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【4/1対巨人1回戦●】藤浪4回6失点 試合作れず…。大山意地のツーランHR!

こんにちは!かったーです!

阪神タイガース、開幕7連敗です。

阪神ファンにとって苦しい日々が続いていますが、この試合ではこれまでよりも前向きになれる要素が沢山あったように感じます。

連敗が止まることを信じて試合を振り返り続けるつもりです

個人的に気になった選手・気になったポイントをまとめていくので、楽しんで行ってください。


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野手成績

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投手成績

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気になった選手

藤浪晋太郎

菅野智之選手との”師弟対決”となったこの試合。阪神の先発は藤浪晋太郎選手でした。

前回登板の開幕戦は7回3失点と勝ち星は付かなかったものの、試合を作ることはできていました。

ですがこの試合は4回 88球 被安打7 奪三振2 与四球4 失点6とかなり打ち込まれ、敗戦投手になってしまいます。


立ち上がりから巨人打線が藤浪選手のストレートを狙っていたようで、初回にいきなり坂本勇人選手・ポランコ選手にストレートをスタンドまで運ばれてしまいます。

藤浪選手のストレートも球速こそ出ていたものの、シュート回転が目立っていたので、ストレート狙いの巨人打線であれば攻略も容易かったはずです。

その後も味方のエラーや四球も絡み4回まで毎回得点を取られ結果6失点となってしまいました。

開幕6連敗中のチームにとってはあまりにも重すぎましたね…。


藤浪選手は

「何とかチームに流れをという思いでマウンドに上がりましたが、相手打線のいいようにやられてしまい悔しい投球になりました」

とコメントしており、自分のペースに持ち込むまでもなく相手打線にやられてしまったことを反省しています。


日曜日にはガンケル選手が先発予定で青柳晃洋選手も2軍でブルペン入りを果たしています。

さらにチェン選手・ウィルカーソン選手も2軍で登板し始めています。

12球団屈指の先発陣を誇る阪神でローテを張り続けるためには、同じ失敗を繰り返してはいけないと思うので、次回登板が非常に大切になるでしょう。

注目しています。


桐敷拓馬

ガンケル選手の合流に伴って中継ぎに配置転換された桐敷拓馬選手が7回裏に4番手としてマウンドに上がりました。

中継ぎとしての初登板は先頭の丸佳浩選手にヒットを許しますが、続く松原聖弥選手を併殺打に打ち取り、結果的に3人で抑えてくれました。

四球で崩れる心配がなく左打者のインコースに投げ込む度胸も持ち合わせているようなので、中継ぎとしてもある程度の活躍が見込めそうです。

桐敷選手は

「初めての中継ぎ登板が伝統の一戦で緊張した。粘り強く投げるという意識の中で無失点に抑えることができてよかった」

と初の中継ぎ登板を振り返っています。

後述しますが桐敷選手の合流もあり中継ぎ陣は”クローザー問題”を除いて整備されてきた印象です。

ただ場合によっては今シーズン中にもう一度先発登板もあると思うので、桐敷選手にはマルチな活躍を期待したいですね。


大山悠輔

この日の阪神は4回までに6点を失い、開幕6連敗中ということもあってかなり重苦しい雰囲気が漂っていました。

ですが阪神打線はコツコツと点数を返していき終わってみれば1点差まで詰め寄ることができました。

”糸糸コンビ”で1点を奪い、”キナチカ”の連動・途中出場小幡竜平選手の最低限で点差を詰めていき、最後の1本は開幕から全試合で安打を放っている大山悠輔選手の今シーズン第1号ツーランでした。

巨人の新人クローザー大勢選手のフォークを上手く泳ぎながらレフトスタンドに持っていきます。

追いつくことはできませんでしたが、明日に繋がる価値ある本塁打だったと思います。


試合後大山選手は

「諦める理由がないですし、誰も諦めて野球をしているわけではない。追いつかなかったですけど、あそこで自分自身に1本出たのはすごく大きいですし。あのまま終わるのと1点差で終わるのは絶対に違うと思うので」

