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山口県の狛犬

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本州の西の端「山口県」様々な表情を見せる狛犬さんをご紹介します。
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藤井克浩
藤井克浩

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山口県の狛犬　後姿　尾　下関市

山口県の狛犬　後姿　尾　下関市

山口県の参道狛犬発祥の地は周南です大阪の狛犬が初めて登場しました山口県内で作られた狛犬と言うくくりとなるとたぶん山口市南部の市宝ではと思っていますそして、その狛犬は下関と宇部の間くらい吉田八幡宮参道脇の石灯篭の上に居られますこの石燈籠に刻まれた年号が1762年周南では1777年に在地狛犬が登場します石灯篭の上なので狛犬と言えるのか?要審議ではありますが、高いところから睨みを利かせている業務は狛犬そ

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藤井克浩

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山口県の狛犬　尾　後姿　周南市

徳山(周南)の狛犬 様々な尾っぽの変遷を見てきました しかし、姿や尾っぽから出身地が推測できる中 徳山？大阪？その他？など断定出来ない 狛犬さんが居られます 二組のこちらの狛犬さん よく知る大阪の姿とは少し違う 既に徳山でも狛犬は作られていましたが 徳山の狛犬とも違います 何処から❓来られましたか❓ ご覧の皆さまからの情報を お待ちしております
藤井克浩

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山口県の狛犬　尾　後姿　周南市

徳山(周南)の狛犬、その尾っぽの変遷を見てきました 大坂狛犬の模倣から始まってた徳山の狛犬 その文化圏は西は市宝、東は柳井や尾道狛犬に 挟まれて徳山近郊の現在で言う周南市辺りに 限られていました 昭和に入り狛犬製作が各地で縮小してゆく中 徳山狛犬はその販路を県内外に広げてゆきます 蹲踞しかなかった姿に構えが初めて登場します
藤井克浩

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山口県の狛犬　尾　後姿　周南市

「五郎社」は周南市の川曲地区の名家 河野家が祀っている社です 河野家はその昔「伊予(愛媛)」から川曲地区に移り住み 後世には徳山市(現周南市)の役職を輩出しています 当地には同じく伊予の大山祇神社から勧請された 三島神社が在ります 「河内神社」の上台には「日露戦2月1日旅順陥落記念」と 彫られています、歴史でしか知らない日露戦争 遠い昔の出来事のように思っていましたが 残された文字は戦いを忘れてはならないと 語っています
藤井克浩

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山口県の狛犬　尾　後姿　周南市

第3波の到来と毎日のように見る感染症の棒グラフ 狛犬界にも三つの山がありました(山口の例です) 1820年代前後、江戸末期、1900年代 この三つの時期に狛犬寄進の山が現れます その背景には何があるのか? 1820年代、狛犬が庶民に認知されて寄進ブームとなった 江戸末期、動乱の世です、だからこそ平穏への願い 1900年代、ここにも戦争が影を落としているのかもしれません
    藤井克浩

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    山口県の狛犬　尾　後姿　周南市

    河内神社が周南市で最も多い社 その次に多いのが厳島神社です 多くが徳山湾周辺に集まります 厳島神社と言えば安芸は宮島ですが その造営の際の候補地として 徳山湾に浮かぶ黒髪島や大津島も 挙げられていたと言い伝えられています
    藤井克浩

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    四熊ケ岳は富田富士とも言われる三角錐の峰 周南市街地からも頂を見る事ができます その天を指す姿は瀬戸内海を航行する 船の目印となっていました その頂には神上神社の奥の院があります 神上神社には神武天皇が立ち寄られたとの 言い伝えがあり、その際にこの山に立たれて 眼下の地勢を確認していた時に四匹の熊が 現れてひれ伏したので「四つ熊の峯」と 名づけられたそうです その頂に居られる狛犬さんは熊に似てはいません 山口県西部、下関狛犬の流れをくむ 石工によって作られた姿だと思います
    藤井克浩

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    山口県の狛犬　尾　後姿　周南市

    #狛犬 #山口狛犬楽会 #山口県 #周南市 #尾っぽ #後姿 周南市を含む山口県東部でたぶん 一番多い社の名称は河内神社です それも山間部で特に多い名前です 山間部の開けた所を新たに開墾 入植した際に水の神を祭神として 多く祀ったのが河内神社だそうです 山口は広い平地は少なく田畑を求めて 山の奥へ奥へと先人が開拓した 名残が河内神社です 上段、3組は徳山の形をしていますが 下段、3組は山間部にこの時期にだけ 登場した立ち上る炎のような 独特な形をしています
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    山口県の狛犬　尾　後姿　周南市

    #狛犬 #山口狛犬楽会 #山口県 #周南市 #尾っぽ #後姿 厳島神社と金比羅宮(む"は誤植m(_ _)m)は 同じ年でご近所さんですが、微妙に違います 神上や大潮、白山穂川神社は原点回帰なのか 大阪の尾っぽを再び取り入れたようです 二俣神社の尾っぽはスパッと切り落としたお尻に 模様程度の尾っぽです、なぜ?
    藤井克浩

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    山口県の狛犬　尾　後姿　周南市

    #狛犬 #山口狛犬楽会 #尻尾 #後姿 #周南市 尾っぽが一山に変化した徳山の狛犬 付け根はキユッと締まって ぱっと広がり、左右に渦 真ん中が立ち上っています 櫛ケ浜神社と二所神社は 柳井の難波石工の狛犬です 徳山の狛犬を模して生まれたと思われます
    藤井克浩

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    山口県の狛犬　尾　後姿　周南市

    #狛犬 #山口狛犬楽会 #尻尾 #後姿 #周南市 1830年頃から徳山の狛犬の尾っぽが 三山から一山へと変化してゆきます (チロルチョコの変化のようですが・・) そのきっかけとは? 二所山田神社に居られる1828年の 大阪から来られた狛犬の姿 この頃の大坂狛犬の尾っぽの 影響を受けたのかもしれません
      藤井克浩

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      #狛犬 #山口狛犬楽会 #尻尾 #後姿 #周南市 徳山(現周南市)遠石八幡宮から始まった 徳山石工の生み出した尻尾は 毛利の三本の矢の教えを知ってか知らずか 尾っぽが上部では3本連なった姿 尾っぽの形は、ひねったり 扇のように広がったりと様々ですが 3本は共通となっています 河内宮だけ異なっていますが この尾っぽが今後広がって行きます