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【阪神タイガース】3連敗した開幕カードのポジ要素を考える

こんにちは!かったーです!

阪神タイガースが開幕カード3連敗を喫しました…。

開幕戦の悪夢のような負け方に始まり、23回連続無得点とヤクルト投手陣に抑え込まれるなど、開幕戦の5回以降全く良いところがありませんでした。

阪神ファンとしては正直振り返りたくない3試合ですが、残りの140試合を応援していくためにもしっかりと振り返りたいと思います。

試合の中で気になった選手などはこちらの記事でまとめています↓


今回は開幕カードの3試合の中で見つかったポジ要素をまとめていきたいと思います。

一見良いところがない辛いだけの試合のようにも感じますが、今後に繋がるポジ要素もいくつか存在します。

そんなポジ要素をまとめていくので、阪神ファンの皆さんの楽しみになれば幸いです。


①藤浪・小川・桐敷の好投

1つ目は開幕カードで先発した3人がある程度抑えてくれたことです。

青柳晃洋選手・ガンケル選手が出遅れた影響もあり、昨年3勝の藤浪晋太郎選手・プロ初先発の小川一平選手桐敷拓馬選手の3人を開幕カードで起用する異常事態となりました。

12球団でナンバーワンと言っても過言ではない阪神先発陣とはいえ、ここまで離脱が重なると苦戦するかもしれないなあと思っていました。

その不安とは裏腹にそれぞれが試合を壊すことなく好投を見せてくれました。

開幕戦の藤浪選手は初回にバタバタする場面もありましたが、大量援護にも守られて7回3失点と開幕投手としては十分な結果を残してくれました。

それだけに勝ち星が消えてしまったのが非常に残念です。
(2年連続開幕戦の勝ち星を消されたあたり神様は残酷だなあと感じています。)


2戦目の小川選手・3戦目の桐敷選手は両者ともに5回までは持ち味を発揮した素晴らしい投球を見せ、試合を作ってくれました。

ただ経験の浅さとスタミナ不足からか6回・3巡目に捕まってしまいましたが、初先発としては十分な内容と言えるでしょう。


近いうちにガンケル選手・青柳晃洋選手が帰ってくるはずなので、小川選手・桐敷選手あたりは中継ぎに回るかもしれません。

ですがこの開幕カードの登板で小川選手と桐敷選手が先発としても十分に行けることが分かったので、ますます先発の層が厚くなったと言えるでしょう。

長いシーズンを見据えると大きなポジ要素ではないでしょうか。

また藤浪選手が勝つとチーム全体が明るくなるので、一早く勝ちをつけて暗くなってしまっているチームに勢いをもたらして欲しいですね。


②中継ぎ右腕の躍動

2つ目は中継ぎ右腕が実力を発揮してくれたことです。

開幕戦で中継ぎの齋藤友貴哉選手・岩崎優選手・ケラー選手が打ち込まれたので、中継ぎに不安を感じた阪神ファンの方も多くいたと思います。

それは私も同じなのですが、2戦目・3戦目に登板した中継ぎ右腕の選手たちがそれぞれに実力を発揮してくれたので、ここはポジ要素にあげても良いのではないでしょうか。

2戦目に登板した小野泰己選手・湯浅京己選手、3戦目に登板した齋藤友貴哉選手・石井大智選手・浜地真澄選手は1回を三者凡退に抑えています。

その抑え方も150キロ以上の力強いストレートで押し込んでいたので、実力的には勝ちパターンでもいけそうだなあと感じました。

ただビハインド時の登板だったので、接戦時のようなプレッシャーのかかる場面でこのような投球ができるかは現状不透明ではあります。

そのような場面をできるだけ早い段階で経験して、強固な中継ぎ陣を形成していってもらいたいなあと思っています。


③ロハス・小幡の繋ぎ

3つ目は開幕戦の9回裏に見られたロハス選手と小幡竜平選手の繋ぎです。

9回表に最大7点あった点差をひっくり返され、9回裏の攻撃もマルテ選手・佐藤輝明選手があっさりと凡退し完全に敗戦ムードが漂っていました。

そんな中打席に立ったロハス選手がマクガフ選手を相手に10球粘って四球を選び、続く小幡選手が2球目のストレートを綺麗なセンター前ヒットとしチャンスを演出します。

結果的に得点できず、そのまま敗れてしまいましたが、雰囲気が悪い中代打や途中出場の選手が粘りを見せてくれたことは大きな収穫です。


現状この2人はレフト・二遊間の控え1番手的な存在だと思うので、開幕スタメンの糸井嘉男選手・糸原健斗選手・中野拓夢選手の3人を脅かすアピールをし続けなければなりません。

良いアピールになったと同時にチームとしても無抵抗のまま終わらなかったのは評価できる点でしょう。


④スタメン野手の安打

4つ目は開幕3連戦でレギュラー陣にヒットが出たことです。

2戦目でスタメンマスクを被った坂本誠志郎選手を除いて、スタメンで出場した野手全員にヒットが出た状態で次のカードを迎えることができます。

正直開幕戦の5回以降得点が入っていない状況なので、ヒットが出たからなんだという感じではあります。

ですが全員にあたりが出ているので、流れが変わる何かが生まれれば一気に打線が生き返る可能性を秘めてるんじゃないかなあとポジティブに考えています。

状態が良さそうな選手・状態が悪そうな選手それぞれいますが、ひとまずヒットは出ているので、落ち着いて試合に臨んでもらいたいですね。


⑤大山悠輔の全力疾走

5つ目は3戦目に見られた大山悠輔選手の全力疾走です。

3戦目9回2アウトの場面でバッターは大山選手。打球はマウンド付近に高く上がった内野フライで試合終了かと思われましたが、ファーストの荒木貴裕選手が落球し、大山選手は2塁に進塁することができました。

この場面4点差の9回2アウトなので、全力疾走を怠っても仕方のない場面ではあります。

そんな中大山選手が全力疾走をしていたからこそ、2塁に進塁できました。


これまでも大山選手はどんな打球でも全力疾走を徹底しており、矢野監督からもその姿勢を度々評価されています。

いろいろと批判されがちな選手ですがこういうところを徹底できるのは大山選手の強みで、この姿をきっかけにチーム状態が上向きになって欲しいなあと思いポジ要素に挙げました。


最後に

正直ポジ要素を絞り出した感じは否めません。

ですが、全く良いところのない最悪の開幕カードだったように感じる試合にもポジ要素が隠されているあたり、まだまだ今年の阪神を見捨てるわけにはいきません。

残りの140試合が終わった時に頂点にいてることを信じて応援していきましょう!


皆さんが感じる贔屓球団のポジ要素をコメント欄に残していただけると非常に嬉しいです!



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ありがとうございました。

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