「あの1本がチームの流れを変える。チームを勇気づけるというか、そういう1本になってくれたらいいなと思いますし。チーム的には苦しい状況ですけど、前を向くしかないですし、下を向いてもしょうがないので」

とコメントしています。

このコメントを聞いて多くの阪神ファンが感動したはずです。

2年連続20本塁打以上の実績を持ちながら、オープン戦での不振もあり開幕7番スタートとなった今シーズン。

多くは語りませんが少なからず悔しい気持ちを持っているはずです。

そんな中結果を出して打順を上げ、チームをプレイや姿勢で鼓舞し続ける姿は本当に尊敬できます。

なんとか大山選手が報われるためにも、チームを嫌な流れから解放するためにも、阪神の1勝目が早く来ることを願っています。


気になったポイント

中野・マルテの途中交代

この試合4回裏の守備から中野拓夢選手が、5回裏の守備からマルテ選手が途中交代しています。

矢野監督は中野選手に関してはいわゆる”懲罰交代”であること・マルテ選手に関しては脚の張りを訴えたことを明かしました。

マルテ選手の負傷も心配ですが、中野選手の状態もかなり心配です。

この日の中野選手を整理してみると、初回に空振り三振、3回裏の守備では先頭吉川尚輝選手の打球をファンブル、その直後の4回表の打席では見逃し三振と良いところが全くありませんでした。

さらに前のカードに遡るとタイムリーエラーや犠打ミスなど精彩を欠くプレイが多く見受けられました。

下肢のコンディション不良から滑り込みで開幕に間に合った影響も少なからずあるでしょうし、何よりチームの嫌な流れに飲み込まれてしまっているように感じます。

若さゆえにムードに流されやすいのかなあというのが中野選手に対する感想です。


矢野監督は中野選手に関して

「気持ちを感じない、『気』が出ている感じがしない。球際に最近、ちょっと弱いというか…竜平(小幡)も聖也(木浪)も必死。こういうことをやっていかないとアイツの成長もないしね」

とコメントしています。

この日途中出場した木浪聖也選手・小幡竜平選手が得点に絡み、阪神の追い上げムードを演出したのは間違いありません。

この途中交代に中野選手が奮起して本来の姿を取り戻してもらいたいですね。


中継ぎの踏ん張り ”代役守護神”湯浅に楽な展開で繋ぎたい

連日先発陣が踏ん張りきれない展開が続いていますが、その後に登板した中継ぎ陣は良い投球を見せています。

この日も藤浪晋太郎選手降板後、石井大智選手・浜地真澄選手・桐敷拓馬選手・小野泰己選手がランナーを出しながらも無失点リレーを続け、1点差に迫る流れを演出します。

開幕戦の齋藤友貴哉選手やケラー選手の影響でかなりバタバタした中継ぎ陣ですが、アルカンタラ選手・桐敷選手が合流し、期待の右投手たちも結果を出しつつあるので、徐々に整備されてきた印象です。


ただ唯一不透明なのがケラー選手に代わってクローザーを任された湯浅京己選手です。

湯浅選手自身は3月29日の広島戦でサヨナラ打を浴びましたが、オープン戦・3月26日のヤクルト戦ではストレートとフォークのコンビネーションで抑え込むことができているので全く問題ないように感じます。

ですが矢野監督から代役クローザーに任命されてから登板機会が巡っておらず、このまま行くと僅差で連敗ストップを託される可能性も十分に考えられます。

経験のないセーブシチュエーションにチームの初勝利のプレッシャーまで乗っかってしまうと本来の投球ができなくなってもおかしくありません。

そうならないように出来ればセーブシチュエーションにならない展開で初勝利を達成してから湯浅選手の登板機会が巡って欲しいなあと感じています。

このためには打線が打ちまくって勝つしかないので、巨人の若い先発投手を攻略してこれまでの鬱憤を晴らす大量得点で勝ってもらいたいですね。


藤川球児さん以来の日本人クローザーが誕生すれば、長くクローザー問題を考える必要がなくなるので、湯浅選手に期待です。



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