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遺言書を書かねばならぬ

『あれ?死ぬ予定あるんですかw』と聞かれたら「早急にはないけどねww(出来れば)」と答えるしかない蟹庭夫人です。こんにちは。
そもそも婦人を名乗りたかった筈なのに、早々に夫人に誤変換されている事に、今気が付きました。今。結婚はしているので良いけど、更に優雅さからは遠ざかってしまいましたね。婦人の方が貴婦人感があるのよ、なんとなく。

さて、いきなり不穏な事を書き始めましたが、私は今後遺言書を書くと決めている人間です。(単に子がいないだけだが。)
超今更ですが、遺言書は実は3種類あると10分ほど前に知りました。…嘘です。本当は1時間位前でした。でもどっちにしろ”今更?”感は変わらない。
自筆証書遺言・公正証書遺言の他に秘密証書遺言なるものが存在するらしいのです。
秘密証書遺言・・・厨二心を震わせる響きです(*'▽')
何が秘密なのかというと、遺言の中身との事です。あれ、遺言の中身って、開けるまで誰も解らないんじゃないの??
意味が不明でしたので(自慢じゃないが教養はない)、調べてみましたよ。

1.自筆証書遺言
これは、ドラマとかで良くあるアレですね。故人の部屋を片付けていると、整理箪笥の小さい引き出しとかから出てくる封筒の奴です。ドラマだとそのまま読んじゃうけど、開封したら駄目みたいですね。サスペンスだと存在を黙ってたり、書き換えられたりと陰謀の香りがする一番メジャーな遺言書です。そもそも様式をきちんと守ってないと無効となります。
私絶対何か書き忘れる奴じゃん!
でもお金は掛からないので、貧乏人に優しい遺言書です。
書き方は図書館で書き方の本を借りれば更にお金が掛かりません。

2.公正証書遺言
一番確実そうな遺言書。公正役場に行って公証人に書いてもらうものです。こう書くと楽そうなのだけど、財産目録は当然自分で作成することになるので…貯金は良いけどマンションの評価額とか計算間違えそう…。(いや、不動産なんて持ってないけど。親や旦那に何かあったら税金の申告で結局要る知識となるので勉強はしておいた方が良い。)あと公証人に遺言の内容とか知られてしまいます。猫に全てを譲るとか書いたら怒られる。
更に証人2人が必要になるのが痛い。身内NGなので…そんなん頼める友人おらん…( ;∀;)婚姻届ならその辺に居る人にも頼めるのに(窓口前で隣に座ってるご夫婦にお願いした。家に持ち帰ってまた役場行くの面倒だったんだもん。結婚すら面倒。それが私。揺るぎないなぁ(笑))
人に頼むので手数料がかかります。あと、証人は金で解決出来る。財産目録作成から人に頼むならもっとお金が掛かるよ。そもそも公正役場って何処??市役所庁舎に入って…なさそう。法務局とか税務署かなあ。
これは今から調べておいた方が良い奴ですね。

3.秘密証書遺言
結局何が秘密なのかというと、遺言の中身らしい。遺言を自分で書いて、封をして、公正役場で”遺言書いたよ!!”って言うみたい。(これも証人2人用意せねばならぬ。)遺言書を隠す(隠すな)のは自分なので、後々遺族が”遺言書いてたよ”って役場に言われて探さないといけない。隠し場所(だから隠すな)によっては単なる嫌がらせのようだわ。
登録手数料だけで済むのは魅力。証人用意できなきゃこれも金で解決する必要がある。まあ、遺言書いてたよって証言してもらうだけならまだ頼みやすいよね。
でもここまでして”ちゃんとした遺言状”が書けていなければ無効になるので、意味があまりなさそう。

まあ、結局私は公正証書遺言一択な訳ですが。自筆証書遺言と秘密証書遺言は家庭裁判所の検認が必要で…遺族全員揃わないと話が一切進まないのです。探すのが大変な遺族がいるから遺言書残すのに、検認あったら意味がない。
お金ないのに、お金掛かるなあ。貧乏人に優しいシステムを国は構築して欲しいわ。


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