない。ロンドンは物価が高いって聞いていたけど、このお店を見る限りそうでもなさそうだ。本場アメリカでのBBQレストランとそう変わらない。せっかくなので、コンボを頼み、3人でシェアしていただくことに。

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注文したのは、Sharing Platters の「Bodean's Platter for Two」これを3人前にしてもらった。ブリスケット・スライス、ブリスケット・バーントエンド、ポークスペアリブ、ポークバックリブ、プルドポーク、チキンブレスト。なんと豪勢な。全部食べられるのかな。。。たぶん、無理(笑)

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そしてサイドにはマックンチーズ、ポテトフライ、BBQ ビーンズにした。よくあるアメリカンBBQのサイド料理です。

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いや〜、食べてみると、すべてソースは同じ。飽きてきちゃうんですよねぇ。まずいわけではないけど、これと言って特に美味しいわけでもなく。ソースは、塗ってグリルして落ち着かせてあるから生のソースの味はしないけれど、すべて同じ味付けなのでもったいないなぁと。一通り口にしてそう思った。ただ、ポークスペアリブだけは別だった。

写真上に写ってる一番上に乗ってる長いリブ。ポークスペアリブ。肋骨の部位。これが抜群に美味しかった。骨離れが特に良いわけじゃないけど、硬くもなく柔らかすぎもせず。肉の旨味がじわ〜と滲み出てきて、口の中が幸せいっぱいになりました。アメリカでもこのクオリティーのリブは食べたことはありません。スモーク臭もしっかりと付いていて、いったいどこで作っているのかは分からないけど、おそらくセントラルキッチンがあるんだと思う。

なかなかやるな、ロンドナー!

結局すべては食べられず、ドギーバッグに包んでもらい持って帰ることにしました。

ロンドンでアメリカンBBQ。

悪くはない。本場でももっとひどい料理を出すお店もあるので、比較的いい方じゃないかと。中でもスペアリブは格別。このリブは並んでも食べる価値はある。





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