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26歳 5/18

4月で26歳になりました。
盛大に祝われることもなく、それでいいと思っているけど、たまにおめでとうと言ってもらえるととても嬉しかった。ありがとうございました。
そしてもう1ヶ月経つという時間の流れのキモさよ。

人の誕生日、気づいても「おめでとう」とメッセージを送るまでの関係性じゃないかな、、最近連絡取ってないし、、と気にしすぎてあえて送らない、ということがたまにあるんだけど、なんだって絶対に祝った方がいい。いらねー恥を捨てような!一つずつでも!

小さい頃に思い描いたような大人になっていない、というのは皆思うことだと思う。最近見たドラマでも川口春奈が同じことを言っていて、テレビに向かって「そうだな!」と少しはっきりめに喋った。
一人暮らしは自由だ。

私は幼稚園くらいから普通に振る舞っているだけで同い年よりも大人っぽいね、落ち着いているねと言われており、職場でも入社3年目とは思えない落ち着き方だね、と言われる。いいのか悪いのか。
ただ、早くも20代後半にさしかかった。
このまま大人「っぽい」だけでは、中身の伴わない激イタ人間に成長してしまう。

ここ数ヶ月を振り返ると、
私が最近一番笑ったのは友達とバレンタインに💩の絵文字の形のチョコレートを作ったときで、なんなら作っている最中に笑いすぎて、作り終わる頃には全員疲れ飽きて無言になっていた。
あまりにも思い描いた大人とかけ離れすぎだろう。

周囲の大人による「大人っぽいね」という声掛けを信じて、「私は大人っぽいのだ!」と生きていたらこの有様な訳です。他人は他人に興味がなく、基本はテキトーこかれてるということをもっと理解しておけばよかった。

離婚が成立して、心の隅っこに抱えていた真っ暗で重い塊がようやく消えてきたところで。
足を止めて、自分ってこれからどう生きていたいんだっけ?と考えるようになった。
すぐにでも結婚したいわけでも子供が欲しいわけでもない(そもそもパートナーもいない)、仕事もやりたいことをできてない、猛烈に熱をあげる趣味もない。
そうしたかったんだっけ?

大好きになって結婚した人と上手くいかなかったので、反省して恋愛は一旦距離を置く。
好きな人ができるとすぐ気が狂ってしまうので、
恋愛しない、くらいの心持ちで今は独身を楽しむ。
よし。大丈夫。

趣味は明確にないとはいえ、街を歩いて気になる店に入ってドラマや映画を見たり、美術館へ行って理解に苦しんだり、麻雀を覚えてみたり、お笑いを見たり、ひとりで穏やかに幸せに暇を楽しむ術はある。
新しい人との関わりに臆病になりがちなので、もう少し勇気をもって人と関わっていこう。
よし。大丈夫。

見直すべきは仕事だ。
周りの友人と仕事の話をしていても、自分のターンで言葉がうまく出てこない。
日々まあまあ残業が必要だが、重い仕事を任されているわけではない、楽しかったりやり甲斐があったりするわけでもない、希望しても異動できない。オープンなところに詳しく書けないけれども、ストレスに感じているのはざっくりこんなところで。

仕事を任されない自分の努力が足りないかも。
楽しさを見出せるようにもっと努力できるかも。
頑張っていたら、異動もいつかはできるかも。

こう思って、何も言わずにやってきたが
いや、もう十分努力してるしそろそろワガママ言っていいでしょう、と言ってくれた先輩がいて
単純脳のわたくしは、これから職場で暴れまわるアップを始めました。


「大人っぽさ」「落ち着き」の鎧は脱げない。おそらくこれは私の生まれもったアイデンティティだから。
でももっと要らない恥は捨てて、ダサいことを恐れずに、中身を成熟させられるようにあがいていこうと思う。
まずは大切な友達の誕生日にひとことメッセージを送るところから。

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