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落語

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#落語教室

落語稽古日誌(19):「初天神」の稽古開始

落語稽古日誌(19):「初天神」の稽古開始

今日から落語教室の後期稽古がはじまりました。稽古する新ネタは「初天神」。
「牛ほめ」→「金明竹」→「道具屋」→「かぼちゃ屋(まだ稽古中)」ときて5つめです。
前期が6月まで、後期が7月から、だとなぜか勘違いしてしまい、稽古場にいくまですでに発表会済みの前のネタ「道具屋」をずっと頭の中でさらっていた。発表が終わったら「卒業」というシステムなのを理解していなかった・・・。

やむなくこれまでみた動画の

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落語稽古日誌(18):1年経った

落語稽古日誌(18):1年経った

落語の稽古をはじめて一年たった。こんなに続くと思わなかった。最初の落語体験教室で「牛ほめ」覚えて終わりかなと思っていたのに。習い事最短記録(ピアノ、10ヶ月)を越えたので、次は小学校のときにやっていたモダンバレエの継続期間3年をめざします。
くわえて、ふだんの業界外のお知り合いがとても増えました。社交的でない自分には信じがたいことである。これからもよろしくお願いします。
きょうはこれから落語教室で

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落語稽古日誌(17):発表会で「道具屋」披露

落語稽古日誌(17):発表会で「道具屋」披露

1月から稽古に行っている都内某所の落語教室発表会でした。ネタは「道具屋」。
会場がプロも公演を行う立派な高座で,出囃子も三味線の生演奏というありさま。尋常でない緊張が襲いましたが,なんとか噺そのものの方は大きなミスなく終えました。

が…着物の着かたがゆるく,座布団に座わった時点ですでにはだけていた。なんとか直したいなーとずっと思いながら登場人物の与太郎の着物がはだけてることにして噺の中で直してみ

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落語稽古日誌(16):「道具屋」の稽古も大詰め

落語稽古日誌(16):「道具屋」の稽古も大詰め

都内の落語教室で「道具屋」の稽古5回目。発表会直前なのでみなさんけっこう仕上げてきてらっしゃいました。

自分もこの形でやろう、というのがほぼ固まったので胸をなで下ろしたのであった。前回師匠から「顔が怖い」といわれたのだが、それも多少は低減したみたい。緊張がすごくなると顔がこわばってひきつってしまう。
あとは今日指摘された所作を直しつつ、発表会当日まで鏡の前で練習あるのみであります。
とちって笑わ

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落語稽古日誌(15):「道具屋」の稽古開始

落語稽古日誌(15):「道具屋」の稽古開始

来月から稽古する都内の落語教室での高座名も決まり、「道具屋」を稽古することになった。

ほんとうは初日が1月19日だったのだが、絶対に日にちを変えられない仕事がぶつかってしまい、初回の稽古は振替で別のクラスの師匠に振り替えてもらって予定よりも早い12日に教わることになってしまった。しょっぱなからつまづいているか、半年かけてじっくり「道具屋」を自分のものにしたい。

はじめての稽古では、自分の順番を

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落語稽古日誌(12):落語発表会で「金明竹」を演る

落語稽古日誌(12):落語発表会で「金明竹」を演る

落語教室の発表会がおわりました。

噺は「金明竹」。後半の聞きどころである符丁たっぷりの口上でかみましたが、自爆せずになんとか最後までおわりました。発表会後に講評と修了証をいただく。初級編の稽古4回中のうち3回みていただいた師匠の講評には「上達した」とのコメントが。うれしくもあり、これで終わったなというさみしげな気落ちにもなる。

師匠方,同じ受講者のみなさまにはたいへんお世話になりました。ありが

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落語稽古日誌(11):落語は笑いだけではない

落語稽古日誌(11):落語は笑いだけではない

2013年内最後の稽古。「金明竹」の3回め。きょうはとても体格と声が大きいとある師匠に稽古をつけていただきました。今日も目線や上下、声の出し方、緩急、体の動かし方など細かく指導をいただいた。
話は頭に入っているものの、そのままやると時間が足らないので、15分という尺の中でいかに自分らしく噺を組み立てて演るかだと思う。それにしてもほかの生徒のみなさん、難しい噺にチャレンジされているなとびっくりである

