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1996年9月 北海道レンタカー珍道中 03

【まとめ】富良野から札幌への移動ついでに、実は自分が一番楽しみにしていた小樽へ。ここにはなんとサンクトペテルブルク美術館があると聞いていて。しかも現在、レーピン展をやっていると!
富良野から山を経て日本海側へ。ノギツネに遭ったり任務の地「カナディアンワールド」に寄ったり。

9月23日(月) 曇り

7:00 富良野のノースカントリーにて起床。SMちゃんは既に起きていてテレビを視ていた。
さすが「テレビが好き」と豪語していたSMちゃん。なんだか感動すら覚える。
朝ごはんはビュッフェ形式。
しかし、宿のこだわりらしく、オール(じゃが)いも料理。チーズ入り揚げ餅、ポテトオムレツ、イモの入ったお好み焼き風何か、べったら焼き風何か、カナッペ、ジャーマンポテト、などなど。
牛乳がやっぱり美味しい。パンは手作り風だった。そしてサラダはやっぱりカレードレッシング。
窓の外に、取り残されたスイカがゴロゴロ転がっていて、もはや秋の気配。
今にも降りそうな空の下、次なる目的地に出発する。

堂々とした道道!

近くの農園では、とうもろこし取り放題40円、とあってかなり後ろ髪をひかれる。

積まれた草、巻いた草、カゴ入り野菜(畑の中で)などを見る。

畑や牧草地で青いビニルシートをかぶった積草や
畑の中で大きなかごに入った野菜をみる

ファームとみたに寄る。

花畑の向こうに広大な耕作地がみえるのもまた素敵。

上富良野花の丘などを通り(9月に花畑はなかなか見られないらしく、残り香をかぐ感じ)、さんざん花を堪能してから野花地区に抜ける山道に入る。

ノギツネが出た! 

しかも、車を停めると寄ってくるのが妙にこわくて(野生なのに)、喜ぶMMちゃんたちに「早く行こうよー」となぜか焦って車を出す。

「え?なんもないの??」

任務遂行のため(?)カナディアンワールドに寄る。
入場料1000円。

ハマナスの花が咲いている。

ロブスターを縦割り半分で蒸して売っていたが、食べてみてなんとなく微妙な沼臭さを感じる。コイツ、ザリガニなんだな……と。
1ピース(多分縦半分)で1600円! 高価なザリガニという感じだった。

滝川ICから高速に入り、一路小樽へ。
高速にあるトンネルの上に小さな新しい住宅が見えて、広大な北海道でもこんな場所に住んでいる人もいるんだ……と妙な親近感を抱く。

あと、民家の煙突。バリエーションが豊富で良かった。

このでかいお家にも立派な煙突!

小樽に着。しかし今夜の宿は札幌なのでとりあえずできるだけ観光を、ということでまずは腹ごしらえに寿司屋。寿司屋通りというところがあって、そのうちの一軒に寄る。

多分、この華寿司に寄ったかと思ったら違った…
(2024年現在閉業)

あずましい、だかあずまし、という名の店があり、そこであずまし丼?あずましい丼というのをいただく。2500円。
あずましい、とは居心地がいい、みたいな意味らしい。

海鮮丼うまし!!

それから、私のワガママで寄ってもらったサンクトペテルブルク美術館のレーピン展。
多分図録も買った(今どこに入っているか不明)。

旧北海道拓殖銀行小樽支店の建物
(2024現在は似鳥美術館という
ステンドグラス専門の美術館になっているらしい)
「ちょーゴキゲーーン!」(MMちゃんのマネ)

北一ガラスにも寄る。土産をいくらか買う。
ガラス玉(トンボ玉)、おちょこ、一輪挿し、などなど。
キラキラしていてうっとりしてしまった。

オルゴールの館にも寄る(オルゴール堂)。

夕方近く、また高速を使って一路札幌へ。
市街地に入るので運転に気を遣う、と思ったが通りも広く、道が分かりやすいので街なかのホテルまで無事に行けた。
大通公園に近いシティーホテルだった(名前忘れた)。
夜は近くをうろついて、時計台など見る。その後手頃なラーメン屋を探し歩き、ようやく札幌味噌ラーメンを食べられるお店にて夕飯(これも名前忘れ)。本場だけにかなり美味しかったなー、という記憶が。

明日は元々予定になかったけどついでだから行きたいね、と一泊よけいにつけた函館に。夜景と朝市を楽しみに今宵は寝よう、と気づいたら寝てた。

本日の旅路ざっくり

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