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【6/17対DeNA8回戦○】”ノーヒッター”今永昇太を攻略!大山悠輔2打席連発!湯浅・アルカンタラのリレーで逃げ切り成功!

こんにちは!かったーです!

阪神タイガース、4連勝です!

青柳晃洋選手と今永昇太選手の投げ合いということで「投手戦」が予想されていましたが、その予想に反する点の取り合いとなったこの試合。

大山悠輔選手2打席連続HRが飛び出すなど、取られた直後に取り返す効果的な攻撃で点数を重ねていきます。

そのリードを久々の登板となった湯浅京己選手・初クローザーのアルカンタラ選手がランナー出しながらも無失点で抑え、勝ち切ることができました。


これまでチームを助け続けてきた青柳選手を打線と中継ぎが助けた「チーム力」を感じる好ゲームになりました。

そんなリーグ戦再開後最初の試合を振り返っていきたいと思います。



スコア・責任投手・本塁打

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スタメン

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野手成績

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投手成績

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気になった選手

大山悠輔

大山悠輔選手に関しては、”交流戦2冠王”に輝いた調子の良さをリーグ戦再開後も維持できるかに注目していました。

この4日間の休みで冷えてしまう可能性も十分あるかなあと思っていましたが、そんな心配を貴重な2打席連続HRで振り払ってくれました。


1本目は3点リードの3回裏、2アウトランナーなしの場面で今永昇太選手のインハイのストレートを一振りで仕留め、弾丸ライナーでレフトスタンドまで持っていきます。

インハイのストレートを見事に肘をたたみながら、上手く回転して打った技術の高さが光るホームランだったと思います。


2本目は1点差に詰め寄られた直後の6回裏、先頭打者として迎えた初球の甘めのストレートを完璧に捉えレフトスタンドまで持っていきます。

DeNAバッテリーが少し不用意だったのは否めませんが、それでも1球で仕留める調子の良さが際立ったホームランだったと思います。
(このHRのフォロースルーが好みすぎます!!!!)


大山選手の好調さを紐解くキーワードが「動から動」です。

バットをゆらゆらさせる動作に合わせて、左足で小刻みにリズムを取る打撃フォームを新井良太打撃コーチとともに確立し、これが好調に繋がっているようです。

この打撃フォームに関して大山選手は

「これは人それぞれ感覚が違うと思いますけど、僕の場合は『静から動』よりも『動から動』の方が入りやすいんです。もちろん、かといって動きすぎたらおかしくなる部分もあるので、そこはしっかり自分で感覚をつかみながらになりますけど。今のところは『動から動』でいい感覚を持てるようになっています」

https://www.nikkansports.com/baseball/news/202206160000546.html

とコメントしています。

技術論に関しては全くと言って良いほど分からない素人ですが、良い感覚を持って打撃ができていると聞けただけで一安心です。

また6月に入ってから約3週間が経過した現在まで好調さを維持できているので、単なる”確変”ではなく、「ある程度技術を確立できたのかなあ」と素人ながらに感じています。

何にせよ打線の中心は大山選手で間違いないので、良い準備を重ねてチームを引っ張り続けて欲しいですね。


糸原健斗

1回表に死球とエラー絡みで無安打ながらに失点してしまい、非常に嫌な雰囲気が漂います。

さらに1回裏、島田海吏選手・中野拓夢選手に連打が飛び出すも近本光司選手・佐藤輝明選手ともにフライアウトで凡退し、走者を進めることができないまま2アウトとなってしまいます。

絶好調大山悠輔選手は半ば勝負を避けられ四球、2アウト満塁で糸原選手が打席に立ちます。

簡単に追い込まれてしまいますが、4球目のストレートを弾き返して逆転のタイムリーを放ってくれました。

仮にここで凡退してしまうと流れ上劣勢になることは確実で、前回登板ノーヒットノーランを達成している今永昇太選手を攻略できないまま終わっていたかもしれません。

そう考えるとこのタイムリーは2点以上の価値があるタイムリーだったと思います。


現在絶好調の大山選手はこの第1打席のように歩かされる場面が自ずと増えてくるはずです。

そうなった時に後ろの打者が仕事できるかはチームにとって非常に重要です。

今の糸原選手の「しぶとい打撃」であれば十分その役割を全うしてくれるでしょう。
(糸原 6月成績:打率.301 出塁率.318 長打率.326 OPS.644)

長打はなくとも「ことを起こせる」そのしぶとい打撃で、打線の潤滑油として仕事する姿を期待しています。


湯浅京己

6月6日に「リフレッシュ目的」で登録抹消されていた湯浅京己選手が再昇格後即登板することになりました。

2点差で迎えた8回表、4番手としてマウンドに上がります。

結果は「1回 19球 被安打1 奪三振3 与四球1 無失点」とピンチを招きましたが、3つの三振を奪いセットアッパーとしての役目を十分に果たしてくれました。

多少の緊張感はあったと思いますが、最速152キロのストレートとフォークを武器に抑え込みます。

フォークが浮いたところを捉えられますが、奪三振能力の高さを全面に出すことができていたので、次回以降も十分期待できそうです。


湯浅選手は登板後

「ブルペンから緊張していましたけど、マウンドではいつも通り攻めの投球を心掛けてマウンドに上がりました。真っすぐは自信ありますし、フォークも良い感じで投げられていたのでよかった」 

とコメントしています。

湯浅選手に代わって守護神岩崎優選手が「リフレッシュ目的」で抹消されたので、その穴を埋めていかなければなりません。

この試合を見る限り、”岩崎不在”を感じさせない層の厚さが見受けられたので阪神ファンとしては一安心です。



アルカンタラ

岩崎優選手の抹消に伴い”代役守護神”に任命されたのがアルカンタラ選手です。

いきなりクローザーとしての登板機会が訪れましたが、「1回 18球 被安打1 奪三振2 与四球0 無失点」で見事に来日初セーブを挙げることができました。

先頭打者をポテンヒットという嫌な形で出してしまいますが、落ち着いて投げることができていました。

ずば抜けた球種が有る訳ではないものの、この日はいつも以上にスライダーを有効的に使っていた印象です。

低めびたびたにストレート・スプリットを投げ込み、牧秀悟選手・宮﨑敏郎選手から連続で見逃し三振を奪うことができました。
(梅野隆太郎選手のフレーミングも素晴らしかったです。)


本来は先発投手として来日した選手ですが、チーム事情に沿って中継ぎとして腕を振り続けています。

自身の力でどんどん序列を上げていき、代役ではあるもののクローザーの位置にまで辿り着くことができました。

現在29歳とまだまだ若い選手なので、どんな形であれ阪神を長く支え続けてくれることを強く願っています。



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ありがとうございました。

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