八島

画像1 上関町室津の南に位置し、山口県の最南端の島となります。真ん中の括れたヒョウタンのような形をした八島、港の周辺に人家がたくさん見られますがそのほとんどが空き家となっているそうです。そして、港から南に行き集落のはずれには現在からは想像もできない数の墓標が立ち並び、今は人口二十余名の八島に、これだけの人々が暮らしていたのだと島の栄枯盛衰を痛感する景色となっています。集落から北に向かうと砂地のわずかな平地が広がり、太子堂とそれにつながる小さな八十八か所霊場が在ります。
画像2 そこから4キロほど山道を歩くと「古浦」と呼ばれる地区です。「古浦」は八島の北の端でその先端の与崎は、小さな山が約1kmにわたって海に突き出 た奇勝の地となっています。「古浦」から北を眺めると室津が近くに見えて、八島神社が「古浦」に在ることから、以前は今の集落ではなく「古浦」の方が先に拓けて後に今の八島集落に中心が移り「古浦」と言われるようになったのだと思われます。
画像3 以前は今の集落ではなく「古浦」の方が先に拓けていたので「古浦」と言われるようになったのだと思われます、「古浦」は開けた原野が広がってその中にポツンと鳥居が立っています、そこから延びる参道を進むと立派な石組の上に八島神社の社殿が建っています、こちらの狛犬は天保13年(1842)に奉納されています
画像4 「古浦」から室津方面を眺めていると沖に三角の岩が見えてその先端は白く、あたかも富士山のように見えます、しばらく見ていると海鳥がその岩に とまっています、なるほど・・白いのは鳥の糞!なので、富士に見える岩で運(糞)に恵まれる!!とは、縁起の良い岩ですね~
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