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落語稽古日誌(10):「金明竹」稽古2回目

落語稽古日誌(10):「金明竹」稽古2回目

落語教室での「金明竹」稽古2回め。
今日は符丁の多い口上を述べる後半部分を中心に話した。所作、上下をつけるときの工夫、手の使い方、緩急の付け方など、細かいアドバイスをたくさんいただきました。
落語教室では複数名の師匠がローテーションで代わる代わる教えてくださる。今日の師匠はご自身で演ってみせてくださるので、そうやって演るのかとよくわかりすごく勉強になった。師匠の演技を見ておおって声が上がったり、わ

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落語稽古日誌(9):「金明竹」の稽古開始

落語稽古日誌(9):「金明竹」の稽古開始

きょうから落語教室での中級クラスがはじまりました。
稽古するねたは「金明竹」。きょうは10分までの部分練習だったので、関西弁の使いの者が符丁たっぷりの口上を述べるところまで話しました。
せりふがまったく出なくなることはなかったものの、上下が入れ替わってしまったりなどちょいちょいミスがあった。
次回は上下を気を付けて、与太郎をもう少し頭の足りない感じにしたいと思う。歯科矯正の器具が丸見えなくらい大き

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落語稽古日誌(8):中級クラスへ

落語稽古日誌(8):中級クラスへ

初落語会で高座に上がって楽しくなってしまい、落語教室の中級クラスに申し込んで次は「金明竹」を稽古しよう、などとあらすじなどを調べ始めたのだが。

応募多数だと抽選になるので、もしはずれたらよそで稽古しようと思う。
できたらちゃんと真打ちの噺家の方が稽古つけてくださるところはないだろうか。・・・とあちこちで書いてたら、他の落語教室を教えていただいたので調べてみることにした。

そうこうしているうちに

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落語稽古日誌(7):高座名を考える

落語稽古日誌(7):高座名を考える

来年から通うほうの別の落語教室での高座名を考えている。
これまで使っていた「カツや」をそのまま使うつもりでいたが、主催の方によると高座名にカタカナは使わないので他の表記を考えるようにとのこと。
「かつや」の「や」だけ漢字に変える方向で高座名を考えることになった。「かつ谷」だとなんかそのまんまなので少し別なのにしたい。漢字によっては芸者さんか小料理屋みたいな高座名になりそうである。

椰子の実の「椰

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落語稽古日誌(6):落語関係書籍を購入

落語稽古日誌(6):落語関係書籍を購入

発表会で人生初高座をどうにか無事に終えたものの、勉強不足を感じていくつか書籍を購入した。

こちらは新品がなくて中古の方で入手。扇子や手ぬぐいの使い方、上下の切り方、小噺、古典落語4つ、浴衣の着方までのっている。落語の稽古を1席やったら、原稿でも論文でもなんでもいいから400文字書くことにした。落語も仕事もどっちもはかどるか?

次に身につけたい噺をさぐるために買ってしまいました。知っている噺もち

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落語稽古日誌(3):課外授業

落語稽古日誌(3):課外授業

落語教室4回目は、課外学習会?ということで新宿末廣亭をみんなで見に行く予定である。
扇子や手拭いなどの落語グッズとともに入場券もうけ取った。本来ならば一度入れば夜までずっと演芸を楽しめるというすばらしいものなのであるが…。

運悪く大学院の試験がぶつかっており、せいぜい1時間くらいしか末廣亭にいられないのだった。
・・・ということで、今マクドで試験の勉強中。

番組表によれば、夜の部には春風亭昇太

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落語稽古日誌(4):発表会へ向けて

落語稽古日誌(4):発表会へ向けて

落語教室は5回目。早いもので今日から後半。2度目の稽古をつけていただく日でした。
前回はオチにつながる重要なエピソードをすっ飛ばしてしまうミスをやらかした。今日はなんとか必要なエピソードをとばさずに初めから終わりまで話し終えることができた。
師匠からは、「牛ほめ」の話のかたちになっている、楽しそうにやってるとおことばをいただきました。当人は相当に緊張していたんですが…。
上下の切り方、発音、手の位

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