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実家敷地に開かれたコミュニティをつくる

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地方で増加する空家問題。東京在住の息子(僕)が、そうなる前に手を打ちました。2020年、平屋賃貸住宅4棟を完成。建築専門紙「新建築」2020年8月号の表紙に掲載されました。これか…
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記事一覧

第41回 母屋二階のワークスペース

母屋2階東側にある納戸(上写真2階右側)を、PCを使ったワークスペースにしようと考えている。…

H.Fukuzawa
1か月前

第40回 開放的でエコな暮らしのために

少々間が空いてしまった。 地域社会圏主義に力を得て、できるだけ開放的にして周辺環境とつな…

H.Fukuzawa
1か月前
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第39回 「地域社会圏」という考え方

3月6日、建築界のノーベル賞といわれるプリツカー賞を、山本理顕さんが受賞した。これは画期的…

H.Fukuzawa
4か月前
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第38回 LS棟外部設備機器の設置方法

12月15日の打合せでは様々な課題を扱ったが、その一つがLS棟のエアコン室外機と給湯器の設置場…

H.Fukuzawa
6か月前

第37回 SW/SE棟間の軒の長さ再検討 

タイトル写真右側がLS棟で、二階にSW棟とSE棟がある。両棟の玄関が向かいあうテラス部分は…

H.Fukuzawa
6か月前
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第36回 LS棟テラス床材の検討

AWAZUKU TERRACEとネーミングしたように、できるだけテラスを広く取りたい。LS棟は階段を上が…

H.Fukuzawa
6か月前
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第35回 外部と内部の仕上材の検討

Kさんに承諾書をいただいた9/2,せっかくの設計士とのリアル打合せなので、オンラインではなかなかできない、仕上げ材のサンプルをみての検討を行った。 ■外壁と屋根 外壁は杉羽目板張りに決まっている。その板に塗るキシラ(デコール)塗装の色を検討した(下左写真参照)。板の真ん中は、「やすらぎ」という素地の色をできるだけ残す(透明)色を一回塗ったもの。「ワイス」は白っぽい色。板の下側は、やすらぎ4:ワイス1の比で混ぜた塗料で一回塗ったもの。雰囲気はわかったものの、まだ決めるには至ら

第34回 雨水排水管で解釈変更

8/10、設計事務所とのオンラインでの打合せで、またも役所の解釈変更の話を聞かされた。今度は…

H.Fukuzawa
10か月前
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第33回 役所の駐車場に関する解釈変更

8/7、突然設計事務所からzoomで相談したいことがあるとの連絡があり、急遽オンラインで打合せ…

H.Fukuzawa
10か月前

第32回 収納の工夫と様々な制約

これから新築する建物や住戸の呼称を整理することにした。設計事務所とのコミュニケーションを…

H.Fukuzawa
10か月前

第31回 工事の順番問題

4月以降も様々な課題が現れてきた。というか、以前から課題だとわかっていたが、いよいよ判断…

H.Fukuzawa
10か月前

第30回 いよいよ基盤工事開始

まだまだ設計は途中だが、解体や土地整備に関する基盤工事を先に実施することになった。以下で…

H.Fukuzawa
1年前
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第29回 コレクティブハウスに住む若者は何を感じ、どう考えているのか

今回は、建築というハード面ではなく、そこに住む人について考えてみる。僕はあえて大きさの異…

H.Fukuzawa
1年前
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第28回 母屋とMM棟の位置関係

2月28日の打合せでもう一つテーマになったのは、母屋とMM棟との位置関係だ。 下の合成写真に見える母屋とその手前に建つMM棟が、近すぎるのではと僕は心配した。(青線はセットバックした後の道路境界線。模型の建物位置は、セットバックが考慮されておらず、実際にはもう少し北側(上側)になければならない。) 下の平面図の位置が正しい。青矢印線が最も接近した場所。道路との距離と、母屋との距離が同じくらいだ。 2月9日にアトリエ解体撤去の下準備で実家に行ったとき、少し気になっていた母