【S17 最終149位/R2025】”ガチブリウーラ”で大暴れする構築
こんにちは!かったーです!
今回はランクバトルS17にて最終149位を達成した構築を紹介していきたいと思います。
自己ベスト更新に導いてくれた最高のポケモンたちなので、ぜひ読んでいってください!!
結果
使用構築
構築経緯
サイクルを回す「経験・知識・技術」が足りていないため、対面的な構築を作ることを決意。
(毎回のことです。)
↓
”高火力の押し付け”に注目し、これを体現できるポケモンを探していたところ「赫月ガチグマ」が適任だと判断。すぐに構築記事を読み漁る。
↓
『S16最終270位おおまつはぎさんの構築』を参考に「毒Tチョッキ赫月ガチグマ・頑丈パワフルハーブブリジュラス・襷水ウーラオス」を軸として採用。
↓
軸の3体では”崩し要素”が足りていないため「剣舞身代わり持ち炎オーガポン」を採用。
↓
”ディンカイサフゴ””天候系””イエカシラ”などを相手にした際、ここまでのポケモンたちではステロを撒かれるだけで一気にきつくなるため「撒かせないポケモン」と「撒かれても対面性能が落ちないポケモン」が必要と感じ、前者として「ジャポハバタクカミ」後者として「厚底ブーツカイリュー」を採用し、構築が完成した。
◎補足
・シーズン中盤までは水ウーラではなく襷イダイトウを採用していました。というのも襷水ウーラはゴツメ持ちで止まってしまう絵がどうしても浮かんでしまうのとイダイトウの高火力が好きすぎるからです。
ただイダイトウは終盤に勝ち切るには相当な練度が必要なポケモンだと僕自身が思っている(対策の薄い構築が少なくなるため)ことと、このポケモンがいるだけで「対面構築」であることが選出段階でばれてしまう(=ガチグマに欠伸がない、ブリジュラスが頑丈であることを悟られる)ことを懸念して、記事通り襷水ウーラを採用しました。
(大正解だったと思ってます)
・受けループや壁といった「いるっちゃいるけど…」構築への明確な対策枠は特に用意しませんでした。
実際にアローラキュウコンをかもるために毒T珠パオジアンを採用していた時期もありましたが、投げる機会が少なく全体で見た時に勝率アップに繋がっている気がしなかったため、解雇となっています。
単体解説
赫月ガチグマ
持ち物:とつげきチョッキ
テラス:毒
性格:ひかえめ
調整:207(148)-×-140-205(252+)-99(108)-72
(S16 270位 おおまつはぎさんの調整です)
技構成:ブラムン / だいちのちから / テラバ / 真空波
ほとんどの対戦(最終日は約7割)で初手投げし、テラス込みで1.5〜2.0体持っていくのがお仕事です。
無Tほどの火力はありませんが、毒タイプへの耐性変化や耐久に寄せた調整により行動回数が確保され、とても使いやすかったです。
”ブラムン+だいちorハイボ”を想定して立ち回る毒抜群勢(アシレーヌ,水ポンなど)に対して不意の高火力を押し付ける毒テラバも良い味を出してくれました。
またシーズン終盤に強者の方が「初手投げする毒T残飯ガチグマ」の構築記事を公開していたことも多少の追い風になったような気がしています。
瞑想痛み分けハバタクカミ(痛み分けがなければ最悪でも裏のアクジェ圏内には押し込める)やチョッキランドロスといった天敵もいますが、替えの効かない唯一無二のポケモンとしてこの構築を支えてくれました。
(ムーンフォースにCダウンの追加効果がなければもっと大暴れできたのに…)
ブリジュラス
持ち物:パワフルハーブ
テラス:ステラ
性格:おくびょう
調整:165-×-150-177(252)-86(4)-150(252+)
S:ウーラオス意識で最速
技構成:流星群 / ラスカ / エレクトロ / メテビ
2手目以降に投げてガチグマの狩り残しをビームの起点にし、後続に負荷をかけていくポケモンです。
裏から投げることで”持久力ブリジュラス”をお相手が意識せざるを得なくなるので、先制技や中途半端な火力で頑丈をつぶされることが少なかったり、物理ポケモンが積み技から入ってくれたりします。
(これがブリジュラスが噛み合いポケモンと言われる最大の要因だと思います。僕としてはプレイング等が上手い訳ではないのでこのような噛み合いを上手く味方につけて戦おうと考えていました。)
また大半のウーラオスの上を取れる点が非常に強力でした。
テラスは全体的な火力アップを意識しステラとしましたが、チョッキママンボウをワンパンできる電気T、ムンフォ等を無理やり耐える鋼T、地面技意識で飛行Tも面白そうなので、一考の余地ありといった感じです。
(実際は大半の対戦でガチグマにテラスを切るので、後述する水ウーラもですが理由さえあれば正直何でも良いと思います。)
レギュF全てのシーズンでブリジュラスにはお世話になりました。
今後もよろしく!!
