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【石川VSブライトVS鵜飼】中日のロマン溢れる3人をまとめてみた!

こんにちは!かったーです!

阪神ファンではあるものの、今年のキャンプに関しては積極的に他球団の情報も追っています。

その中でも特に注目しているのが”実績はまだないがロマン溢れる選手”です。

正直具体的な定義はないものの私個人の感覚として「ロマンあるなあ〜」と感じた選手を追っています。

その中でも中日ドラゴンズには多くのロマン溢れる選手がいると思っています。

そこで今回は中日ドラゴンズが誇るロマン溢れる右のパワーヒッター3人をまとめていきたいと思います。

ドラゴンズファンだけでなくプロ野球ファン全体で有名な選手たちなので、まとめるまでもないかもしれませんが、この記事を通して一緒にワクワクしましょう!


石川昂弥

プロフィール

石川昂弥(いしかわ たかや)
ポジション:内野手
投打:右投右打
身長:186cm
体重:104kg
生年月日:2001年6月22日
ドラフト:2019年ドラフト1位
経歴:東邦高

3球団競合の末、ドラフト1位で中日に入団した期待の長距離砲です。

1年目にプロ初安打を放ったものの、怪我で満足のいくシーズンを送れたことがないまま3年目を迎えています。

チーム内での期待値もかなり高いようで、立浪監督や中村紀打撃コーチなどがマンツーマンで指導している姿も度々見られます。

キャンプ初日から柵越えを連発し、中村打撃コーチは「秋季キャンプでやっていた事を継続してやっているのが伝わってきた。実戦に向けて仕上げていけたらと思う」と評価するコメントを初日の時点で残しています。


紅白戦でタイムリーを放っていたり、本塁打を放つなど一定のアピールはできているものの、首脳陣からは辛口の評価を受けています。

13日の紅白戦後立浪監督は「今のタイミングだと、たまたま合ったのかな、ととらえています。後の打席では見送りの三振とか、真っすぐを狙って仕留められないと」とコメントしています。

中村打撃コーチは三振した打席に対して「1打席目と同じ形でいけば良かったのですが、同じ形ではありませんでした」とコメントしています

立浪監督のコメントからはタイミングの取り方に課題が残っていることがうかがえ、中村コーチのコメントからはバッティングの形を一定にできていないことがうかがえます。

かなり期待されている様子がファンやメディアの情報から伝わってきますが、まだまだ高卒3年目の選手なので、過度な期待は禁物なのかもしれません。

いきなりレギュラーを奪うことができればそれに越したことはありませんが、現実的には怪我なく1年過ごして、1軍で活躍するきっかけを掴む年を目指してもらいたいですね。


ブライト健太

プロフィール

ブライト健太(ぶらいと けんた)
ポジション:外野手
投打:右投右打
身長:184cm
体重:88kg
生年月日:1999年5月7日
ドラフト:2021年ドラフト1位
経歴:葛飾野高→上武大

中日最大の課題である攻撃力を補うためにドラフト1位で指名された走攻守揃った右打の外野手です。

上武大学時代は3年秋までは控えの選手でしたが、4年生になって外野のレギュラーを獲得すると4年春のリーグ戦で打率.383 3本塁打 12打点を記録しMVPを受賞します。

さらには6月の全日本大学野球選手権大会では2本塁打を放ち、チームのベスト4に貢献しました。

まだまだ荒削りなところもありますが、高い身体能力を活かした打撃と守備が魅力的な選手でこれまでの中日にはあまりいなかったタイプの選手のように感じます。

キャンプ序盤の練習後立浪監督はブライト選手に対して「左肩が落ちてバットが下から出る。そこだけは直さないと。本能的に打つタイプで、あまりいじってもいけないが、クリアにしたいことはある」とコメントしており、ブライト選手の修正すべきポイントを指摘しています。

話を聞いてみたいと言っていたビシエド選手からはグリップテープをもらうなど、ブライト選手にとっては非常に嬉しい1日になったことでしょう。

初実戦となった7日のシート打撃ではマルチ安打にセンターでの好守と躍動する姿が見られました。

シート打撃後のブライト選手は「今取り組んでいるタイミングの取り方などをつめていけば、大丈夫かなと思えた。自分自身、楽しみ」とコメントした一方で「プロはレベルが高いし球の伸びや良いところにきたときのコントロールがすごい。真っすぐと分かっていればもっと打たないと」と反省するコメントも残しています。

