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難聴の原因が希少疾患とわかって人工内耳になるまでの体験まとめ(11)

シリーズ途絶える

「補聴器をつくるの巻」シリーズは前回記事に載せた14で途絶えた。非常勤講師の仕事が週に9コマと増え、非常勤研究員の仕事もあって寝ずに準備しないと間に合わない自転車操業になったからである。2010年のパーソナル10大ニュースに

5.難聴の研究を始めることにした。難聴にまつわるいろいろな誤解があることを身を持って知った。知識をひろめて常識にさせるような研究をしたいと思う。

2010年のパーソナル10大ニュース

と書いている。この年の心理系学会の記録で「明日も難聴研究の★先生とお会いすることになっているので楽しみにしている。」とあってそれが影響したのだと思う。

2011年に入り、補聴器の記述はいっさいなくなった。非常勤で勤めていたある大学のスクーリング授業で補聴器を両耳にしたり片耳でつけてみたりいろいろがんばったものの、今ひとつ声の聴き取りはかんばしくなく、何もつけない方が一番マシ、と外したのをおぼえている。
 この頃は「私に名言」という自分の名前をいれると有名な名言に名前を組み込んでオリジナル名言を作ってくれるゲームにはまり、「本日の『私に名言』」と題してこの投稿ばかりになっていった。東日本大震災が起こる前日まで続く。いくつかあげてみる。

本日の「私に名言」

2011年02月13日00:15
かつやが余るほど持っていれば、それは他の人が足らなくなっていることを意味する。
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さっきうちに帰ってきて、就活の不採用通知2つも同時に受け取ったんで、
「足りてないのはこっちだよ」と思った。いろんな意味で。明日は慰め系をぜひお願いいたします。

2011年02月19日08:07
かつやが偉大なことを成し遂げるには、行動するだけでなく、夢見ること。計画するだけでなく、信じること。
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フランスの作家のことばだそうです。
就活の不採用通知も※0枚をこえて来年度も就職浪人で、定職にはなかなか縁がないのたが。
上記みたいな内容のことを不採用の報告をするたびにいってくれるボスがいて、仕事や公募の情報を教えてくれる先生や先輩がいて、人との縁には恵まれているのだった。
そのうちなんとかなる。気がする。

2011年02月26日23:42
打ち倒すかつやは強いが、起き上がるかつやはもっと強い。
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挫折経験が非常に多いわたくしにぴったりな名言ですね(笑
きょうは研究のことがすこしできた。
あしたの予定は英会話だけなので、たまっていることをすこしでも片付ける。
山盛りになってるのをはしからちょっとずつくずすように。

2011年03月01日20:16
世の中は、かつやの理解する以上に栄光に満ちている。
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さっき後輩から就職決まったとメールもらった。
よろこばしいことだが、またさきを越されてしまった。
まわりは栄光ばかり。

難聴関係の研究を本格的に始める

閑話休題、自分自身の体験を日記に細かく書く代わりに難聴に関する研究を始めるようになった。2011年03月08日の日記から。
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あと、司会者・話題提供者として関わる方のワークショップも採択通知が届いたと連絡があった。こちらは難聴がらみです。企画者ではないのでくわしくは後日ですが、難聴関係の調査を話題提供します。そのほか、啓蒙的な性格のワークショップということで、わたし自身が難聴であることをいかにごまかしてきたか、向き合わないできたか、あらいざらい白状するつもりです。
それで定職につけるチャンスをさらに失う不安を若干感じてもいるわけですが、それはそれでやむなし。事実なんだからしかたない。
(後略)
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そうこうしているうちにあの東日本大震災が起きてしまうのだった。

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