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同一カード3連勝の破壊力

こんにちは!ポリゴン2です!

今回はリーグ優勝する上で、鍵を握っているであろう“同一カード3連勝“について書いていきたいと思います。



●同一カード3連勝・3連敗がもたらすもの

2勝1敗・1勝2敗だと貯金の上下が1つで済みますが、3勝0敗・0勝3敗だと貯金の上下が3つになってしまいます。

一度3連敗してしまうと、その後に3連勝しても元に戻るだけになってしまいます。

チームの調子が悪くても1勝2敗で耐えられるかどうかが優勝するポイントの1つなのでしょう。


●2021年シーズンの同一カード3連勝・3連敗

2021年シーズンに各球団が何回“同一カード3連勝・3連敗“をしたのかを集計してみました。
(注:数え間違えている可能性があるので、参考程度でお願いします。)

各リーグのAクラス6球団のうち4球団が同一カード3連勝の方が多くなっていて、Bクラス6球団のうち5球団が同一カード3連敗の方が多くなっています。

当然と言えば当然なのですが、同一カード3連勝が多ければ多いほど上位に行きやすいというのが分かりますね。

それぞれのリーグで、1位のヤクルトとオリックスが1番多く同一カード3連勝をしています。

それと同時に、1位のヤクルトとオリックスが各リーグで1番同一カード3連敗をしていません。(オリックスは1度もしていない。)

これが両チームの勢いに繋がったのだと予想されます。


●各リーグの1位と6位の比較

同一カード3連勝の破壊力を確認するために、各リーグの1位と6位を比較してみます。

セ・リーグ1位のヤクルトは同一カード3連勝の方が5回多くなっているので、これだけで15個の貯金を作っています。

セ・リーグ6位の横浜は同一カード3連敗の方が3回多くなっているので、これだけで9個の借金を作っています。

パ・リーグ1位のオリックスは同一カード3連勝の方が5回多くなっているので、これだけで15個の貯金を作っています。

パ・リーグ6位の西武は同一カード3連敗の方が2回多くなっているので、これだけで6個の借金を作っています。

このように比較してみると同一カード3連勝の破壊力が伝わります。

9個も借金を背負ってしまうと返し切ることに時間がかかり、優勝戦線から離れることが確実になってしまいます。


●最後に

ここまで同一カード3連勝について書いてきました。

ものすごく当たり前のことばかりになってしまいましたね(笑)

3連勝することよりも3連敗しないことを最優先に各球団の首脳陣は考えているのだと思います。

ありがとうございました。

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