2024年9月 ご縁旅、初鳥取・島根 02
【まとめ】朝も早よから鳥取砂丘。しかし既に暑い。波打ち際までとうてい行けず次の目的地、鹿野へ。meは鳥の劇場で観劇、他ふたりは近くの道の駅で休憩。その後合流して昼ご飯の後、鳥取コナン空港へ。しかし予想以上の混み具合であたふたする。イオンモールでどうにか夕飯を買って鹿野の宿へ。しかし醤油がない…レンタサイクルで醤油を買いに。国民宿舎への宿泊も、多分初めてでした。
9月14日(土) 晴れ
8:00前後 コンビニのご飯を食べながら、道の駅かわはらにて本日の予定を確認する。
meは鹿野町の「鳥の劇場」にて11:00から観劇予定なので、10:30には現地に行きたい、しかしまだ少し時間があるので、まずは涼しいうちに(いやもう十分日が当たって暑くなりつつあったけど)鳥取砂丘を見て来ようということになった。
8:45頃 鳥取砂丘着。駐車場が広々している。500円。しかしこの時間でもすでに車が多い。
砂丘なので、目の前に砂山がどーんとそびえているのかも、と思っていたのだが、実際は海から少し高い場所にもろもろ施設があって、海面はかなり下の様子。少し離れた場所にゴンドラ?リフト?が動いていて、展望台から砂丘につながっているらしい。Bがゴンドラ苦手なのでそちらにはいかず、直接砂丘を見ることにした。
駐車場わきに広い階段があって、すでに砂スナしている。のぼりが何本かあるので見たら「危険! 31℃」とある。
そして現在29℃。まだなんとかなる。
階段を上りきって少し進んで行くと、目の前に白い砂原が広がった。
海と砂浜が広がっている! 海が青い!
遥か前方にみえる砂山の脇を抜けて海辺まで行きたかったのだが、Bはもう歩きたくないオーラを熱波以上に出しまくっていたので、ここで引き下がる。
未練がましく、ビジターセンター側からも砂丘を見る。
ビジターセンター内に、サンドバギーが二台置いてあった。聞いてみたら、肢体不自由の方などに無料で貸し出しをするのだそうな。
時間の制限とかも特になさそう。
センター脇にある散策道から降りて行って、砂丘と海を見られるほんの入り口近辺までだが、行けるとのこと。あまり先に進んでしまうと抜け出せなくなってしまうので、ほんの入り口ですが…と。後ろからひとり押せばいいが、深みにはまったり斜面がきつかったりしたら補助が4人ほど必要かも、という話も。
それでも少しでも砂丘に近づけるというのはうれしいかも。
駐車場挟んで反対側のお土産やさんの方も行ってみる。なにかと魅惑的なものがいっぱい。しかしまだ着いたばかりなので特に何も買わずに出る。
9:30頃 砂丘出発。地理が分からないのでナビにお任せしながら鹿野町へ。
10:15頃 鹿野町着。城下町的な住宅の立ち並ぶ中、劇場の方に車で入ろうとしたが道が狭く、対向車も来たのであきらめ、大きな道路脇で下ろしてもらう。
最初はBとふたりで観劇しようと思っていたのだが、Bは寝不足もあってかなり疲れていたようなのでAに任せ(近くに道の駅があるからそこで休憩してからどこかに行くかも、とのこと)、ひとりで街の中に入っていく。
キョロキョロし過ぎなのか、劇場まで徒歩10分は掛からないはずなのに、すっかり道に迷う。
暑い、ここはどこ? と彷徨い、ようやくお堀端に着く。脇に古く大きな木造の建物があって、奥にグラウンドみたいなのも見える。中庭的な所ではイベントの支度をしている人が数人みえた。
二度見三度見して、やっと目的地と知る。
10:30 鳥の劇場着。(ここから観劇などの詳しい様子は別アカウントの以下記事にて紹介しています)
12:40頃 観劇終了。余韻さめやらず、スタッフの方々とも少し話をさせて頂き、また城下町へと出ていく。
ABとの待ち合わせは先ほど下ろしてもらったあたり。今度は迷わずにたどり着けた。
聞くと、ふたりは結局すぐ近くの道の駅・西いなば気楽里という所でグダグダ、いや、まったりと時間をつぶしていたのだと。Bは誰もいない畳敷きのスペースに座って少ししたら、仰向けになってぐっすりと眠ってしまったらしい。ほんと誰もいなくて良かったです。
揃ったところで、また道の駅に戻り、中にある「鷲峰山」というレストランでお昼を食べることにした。
13:10頃 入口の名簿に名前を書いて待つ。前にまだ5組くらい待ち行列ができていたが、そのうちにようやく呼んでもらい、中に入る。
Aは日替わり和牛コロッケ定食、Bはハンバーグ定食。
ふたりとも洋食なのに刺身の小鉢がついていた。新鮮な海の幸。さすが海近い所だね。
meはうさぴょん定食。だったか。メインがサーモン、小エビ、イカの沖漬け、カニハサミの載ったご飯。飾りニンジンが不思議な形で、よく分からなかったが一番先に食べてしまった。イカ沖漬けが想像以上に美味。
サラダの脇に塩焼きのサバが一切れ載っていて、両者あまり関係ないのになぜ? と思いながらいただく。サバも美味しかった。三人で3500円。
お腹いっぱいになったし、宿のチェックインまで少し時間あるし、どこか見て来よう、と言う話になり、Bがアニメ好きなので鳥取コナン空港に行くことにした。
北に向かうと、まもなく踏切があった。山陰本線だって!
