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【8/9対DeNA17回戦●】先制点を奪うも今永昇太の前に4安打止まり…。今季9度目のサヨナラ負け…。継投の難しさを再確認…。

こんにちは!かったーです!

試合前某ウイルスの影響で新たに熊谷敬宥選手・中野拓夢選手・糸井嘉男選手が抹消され、山本泰寛選手・江越大賀選手・原口文仁選手が昇格してきました。

2軍の状況を考えるとこれ以上離脱者が増えた場合『活動停止』の可能性も視野に入ってくるような状況です。


この厳しい状況の中、代役としてスタメン起用された陽川尚将選手・木浪聖也選手の活躍で2点を先制することはできましたが「攻撃力が課題のチームで主力複数人が離脱していること」を考えると勝つのであればこの2点で逃げ切るしかなかった試合だったと思います。

最終的には”継投の難しさ”に悩まされた印象で、9回裏に加治屋蓮選手四球・暴投絡みで失点し、今季9度目のサヨナラ負けを喫してしまいました。

継投策を振り返ってみて感じたことを中心にまとめていきたいと思います。


スコア・責任投手・本塁打

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スタメン

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打者成績

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投手成績

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気になった選手

木浪聖也

チームにとっては”大ピンチ”ですが、木浪聖也選手にとっては”大チャンス”でしょう。


正遊撃手中野拓夢選手が離脱したため「8番遊撃手」でスタメン起用されたのが木浪聖也選手です。

開幕前中野選手が”下肢のコンディション不良”で出遅れていたので、小幡竜平選手らと開幕スタメンを争う立場でした。

ですが目立ったアピールができずに、滑り込みで間に合った中野選手が開幕スタメンを勝ち取り、現在まで攻守に一定の活躍を見せています。

中野拓夢 個人成績(8/9終了時点)
打率.272(430-117) 4本塁打 20打点
66三振 10四球 18犠打 17盗塁
出塁率.290 長打率.349 OPS.638

レギュラーを奪っていく立場からすると付け入る隙がないのが正直なところで、木浪選手もセカンド・サードなどポジションを広げて、1軍への生き残りを目指していました。


そんな中巡ってきたこのチャンスに木浪選手が即結果で応えます。

陽川尚将選手のタイムリーで先制した直後2アウト2塁で迎えた第1打席、5球目の外の変化球に食らいつきセンター前へのタイムリーヒットとします。

”上手く拾った”という表現がぴたりと合う見事なバットコントロールでした。

2打席目にはインローのストレートを引っ張り込んでライト前ヒットを放っており、チーム全体で打ちあぐねた今永昇太選手相手に「3打数2安打1打点」と結果を残すことができました。

またショートの守備でも好プレイを見せており、左投手から結果を残したことを踏まえると次戦以降も外す理由が見つからないぐらいアピールできた1日になったと思います。

木浪選手は

「チャンスだったので、この試合にすごいかけていたというのもありますし、昨日から今永さんをイメージしていたので、その通りできたと思います」

とコメントしており「かけていた」という言葉通り食らいついていく姿勢が良い結果に繋がったんだと思います。

仮にもルーキイヤーから2年間、正遊撃手として試合に出場していた選手なのでチームの窮地を救う活躍を今後も見せて欲しいですね。
(打席数が違うので一概に比べられませんが、OPSで見ると中野選手の1,2年目よりも木浪選手の1,2年目の方が好成績が残っています。中野選手は脚力・守備範囲で木浪選手と差別化できる選手ですが、木浪選手が出塁率・長打率で中野選手と差別化できるようになれば、レギュラー再奪取の可能性もなくはないでしょう)

木浪聖也 年度別成績
2019年
打率.262(363-95) 4本塁打 32打点
77三振 18四球 6犠打 2盗塁
出塁率.302 長打率.355 OPS.657

2020年
打率.249(297-74) 3本塁打 25打点
54三振 24四球 8犠打 2盗塁
出塁率.307 長打率.354 OPS.660

2021年
打率.227(119-27) 1本塁打 15打点
20三振 7四球 2犠打 0盗塁
出塁率.269 長打率.319 OPS.589

2022年(8/9終了時点)
打率.318(22-7) 1本塁打 2打点
3三振 0四球 0犠打 0盗塁
出塁率.318 長打率.500 OPS.818

中野選手が帰ってきた時に、どちらを起用するか矢野監督が迷う状態を目指して木浪選手には頑張ってもらいましょう!



気になったこと

継投策を振り返ろう

阪神先発は”エース”青柳晃洋選手でしたが、序盤から制球に苦しみボール先行になる場面、四球を与える場面がいつもより多かったです。

それでも味方のミスが絡んだ4回裏・6回裏の2失点でまとめ上げたのは流石の一言ですね。

球数がかなり嵩んでいた(6回116球)ので、ここで浜地真澄選手に交代したことは特に難しくはなかったと思います。

もちろん「週頭・エース」ということを考えるともっと長いイニング行って欲しかったのが首脳陣の本音だとは思いますけどね。


「7回浜地・8回湯浅」と勝ちパターンで繋いで行き、9回裏のマウンドには加治屋蓮選手が上がります。

ここの継投が非常に難しかったなあと素人ながらに感じたところです。

岩崎優選手がベンチ外だったので、クローザーとして待機していたはずのケラー選手チームが勝ち越すか12回裏までは置いておかないといけません。

となると送り出せる投手は序列的に加治屋選手か岩貞選手あたりで、左が多いDeNA打線を考えると岩貞選手の方が適任なようにも感じますが、DeNAベンチに宮崎敏郎選手・大田泰示選手が控えていたので、そことの勝負になった時に分が良い加治屋蓮選手を選択したということでしょう。

結果的に四球と暴投でピンチを広げ、大田選手を打ち取れなかった加治屋選手が誤算ということになりますが、「他投手だったら〜」のような批判は結果論になっちゃうので、何も言えないです。

岩崎選手の存在感の大きさを感じると同時に、継投の難しさを再確認した試合でしたね。

相手が一枚上手だったと割り切って次戦以降やり返してもらいたいですね。



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ありがとうございました。

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