見出し画像

「佐々木朗希投手,完全試合目前の降板,是か非か!?」新科目公共から学ぶ探究のトビラ(25)

 人間社会では,必ず意見や考え方が対立します。解のない問題や課題が現代社会では増え続け,これからはコミュニケーションを通じた共に納得できる解を見いだす姿勢や態度がますます求められます。中高社会科教員経験のある大学教員です。生徒や学生たちとの授業実践,互いの根拠や意味を問い合う対話による探究活動を紹介します。諸学校での授業活用はもちろん,理解しやすい身近な題材にしていますから,友人同士や家族団らんで語り合ってみてはいかがでしょうか。
キャッチアイ映像は、佐々木朗希投手完全試合達成特設サイト(千葉ロッテマリーンズ様)より

史上最年少完全試合達成,佐々木朗希投手

 2022年4月10日,ZOZOマリンスタジアム。佐々木朗希投手(千葉ロッテマリーンズ)が,対オリックス・バッファローズで完全試合を達成しました。史上16人目で,1994年以来の28年ぶり,パ・リーグにおいては,44年ぶりの快挙でした。(野球での完全試合は,相手チームの打者を一度も出塁させずに勝利すること)

2試合連続の大記録達成⁉

 17日のZOZOマリンスポーツでも,佐々木投手の快投が続いた。8回まで一人の走者を許さず,2試合連続の完全試合達成が目前となると,スタジアムには異様なざわめきに包まれた。

井口監督の決断

 8回裏,ロッテの攻撃が終わると,井口監督は交代を決断。監督は,「いろいろなことを加味しながら,今日は100球弱だと思っていた。例え,ロッテがリードしていても,代えていました。」とコメント

どう見るべきか?

 世界で誰もなしえていない偉業を,残念ながら見ることはできませんでしたが,球団として球界の宝を守るという育成方針が貫かれたのでしょう。佐々木朗希選手ならば,いつかその偉業を見せてくれそうですね。

探究とは…
①自分で課題を見いだす
 ②解のない問いと向き合う
③人としての在り方生き方を追究する
④他者と共に望ましい社会形成に参画する

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?