少し道に迷うが、なんとか海辺の国道9号線に出た。
14:30過ぎ 鳥取コナン空港着。ところが、駐車場が満杯で停める余地がない。空いたかと思うと別の車がすっ、と入ってしまう、ということを繰り返し、完全おのぼりさんのmeたちはぐるぐる周回するのみ。仕方なく、Aが車を移動させている間に、Bとふたりで空港内を見てくることになった。
あちこちに少年探偵の影が!
アニメ好きのBが喜んでいるかと様子をうかがうが、いや、なんでしょうかここは? みたいな顔してるのみ。特に買いたいものもなく、家で留守番しているむすめもそこまでコナンに傾倒しているわけでもないので、早々にAに「ひととおりみました」と連絡を入れて外で待つ。
間もなくやってきたAいわく「いやー、全然空かなかったわー」と。
気づいたらチェックイン可能時間をとうに過ぎているので、夕飯を買って向かおう、とすぐ近くのイオンモールに行くことにした。
15:20頃 イオンモール鳥取北。着いてびっくり。めちゃくちゃデカい。車を停めた所が悪くて、入ったらまず専門店の洗礼を受けた。いや、ビールはどこ? サラダは? きょろきょろしていたら、あちらから長ネギの入ったカゴを持った夫人が歩いてきたので、彼女が来た方向に進む。
ようやくスーパーを見つけて買物が済んだので、また長い道のり?を歩いて車まで戻る。そこからはもう、宿に向かう。
16:20頃 国民宿舎山紫苑着。チェックイン。外側からみると微妙に古めかしい、いかにも国民宿舎的な建物。ロビーに入って奥の中庭を見ると、そこそこ旅館的な佇まい。
新館4階の部屋に入る。和室だった。
同じフロアに浴場があるのでまず風呂に行く。
風呂は正面にガラスがはまっていて、真ん中が開閉できるガラス窓。少し開いていた。上下がぼやけたすりガラス、真ん中が、明るい時にはこちらから外の民家が丸見えだった。向こうからも見えるのでは? とビビりながら風呂に入る。
かけ流しで透明なさらっとした湯で、右側に三ヶ所、ジャグジーがついている。単純温泉(低張性 弱アルカリ性 高温泉)なんだって。
お風呂の外に無料のウォーターサーバー、有料の牛乳販売機、有料の足つぼマッサージ機、椅子型マッサージ機などある。
牛乳は、かの白バラ牛乳。普通とコーヒーとイチゴがあった。
部屋に帰って夕餉の支度をする。小さいが冷蔵庫もあったので氷を買えばよかったね、となった時、買った寿司に醤油が付いてないのに気づき、しかたなく近くのコンビニ(500m先)に行くことに。
車を貸して、とキーを受け取って下に行くと、途中にレンタサイクルがあるのに気づく。宿泊客は無料で借りられる、と!
日没まで、と書いてあったのでフロントに、「コンビニ行きたいんですが」と尋ねたら快く貸してくださった。
チャリでGO!
氷と醤油を買ってVポイントカードを出したら店員さんが困ったように「あの、うちポンタなんで…」と。そこで、入った店がファミマではなくローソンと気づく。うちの近所にはファミマが多いので勘違いしてました…ほんとすみません。
コンビニから宿に入る道の途中に大きな白い杭状の案内があって、『亀井茲矩の墓』と書いてある。気になってそちらに進んでみたが、田んぼばかりで特に何もみえない。やがてもうひとつ案内があったので見てみたら
『亀井茲矩の墓 0.8キロ』とあった。宿に帰れなくなると哀しいので元来た道を帰る。
買って来た氷と醤油とをふんだんに使い、豪勢なイオンモールの夕餉となる。
道の駅にもモニターがあったのだが、このテレビでも、近隣の主な道路のライブ映像が見られるのがびっくりだった。Bはなぜか、それがいたくお気に入りの様子でずっと見入っていた。
明日はAのたっての希望で、島根・出雲大社と松江城、行ければ境港の鬼太郎ロードへ。またまた全てが初の場所なので少し緊張もあったが、旅の疲れも出てぐっすりと眠る。
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