水ウーラオス
持ち物:きあいのタスキ
テラス:地面
性格:いじっぱり
調整:198(180)-200(252+)-121(4)-×-81(4)-126(68)
HB:A204カイリューのスケショ×5+神速の瀕死率4.92%
A:特化
S:あまり
技構成:水流連打 / インファ / アイススピナー / アクジェ
襷を盾に様々なポケモンに打ち勝つことができるパワフルなポケモンです。
ブリジュラス同様、裏から出すことがほとんで「襷・高い攻撃力・先制技」を武器に相手と殴り合います。
うまぶって耐久振りとしましたが、ASの良さもあるためその人の考え方次第でどちらも正解になると思います。
ブリジュラスと違って相手が悠長な行動(持久力を意識した行動が結果的にそうなる)を取ってくることがないので、このポケモンの方が慎重に考えながら技選択をしないといけない印象です。
(テラスの残ったカイリューと対面した時が本当に嫌でした。)
テラスは神速を透かせるゴーストで採用していましたが、タケルライコにやられることが続いたので、思い切って地面に変更しました。
ライコの電気技を地面Tでカットして勝った試合が1試合だけあったので、個人的には満足しています。
(火力アップの水Tが一番無難だとは思います。)
カイリュー
持ち物:あつぞこブーツ
テラス:ノーマル
性格:いじっぱり
調整:195(228)-199(212+)-116(4)-×-121(4)-108(60)
(調整意図を忘れてしまいました。申し訳ございません。)
技構成:神速 / 地震 / 龍舞 / はねやすめ
補完枠①
軸がステロに弱いためステロに屈さない行動保証を持ったポケモンとして採用しました。
想定よりも投げにくい相手が多かった(アーマーガア,ヘイラッシャ,キョジオーンなど)ので実際に投げた試合は少なく、過去に使っていた訳でもないので「無難」以上の感想がありません(笑)
強いて言えば前期より増えた”天候系”に刺さるのが強かったです。
ただ”カイリュー”という圧力を相手にかけることができる(例:浮いているかつアンコールが考えられるので迂闊に地面技を押せない)ので構築の見た目を引き締まったものにしてくれたと思います。
ありがとう!カイリュー!
