【日記】大型旋盤と呉グルメ
3月5日(日曜日)に呉市へ行きました。
目的は2つ
大和ミュージアムで公開が始まる大型旋盤を見に行く
「よい街くれバル」に参加する
まずは大和ミュージアムへ行き、大型旋盤を見に行きます。
大和ミュージアム(呉市海事歴史博物館)の新しい展示物となる大型旋盤「15299機」
ドイツのワグナー社から輸入したこの旋盤は、呉海軍工廠で戦艦「大和」の主砲を削り出す作業に使われた。
そんな古い機械ではあるが、つい近年まで兵庫県の船舶部品を製造する会社で使用されていた。
戦前は戦艦の主砲を作り、戦後は船舶の部品を作っていた歴史ある機械なのだ。それがクラウドファンティングで資金を集めた事もあり注目を集めた。
着いたのは午前11時ごろ、8時30分に除幕式があり時間が経っていたせいか見に来た人はまばらになって見易い。
ガラス張りの建屋は四方から大型旋盤を眺める事が出来る構造だ。
戦艦「大和」の46センチ主砲を作る工程をこなしたそのサイズがよく分かる。
しかし、よく晴れた日中のせいか光がよく反射する。
カメラで撮影すると反射して外の光景が映ってしまう。そこが難点だろうか。
大型旋盤を見てからは今年最初の「大和ミュージアム」の見学をした。
文学で戦艦「大和」や海軍について書いた作家の特別展示は面白かった。
大和ミュージアムのある呉市の南である宝町から、呉駅よりも北の中通りへ歩いて向かう。
この日は「よい街くれバル」と言うイベントがあるからだ。
呉市のれんが通りとその周辺にある飲食店をイベントのチケットで一品を楽しめると言うイベント
チケット1枚でドリンクとメニューの1セットを頂けるシステム
4500円のマップと5枚綴りのチケットの1セットを購入していざ行きます。
とはいえ、まず何処から行こうか迷う。
そうしてブラブラしている内にイベントに参加している居酒屋「豚一」さんに入ってみる。
「豚一」さんで頂いたのはビールとほろふき大根と里芋の串揚げ
小鉢の汁に浸しながら食べる煮込んだ大根は美味かったし、里芋を塩をまぶして食べる美味しさを知ったのは新たな発見でしたね。
野菜と言えど酒のツマミに良しと言うのが大きな発見だな。
店員さんや店長さんも丁寧な対応で短い時間でしたが気分よく楽しめました。
酒が入り、エンジンがかかった自分
今度は寿司にしようと今度は「鮨一」さんへ
客の入りは多く少し待ってから入れた。カウンター席の回らないお寿司屋さんである。初めての経験だ。
新潟の日本酒「〆張鶴」と二貫の寿司
寿司は牡蠣と穴子だ。
プリプリな牡蠣に、ホクホクに柔らかく素焼きにし、タレを塗った穴子
牡蠣も穴子もこんなに美味いのかと驚く。
これが回らないお寿司屋の味かと感動
3件目は「なにわ寿司」さん。画像は撮り忘れてしまった。
こちらは並んで待ってからの入店
「くれバル」で入店がひっきりなしなせいか、椅子を置かず立って頂くスタイル。逆に面白い。
ドリンクは呉の日本酒である千福、寿司はホタルイカの軍艦巻きと鯛の握りだ。
寿司職人のおじちゃんから「そのままで食べてね」と渡された二貫の握り
ホタルイカはイカの生臭さを感じない美味さ、タイの握りは鯛が肉厚で食い応えがある。
「そのままで」で醤油が無くても美味かった。
やはり回らないお寿司屋さんは凄いな。
4件目は焼き鳥にしようと「鳥長」さんへ
戸が奥にもう一つある作りの出入り口に高級感を感じて少し躊躇ったが、いざと奥の戸を開いて入店。
普通の居酒屋さんと変わらない雰囲気に安心する。
ビールと串焼きを頂く。
串焼きはうずらの卵・鳥のもも肉・鳥皮の三種だ。
雰囲気の良い店で頂く焼き鳥は美味かったです。
最後はどうしようかと歩き回るものの、目星をつけた店はどこも人が多い。
さて、どうしようかと迷いながら入ったのが「第一三鳥」さん
ここも店内は満員なものの、店員さんがカウンターの席を用意してくれました。
入店と同時に「くれバル」で来たと告げると渡されたメニュー
そのラインナップの多さに目移りする。
決めたのはビールとみそだきだ。
みそだきは鳥皮の味噌煮込みだ。ツマミでは好きなメニューです。
外からは分からなかった賑やかな雰囲気と、メニューの多さは「くれバル」だから分かる事ができましたね。
「よい街くれバル」
自分としては知らない店へ入るのが躊躇いがある性格なので、イベントを利用しての御試しができたので良い機会になりました。
おそらく、今回訪れた店はこの「くれバル」が無いと行かなかった店だったと思います。そういう意味では本当に良い機会でした。
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