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山口県の狛犬 後姿 尾 下関市

山口県の参道狛犬発祥の地は周南です 大阪の狛犬が初めて登場しました 山口県内で作られた狛犬と言うくくりとなると たぶん山口市南部の市宝ではと思っています そして、その狛犬は下関と宇部の間くらい 吉田八幡宮参道脇の石灯篭の上に居られます この石燈籠に刻まれた年号が1762年 周南では1777年に在地狛犬が登場します 石灯篭の上なので狛犬と言えるのか? 要審議ではありますが、高いところから 睨みを利かせている業務は狛犬そのものなので 狛犬とカウントしてもよいと思います さて、1762年に初登場して、そこから広がるかと思えば 次、下関に狛犬が来られるのは1791年 (写真写りの問題で3番目の大歳神社1793年にしています) 山口の狛犬全体にも言える 1702年に周方神社に初めて参道狛犬が登場して 2番目は防府天満宮1759年と50年の差があります 下関でも時代の違いはありますが30年の差 この時差は何を物語っているのでしょうか? 周方神社と防府天満宮の差は、私の推測ですが 周方神社の狛犬は神殿狛犬として入ってきたが 何らかの事情で屋外に置かれるようになった 防府天満宮は参道狛犬として入ってこられた 狛犬先進地の大阪が神殿狛犬から参道狛犬へと形態が変化 その移行期間で50年の差が生まれたと考えています 下関も何らかの転換点で次が遅れたのかもしれません

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