ハバタクカミ
持ち物:ジャポのみ
テラス:水
性格:おくびょう
調整:141(84)-×-105(236)-163(60)-156(4)-188(252+)
(どなたかの構築記事から拝借したジャポカミです。曖昧で申し訳ございません。)
技構成:ムーンフォース / マジフレ / 挑発 / 痛み分け
補完枠②
構築で言うと「ディンカイサフゴ」単体で言うと「コノヨザル・キラフロル」などを見かけた場合やガチグマを投げにくい場合(アーマーガア入りなど)の初手要員として採用しました。
主な役割としては「相手にステロを撒かせないこと」「襷持ちを綺麗に処理すること」「マジフレ・痛み分けを駆使して相手を荒らすこと」が挙げられます。
選出率はそれほど高くないですが、投げた際は良い仕事をしてくれました。
このポケモンを出発点に構築を考えるのも面白そうです。
炎オーガポン
持ち物:かまどのめん
テラス:炎
性格:いじっぱり
調整:169(108)-177(164+)-105(4)-×-117(4)-159(228)
HB:ママンボウのクイタンを身代わりが確定耐え
HD:ひかえめC4振りガチグマのブラムン+真空波を確定耐え
S:最速ランド抜き
技構成:ツタこん / ウッドホーン / 剣舞 / 身代わり
補完枠③
軸の3体で対処するのが難しい「ママン系」「ディンラッシャ」「ドヒドディンルー」などを崩す要員として採用しました。
終盤にかけてドオー入り・ラッシャ入りといった水ウーラを投げられない構築と当たることが増えたので、対面駒として投げることも多かったです。
じゃれつくや岩封が欲しい場面もありましたが、それ以上に剣舞身代わりの使いやすさが際立っていたので、この技構成で間違いないと思います。
特に身代わりがよく刺さったので、崩し要員で困ったら今後も頼ろうと思います。
(レギュG以降で刺さるかは分かりませんが。)
選出
① ガチグマ→ブリジュラス+水ウーラオス
基本選出です。
「ガチカイ炎ポンパオカミウーラ」のようなスタンパを中心にあらゆる構築に投げていきます。
困った時にもこの選出をしていたので、全体で言うと7割ぐらいはこれでした。
初手のガチグマで荒らした後、どちらから入るべきか慎重に考え、再び荒らしていくイメージです。
先制技の有無により、水ウーラをラストに回した方が強いと考えて戦っていました。
(あくまでも柔軟に対応することが最優先です。特に2番手カミが多かったので、実際は2番手水ウーラもよくやっていました。)
② ガチグマ→ブリジュラス+炎ポンorカイリュー
ドオー入り、ラッシャ入りのような水ウーラが投げにくい場合の選出です。
ステロが撒かれそうな場合はカイリューを検討しますが、ラッシャがそもそも無理だったり、アーマーガアが同居していたりと投げにくい要素が沢山合ったので、ほとんど炎ポンを投げていました。
③ ハバタクカミ→ブリジュラス+水ウーラオス
vsディンカイサフゴのようなハバタクカミの単体解説で書いた場面で投げる選出です。
アタッカーディンルーとまあまあ当たったので、あまり勝てなかった印象です。
④ 炎ポン+ブリジュラス+柔軟に選択
vsママン系、vsドヒド絡みなどの崩し要素が必須な並びに投げる選出です。
「身代わり→剣舞→大暴れ」が大きな勝ち筋なので、出落ちを防ぐため炎ポンは裏から投げていた印象です。
(大体行動保証があるブリジュラスに初手を託していました。)
最後に
初めて最終日に3桁前半で戦うことができたので、これまでにない緊張感がありましたが、振り返ってみると最高の時間だったと思います。
(いろんな方の結果ポストを眺めていると有名強者の方ともマッチングしていたようで、今さら緊張しています。)
まだまだ足元にも及びませんが、上位勢の空気感をほんの少しだけ味わうことができた気がしてとても嬉しかったです。
あの緊張感を今後も味わえるように、またもっともっと強くなれるように頑張っていきたいと思います。
レギュレーションFでは右肩上がりに成績を出すことができました。
(2129位→967位→329位→149位)
さらに「2ヶ月連続R2000・2ヶ月連続自己ベスト更新」と最高の形で締めくくることもできました。
結果的に大きく成長できたレギュレーションになったので、僕にとってはレギュFが最高のレギュレーションです!
レギュレーションGでも「僕にとっての最高のレギュレーション」を塗り替えられますように…!
ありがとうございました!!
◎過去の構築記事
◎SNS
X:https://twitter.com/kattar_poke
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?