シーズン終わりを見据える時期 vs浦和1-3●

感染症に関してはもう世間的にも留まることを知らない勢いなので仕方ないと言えばそうだが、よりによって中断期間明けのタイミングでそれが来る間の悪さ、選手に固まって出る間の悪さ。
ファン感との因果関係については全く証拠が揃っていないので良し悪しは断言できないが、少なくともリスクのあるタイミングであった事は間違いない。

我々は負けてマリノスは勝った


感染症だのJリーグの規約がどうだの、そんな話よりもまず第一に直視しないといけないのは23節の結果で勝ち点差がさらに3広がってしまったということ。
未消化2試合を勝利しても勝ち点差は5残る、残り試合数を考えればこちらがすべて勝つか相手の大失速のどちらかは必要になってしまう。暫定とはいえダブルを食らったセレッソに抜かされ広島にも上を行かれた。
ACL圏すら危うい状況になってしまったのは目を背けても意味のない確固たる事実。受け入れたいかどうかではなく受け入れる以外にない。


試合内容は今回は不問


今日の試合でマイナス評価を下すことは無意味なのでしない、プラス評価をするなら筆頭はソンリョン兄貴で確定。一人だけプロ意識の次元の差を見せつけてくれた。もっと点差が開いてしまうことも十分にあり得た試合を、3失点目するまでは勝ち点取れるんじゃないかという気持ちにさせてくださった。

次の試合は延期…?


この文章を書き始める少し前に新たな感染者の発表が流れてきた、これは場合によっては13人ルールに引っかかる可能性がある。
こういった不透明な日程では、現地参戦を考えている人達は相当な苦労があるだろう、チームもモチベーションの維持に困っているはずだ。
もはや一寸先は闇なので、次の試合の話は書かないで試合の直前でツイートにした方が賢いと思う。出場メンバーの感染発表すら当日だなんてことも今まで何度も見てきた。

優勝は…ムリダナ


このチームに今の逆境をひっくり返す力は残念ながら無い、なんならマリノスと立場が逆転したとして、マリノスでも無理だろう。
優勝を目指す姿勢は忘れちゃいけないが、そこに固執しすぎて変に力んだりすれば不要な怪我の元にもなるだろう。
今回の試合は介錯をしてもらったような感覚すらある。きっぱりと夢から目線をずらして、現実的に目指すべき場所にフォーカスする。
ある意味ではチャンスだ、降格もないタイトルもない(セレッソに負けると予想)なら、来年以降のことにリソースを割いて再びの3連覇への挑戦へ向けた準備期間に向ければいい。
そこまではっきりと姿勢を見せる覚悟と度胸があるとは思っていないので、悶々としながら見ることになりそうですが…

お気持ちよろしくです。