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一番最初に載ってるのに、意味は2番目であること
アジアでもあり、アルゼンチンでも、アメリカでもある。またアフリカでもある。
私の事でもあり、遠くのものでもある。
ひとつだと口のきけないさまなのに、
ふたつ重ねると呼びかける声でもあり、
また応答の声でもある。

それは あ

広辞苑で一番最初に載ってるのは あ。
でも【亜】の意味は2番目。
【亜】は国名の略で、亜細亜(アジア)、亜爾然丁(アルゼンチン)、亜米利加(アメリカ)であり、【阿】は、阿弗利加(アフリカ)でもある。
【我】 は私の事で、【彼】は遠くのものを指していう。
唖然の【啞】は口のきけないさまなのに、ふたつ重ねた、感動詞としての【嗚呼】は、呼びかける声でも、応答の声でも使う。

「あ~」 は、赤ちゃんがはじめて使う言葉だと思うし、きっと人が死ぬ時は「ああ」だと思う。

あなた の あ、あたし の あ
明日の あ、新しいの あ、朝の あ
愛してるの あ


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