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難聴の原因が希少疾患とわかって人工内耳になるまでの体験まとめ(16)

ポスドク中からの就活6年を経て、やっと常勤職に着くことができた。

就職しました

昨年度で某大学某学部研究員を退任し,今年度より某大学某部の
助教(任期付)としてつとめることになりました。
昨日辞令交付式と教職員研修などを終えたところです。
某大学に在籍中は大変お世話になりまして誠にありがとうございました。
就活を6年してようやく常勤職につけましたので,精一杯つとめてまいります。

某大学大学院に受かった後に就職の話がきまったので,入学辞退するか迷いましたが,
せっかく受かったので両立させていこうと思います。

挨拶状はまたあらためてお送りしますが,まずは取り急ぎご挨拶まで。
今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
2012年04月04日00:34

新しい環境に移った慌ただしさもあって、自分自身の聞こえの問題を内省したり、耳鼻咽喉科にかかったりすることもなくなっていった。自称軽度難聴のまま、かわりに研究テーマとして取り組む時間が増えていった。

研究成果報告会

研究助成金の研究成果報告会にて
難聴者のストレスの調査報告をして​まいりました。
(当時日記を書いていたSNS)でも協力者を募集させていただいたものです。

当初の予定よりもデータ数が少々下回っているので、しばらく追加での調査を行う予定です。
あとから得られ​るデータも含めた最新的な結果は後ほどウェブなどでご報告します​。
協力者のみなさまには個別に報告書をお送りします。
ありがとうございました。
2012年07月21日16:16

研究成果報告会(うらばなし)

助成金の研究成果報告会に参加して研究報告をしてまいりました。
難聴者のストレスの研究です。
うらばなしも書いてみます。

・研究成果報告会は。研究内容によって2会場にわかれて、学会の口頭発表形式でおこなわれました。午前と午後と5名ずつくらい。
・大学院で教わっている先生ともばったりお会いした。先生も自分と同じ報告者でいらしていた。去年の助成金贈呈式のときは、まだ院の受験を考える前だったので、ぜんぜん先生のことはわからなかったのだった。
・お昼は、ビル内の会議室にケータリングサービスがきていて立食形式でした。このところ粗食なので、ここぞとばかりもりもり食べていた。まだお腹が空いていないありさま。
・助成の審査にあたった先生が発表会の座長をつとめられた。フロアからはそんなにたくさん質問がでなくって、質疑時間では座長の先生が中心に質問・コメントをされていた。
・発表10分、質疑5分で、発表時間厳守だったのだが。自分がいた会場では発表時間を守っている人はほとんどいなかった。タイムスケジュールがきまっているのに10分過ぎちゃってもぜんぜん平気な人もいたり。10分で報告するにはどう考えてもスライドの情報が多すぎるだろうという発表の方もいた。
・そういう自分はどうかといえば、30秒くらい過ぎてしまった。含める内容を相当削りまくって、行きの電車でぶつぶつ10分以内で喋る練習をしていたのだけど、アドリブで具体例などの說明をいれてしまったのがまずかった。反省している。
・座長の先生からは「すっきりした内容」って開口一番コメントされたりした(中身が薄いともいえるかw)
・発表会はマイクなしだった。座長の先生にはあらかじめ耳悪いことを伝えておいた。発表中にも自分の体験をまじえたりしたので、フロアからの質問はまったくないだろうと思ったんだが、二人から質問をいただいた。なんとか聞き取れて良かった。これからの研究にむけて考えるべき内容だったので発表会後にお礼を言いました。座長の先生からは有川浩さんという作家の方が難聴についての作品を出していることを教えていただいた。
・閉会式はなくて、発表会終了後解散になった。みんな即撤収。自分もまっすぐ帰った。放送大学院の単位取得試験の勉強をしなくってはいけない。
・予定していた数よりもデータ数が下回っているので、もう少し追加でデータ収集をしてから論文にしようと思う。
2012年07月21日17:58



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