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僕は君を

僕は君を 綺麗なままにしておきたかったのだろうか 僕は君を 何処へも行かせたくないだけだったのだろうか 僕は君を 余すことなく知りたかったのだろうか 僕は君を 羨んでいたのだろうか 僕は君を 傷つけたかったのだろうか 僕は君に 触れたかったのだろうか 僕は君に 本当の僕を知って欲しかったのだろうか 僕は君を 僕だけの君にしたかったのだろうか 僕の君は もう 応えてはくれない 僕の君の 温かかった躰は もうすぐ 僕の君が いない世界で 僕は君に 矛盾を抱えたままに 生き続

    • 飛ばないアトム(見本)

      (前略) 彼はそのバッテリーが必要な彼の友人のために、予備のバッテリーを買いまわっているのだ。 友人の名は“のす”。彼──映画監督・富樫の長年の友人であり相棒である。 のすは量産型アンドロイドではない。部品は量産型の規格を流用してはいるが、オンリーワンオーダータイプの個体である。 人型アンドロイドが進化する中でも、のすの性能の良さは際立っていた。富樫も出会ったばかりの頃は人間だと思っていたほど出来が良かった、妙な言葉遣いを除いては。 (後略) こんな感じのものを書いとりま

      • 小林賢太郎さん お誕生日おめでとうございます🎂💐 同じ時代に生きられる幸せ 感謝をあなたに贈ります

        • うるうびとへ

          森の中で あなたはまた 自然に近くなる ねえ気づいてる? 永遠なんて ないの 私は手を伸ばしても あなたに届かない まだ見えない私が あなたを追っている 森の中で あなたの絵に 時に不自然に 何かの影が 混じる それが私 まだ生まれこぬ私は あなたに呼びかける 待っていてね きっと あなたにたどり着く ひとりでいるときを 怖がらないで 夜 一夜の夢に 私を思い出して 怖がらなくていい 永遠なんて ないの 私は繰り返し あなたに会うために 50の音の狭間 生まれ続けるから

        僕は君を

        • 飛ばないアトム(見本)

        • 小林賢太郎さん お誕生日おめでとうございます🎂💐 同じ時代に生きられる幸せ 感謝をあなたに贈ります

        • うるうびとへ