この日のシート打撃では投手陣が使えるのは直球のみだったので、打者有利なのは間違いない状況ではありましたが、結果を残せたのは自信になったはずです。

初の対外試合となった16日の日本ハム戦では7回の守備から出場し、8回の打席では日本ハム4番手の柿木蓮選手と対戦。

結果は空振り三振に打ち取られ、対外試合デビュー戦でのアピールとはいきませんでした。

ブライト選手は「緊張して力んだ。次につながる打席になりました」と振り返っており立浪監督は「打てる、打てないより、しっかり振れるのが大事。どんどん経験して欲しい」とコメントしています。


ここまでのブライト選手を振り返ってみると「いきなり即戦力として1軍で大活躍!」とはならなさそうな印象ですが、高い身体能力を随所に見せつけています。

プロ野球という環境に慣れることができれば大化けしそうな雰囲気が漂っているので、今後も注目していきたいと思います。


鵜飼航丞

プロフィール

鵜飼航丞(うかい こうすけ)
ポジション:外野手
投打:右投右打
身長:182cm
体重:100kg
生年月日:1999年5月30日
ドラフト:2021年ドラフト2位
経歴:中京大中京高→駒澤大

2021年ドラフト2位で中日に入団。

高校通算56本塁打の長打力を武器に駒澤大学入学後も2年秋からは4番を務めます。

4年秋のリーグ戦では打率.294 5本塁打 9打点という成績を残しており、ドラフト会議当日から4試合連続で本塁打を放つなど、怪物っぷりを見せつけました。


鵜飼選手のフリー打撃の映像を見たのですが、荒々しい打撃フォームから豪快なスイングでとんでもない打球を放っていて、一瞬で虜になってしまいました。

引っ張りだけでなく右中間にも柵越えを放っており、プロの中でも上位に食い込みそうなパワーを持っていることがうかがえます。


実戦でも鵜飼選手はアピールを続けています。

紅白戦では2試合連続で安打を放っていますが鵜飼選手は「1本打てて良かったですが、ミスショットも多いので」と反省点をコメントしています。


16日におこなわれた日本ハムとの練習試合では特大の本塁打を含む2安打2打点と猛アピールをすることができました。

日本ハムの2番手生田目翼選手の初球を捉えてレフトスタンド後方のフェンス上段に直撃させました。

この本塁打に関して鵜飼選手は「完璧だった。勝てたのが一番うれしい。貢献できて良かった」と喜びのコメントを残しており、立浪監督は「びっくりした。外国人が打ったようなすごい本塁打。すばらしい当たり。実戦でホームランが出ると自信にもなる」と驚いた様子が伝わってきます。

あの豪快な打撃フォームから豪快な打球を見せられると他球団ファンでも注目せざるを得ないでしょう。


評論家の和田一浩さんはこの本塁打だけでなく1打席目の安打に目を見張るものがあったと解説しています。

初回2死、カウント1ー1からやや内角高めの真っすぐを詰まりながらレフト前へはじき返した。打者には「詰まりたくない」という本能がある。だから差し込まれ気味のタイミングになると、どうしてもバットのヘッドを返して合わせにいこうとする。しかし鵜飼のスイングは「詰まり」を恐れず、普段のスイング軌道のまま、打ちにいけていた。
和田一浩】中日2位鵜飼航丞は「天性の長距離砲」の素質あり「詰まり」恐れないスイング軌道

詰まることを恐れずにスイングができていることを評価しているようです。

この辺りからも”天性のパワーヒッター”であることが伝わってきますね。


ここまでの鵜飼選手は持ち前の長打力を練習や実戦でアピールすることに成功しており、中日ファンの希望的存在となっています。

他球団ファンではありますが鵜飼選手のパワーの虜になってしまっています。今後のアピールにも期待したいです。

また、いつかぶち当たってしまうであろうプロの壁をどのように乗り越えていくのかにも注目していきたいと思っています。



まとめ

ここまで石川昂弥選手・ブライト健太選手・鵜飼航丞選手のキャンプでのアピールをまとめてきました。

同じ右打者でパワーが魅力ということで比べられ続けるとは思いますが、お互いに切磋琢磨して中日を背負う選手に育ってもらいたいですね。

またこの3人以外にも若くて有望な選手が中日にはたくさんいてるので、立浪監督のもと攻撃力課題をどのように克服していくのかにも注目です。



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