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第7回 ラフな建築プラン

これまでに書いたいくつかの要素が結びつき、プロジェクトを始動させることにした。
・AWAZUKU HOUSEでコミュニティが出来つつあつ
・今度は、戸建てではなく集合住宅でコミュニティを作りたい
・新しい「住まい方」を実現し、それを広めたい
・さらに、近隣住民も集まれるカフェや民泊で多様な人々との交流を促したい
・たまたま隣接地が売りに出された
・補助金が獲得できる可能性がある

2021年9月下旬の事業再構築補助金申請にあたって提出する事業計画に、そこに建築する予定の建物のイメージを記載したいと思い、AWAZUKU HOUSEでお世話になった建築家の栗原さんに僕の考えを伝え、イメージ図のようなものを書いてもらえないかとお願いした。豊かで安心な暮らしを効率的に実現するために、スキル(主に家事労働)と空間をシェアするスウェーデン発祥の集合住宅(コレクティブハウス)を説明した。栗原さんは奥さんと共同で設計事務所を経営している。一緒に聞いていた奥さんは子育てしながら建築家として働いているので、僕の説明で意図を即座に理解してとても共感してくれた。

イメージ図作成にあたって、以下を想定していると伝えた。

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手始めに、7月31日にイメージパース2案を送ってくれた。隣接する畑を購入することを前提に描いてもらった。

・1案:
瓦屋根の二階屋は現在両親が住む母屋。母屋の前とその右側に新たに建築。(母屋左側にAWAZUKU HOUSE4棟が建っている。)

210731 福澤様邸コレクティブハウス イメージパース①

・2案:

210731 福澤様邸コレクティブハウス イメージパース② 一部

その後何度かの相談を経て、事業計画書に記載したパースは以下。(9月20日提出)
母屋に近い建物にM室×2、その右隣にカフェ、そして一番お寺に近いところにS室×2、L室×1の建物を配置。
母屋は改装して2Fを民泊3部屋、1Fを民泊の風呂・脱衣・トイレ・キッチン、カフェの一部の客席、コレクティブハウスが利用できる共用部などとしている。

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こうしたパース図があると、いろいろイメージが膨らんでくる。

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