見出し画像

「ものづくり3.2」 について

こんにちは。「勝山工ふ房(カツヤマコフボウ)」です。

「勝山工ふ房」とは、=「ものづくり」をブランドとして確立し、生産販売展開していくための仕組みを提供していく福井県勝山市で誕生したプラットフォームです。今日は、わたしたちが定義する「ものづくり3.2」について書きたいと思います。

わたしたちが「勝山工ふ房」を通じておこなっていきたいものづくりは、「ものづくり3.2」です。

(ご存知の方も多いかもしれませんが)マーケティング分野でも、マーケティング1.0、2.0、3.0という概念表現があります。わたしたちは、ものづくりにおいてもこうした概念の変化変遷があり、以下のように定義できると考えています。

  • ものづくり1.0 → 製品中心主義のものづくり

  • ものづくり2.0 → 顧客中心主義のものづくり

  • ものづくり3.0 → 価値共創型のものづくり

ものづくりの考え方の変遷

ものづくり3.2の定義


ものづくりにおいても概念の変化変遷がある中で、いまわたしたちが進めようとしているものづくりは、「ものづくり3.2」です。


「ものづくり3.2 」
クリエイティブ思考(0.1) の ものづくりプラットフォーム(0.1)


ものづくり3.2

ものづくり3.2
なぜ、“3.0"じゃなくて なぜ“3.2" なの?

これは、
価値共創型のものづくりである「ものづくり3.0」に、「クリエイティブ思考(0.1)」「プラットフォームを用意する(0.1)」を付加した概念として考えているからです。

価値共創型でものづくりを進める中に、枠組みに捉われず、自由にアイデアを発想する“クリエイティブ思考”を必ず付加する(←ここで、+0.1)

さらに、自分たちだけでそれを行うのではなく、
地域でものづくりに携わる生産者や職人がどんどん魅力的なプロダクトを生み出せるようなプラットフォームを用意する(←さらにここで、+0.1)

これで、「ものづくり3.2 」と定義しています。

1.プラットフォーム型プロセス
2.従来のOEM型プロセス
3.従来のファクトリーブランド型プロセス

そしてこれは、わたしたち勝山工ふ房の強い心がけでもあります。
単なる「ものづくり」のバージョンアップだけではなくて、日々の積み重ねを通じて関わる人すべて、ステークホルダー全体のバージョンアップを目指していく宣言としたいと思います。
バージョンアップ後、1歩踏み出すのではなく、2歩目以降も見据える意味で「.2」を付与していく…

地元の持つ高い技術力を魅力的な商品に繋げるノウハウ、県内外の事業者やクリエイター達と連携する機会、さらには販路の提供まで、総合的なサポートで勝山市のものづくりを強化していく。
そして、メイドイン勝山の魅力的なプロダクトが、消費者に直接届く状態をつくっていきます。

「ものづくり3.2」、この概念を掲げて、わたしたちの活動は進行中です。

今後の活動やプロダクトについて、時期が来たら順次発表してまいります。
どうかお楽しみに!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?