マガジンのカバー画像

実家敷地に開かれたコミュニティをつくる

41
地方で増加する空家問題。東京在住の息子(僕)が、そうなる前に手を打ちました。2020年、平屋賃貸住宅4棟を完成。建築専門紙「新建築」2020年8月号の表紙に掲載されました。これか…
運営しているクリエイター

#note地方暮らし部

第23回 母屋リノベ―ションの選択肢

母屋リノベ―ションにどこまで投資できるか、より厳密に検討することにした。ついては、4つの…

H.Fukuzawa
1年前

第22回 カフェなし新築棟修正案

9月2日のプレゼンテーションでは、カフェなし案かつコスト削減案が示された。4割もオーバーし…

H.Fukuzawa
1年前

第20回 理想と現実のギャップ

7月にカフェを断念することになったが、それまでにもいくつかの僕の要望が、コスト制約によっ…

H.Fukuzawa
1年前

第19回 プラン変更し、カフェを諦める

僕の頭の中での本プロジェクトは、コレクティブハウスとカフェと民泊とオープンスペースを、新…

H.Fukuzawa
1年前

第18回 住まい方とレジリエンス(しなやかな強さ)

NPO法人コレクティブハウジング社(CHC)訪問 2022年6月12日、これまでも何度も名前の出てきたN…

H.Fukuzawa
1年前

第17回 コレクティブハウスの見学

建築設計のプランを設計事務所と進めながら、並行してコレクティブハウス に関する勉強を始め…

H.Fukuzawa
1年前

第16回 購入地接道の二項道路認定確定

2022年6月23日。町より、狭あい道路後退協議済書が発行されたとの連絡が入った。予想通り、基本的に敷地が道路に面している箇所についてはセットバックが必要となるが、 「道路幅員が1,800mm未満の箇所については、法定外道路としてセットバックしなくても良い」 とのことだった。それが下図の赤色で塗られた部分。 これで購入地のセットバック箇所が明確になったわけだが、二つの課題がある。  1)セットバック部分を寄付するか、寄付せず自主管理するか?   ー寄付:    ・メリッ

第15回 S室広さ問題

2022年5月29日のリアルでの打ち合わせにおける二つ目の課題が、L室の二階に2戸設置する…

H.Fukuzawa
1年前

第14回 上水・下水管問題の結論

2022年5月29日に、父の四十九日法要のための帰省に合わせて、建築事務所と打ち合わせを…

H.Fukuzawa
1年前

第10回 隣接地の購入完了

隣接地の売買契約は、2022年2月10日と決めた。しかし、直前(2日前)に新たな事実が判明…

H.Fukuzawa
1年前

第9回 隣接地の購入交渉

2021年11月になっても隣接土地は、売れていなかった。仲介のM住宅から何の連絡もないkさんが痺…

H.Fukuzawa
2年前

第8回 規制関連の調査

2021年9月20日に事業再構築補助金の申請を行った。結果は12月半ばと思われたが、結果が出るま…

H.Fukuzawa
2年前

第7回 ラフな建築プラン

これまでに書いたいくつかの要素が結びつき、プロジェクトを始動させることにした。 ・AWAZUKU…

H.Fukuzawa
2年前

第6回 隣地が売りに出された

今回からは、実際の僕の取組みについて書いていこう。 コロナ禍で多くの中小企業は苦労している。政府のコロナ対策の一つに、「事業再構築支援金」がある。コロナ禍で売上が大きく減少した超小企業が、新しい分野に挑戦する資金を提供しようという補助金だ。申請には、詳細な「事業再構築」のための事業計画を提出しなければならない。僕はその補助金を獲得して、実家つまり築40年以上の二階建て日本家屋が建っている約100坪の土地で新しいプロジェクトを実行したいと考えた。 隣接地を購入するプラン