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『囚われた国家』 CAPTIVE STATE
Light a match. Ignite a war.
マッチを擦り、戦争を起こせ。抵抗する限りチャンスはある──。
正体不明の地球外生命体が襲来し、世界各国の主要都市を制圧してから9年後の2027年。市民は首にデータチップを埋め込まれて日常を監視され、体制支持派の富裕層と、反体制派の貧困層に二分されていた──。
決して後味の悪い映画ではないので、最後までちゃんと観て欲しい。
この話をSFと片付けてしまうのは簡単だがSFにはいつもフィクションならではの強いメッセージがある。
国の首脳が傀儡となり、ディープ・ステイトに操られているのは正に現状ではないだろうか。だからこの映画のタイトルも「STATE」を敢えて使ったのではと思い巡らせてしまう。
コロナだから人に会えない、パンデミックだから仕方ない。本当にそうだろうか。誰が作った細菌だろう、変異種まで出てきてはワクチンもイタチごっこになる。
だからと言って暗い気持ちで家にいて何になるのだろうと思う。
日本人は「テイ」=体裁が好きだ。だから乗りやすい。勿論みんな真面目だから良かれと思ってやっている。マスクやアクリル板や早じまいや飲酒できないとか、殆ど意味ないことが解っていても人がいいからちゃんと付き合っている。
世界中で「テイ」が行われている。
コミュニケーション出来ないことが最も大きな被害であることも知っている。本当は会いたがっている。
「仕方ない」そうだろうか、「みんなやってるから」理由になっているのか。
抵抗する限りチャンスはある。
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