【後編】エンジニアから見た丸田勝也のトリセツ・評価

以下、ココオルのエンジニアの丸田勝也の評価

前編はこちら



どんな人間と感じるか?上司、リーダーとして


上司として備えていただきたいものは十分にあると思う。大小構わず責任を持ち、部下には期待だけ持つ。


またその期待も「プレッシャーになってないか」と心配しながら、非常に気を使ってもらっていることを感じる。

リーダーとしては、プロジェクトに確信を持ち、熱を部下に与えやる気を与えてくれる。

ただし、ココオルは丸田勝也氏が0から考えて形にしたものであり、個人の思想が非常に反映され、またそれをもとに運用されていると感じる。


その根本的なところに「それはちがうんじゃないですかね」と意見を入れると、丸田勝也氏は一旦それを受け入れようと検討する面もあり、ココオルというプロジェクト自体がぶれていく可能性がある。


試行錯誤ともいえるが、一般的な意見をいれれば入れた分だけ一般的なSNSになり下がっていき、ココオル独自の価値が低下する可能性がある。よってココオルは、私にはよく理解できない丸田勝也氏の唯我独尊の世界観を尊重したプロジェクトであるべきだと考えている。

強み


自己愛が強いこと。これゆえに自分の行動に自信を持っており、困難に立ち止まらず、いろんな問題点も解決のためのあらゆる挑戦を行えるのだと思う。


その自己愛の原因は過去の成功体験だと思う。ココオルに相談するユーザーと同じく、若かりし頃はいろんな問題に直面し人生に後ろ向きだったが、「自己成長による人生の転換」を行い成功を収めている。

成功体験が人生に与える影響の大きさを誰よりも感じており、またそれに可能性を感じていることがココオルの推進力になっていると考える。
ほっとかれても自分で幸せを見つけ幸福になれる。よって、他人から奪う必要がない。

弱み


絶対的自信のゆえに、他の人の観点がわかり難いのだろうなと思う。


「客観的にみると、丸田さんがダメ出ししているその行動、丸田さんがやってましたよ。」と言ってきたことがよくある。


相手の立場はすごく気にしてくれてはいるが、丸田勝也氏の絶対的な自己愛をベースに見てしまっているのかも。決めつけられているなぁと感じることは多く、大抵はどうでもよいので流すが、細かい点を突っ込むと途端にコミュニケーションがとれなくなったような感覚を感じる。


他人との適切な距離感が分からなくなりやすいかも(距離感が取れないわけではない。「わからなくなりやすい」。もともと「上手くやれる」と思っていた関係性がこわれやすい?)。

もともとが最初に信頼しすぎる。この点は「成長された」とのことなので自覚し対策しておられるとは思う。

「疑いすぎ」もよくないが、「信頼しすぎ」もよくないので、気を付けて頂きたい(「信頼しすぎ」は減点法で人を見るようになってしまうと思うので)。

世の中から誤解、勘違いされそうなこと


「これが誤解されやすい」という点はあげられないが、もともと自己愛が強いので普通に誤解されやすい(一般的に自己愛が強い人は謙虚さをベースとした日本社会では嫌われやすい)し、誤解もしやすいと思う。(「丸田さんの弱み」と同じ内容かな)

取扱説明書(トリセツ)・コツ


丸田勝也氏の人間性のベースとして、「基本的に他人を尊重し、他人を利用しようとか全く思っていない」というのがあるので、それをどれだけ確信しているか、というのが重要だと思う。


丸田勝也氏も嫌いな人や会いたくない人がいる。普通の人なら「できれば不幸になってほしい」と思うような人に対しても、「邪魔しないところで、幸せに暮らしてほしい」という考え方を持っている。


軽微なところでは、付き合い上「ん!?」と思うことは多々ある。ただ、上を確信していれば、そこまで気にならなくなる。(わかりやすくいえば、「悪気がない」ので。)

チームや仲間をどう捉えてるか


丸田勝也氏は、「チームにはのびのびと業務をしてほしい」と考えている。そのため、「重い責任は与えないように」という配慮をいつもしている。

ココオル業務ゆえにメンバーが疲れていたら嫌だし、他のことで疲れているときにココオル業務をつらい中やってほしくない。

そういう場合「すみません、やる気が出ないので今日休みます。」と言ってくれることを非常に好まれる。

これが続けば、「最近どうですかね。なんでやる気でなくなりましたかね。なんか困ったことがありましたかね。」という会話ができるからなのかもしれない。

(「基本的に人間というものは、10,000か100か1か0.1かわからないけど、”困ったことがなければ”前向きに取り組む力がある生き物」と思っておられ、「困りごとを除去するための動きをしたい」というモチベーションが大きいのかも。)

苦悩について


丸田勝也氏の苦悩は大きく以下が見受けられた。

 ・チームマネジメント: メンバーに責任を負わせ、その重圧で苦しくなってほしくない、という思いがある。

ただし、業務をこなすという責任は果たしてもらわないと困る。「責任は負わせたくない」が「業務をこなすという責任は果たしてほしい」という点の調整に苦慮しているように見受けられる(業務をこなすという責任は必要となるため)。

また、アウトプットを出してもらおうとすると、その分しっかりと管理する必要があり、その工数も現在は捻出しにくい。

「管理しても、期待するアウトプットを出してくれるメンバーがいなかった」という原体験もチームマネジメントのネックになっていると見受けられる。


ココオルの成長をどう考えているか

本当は優秀なメンバーがいれば、いろいろ指示出していろんなことを進めたいが、手足となり期待するアウトプットを出してくれる人材が見つからない。

本当は丸田勝也が何人かいたらいいのに…と思っていると思うが、それは難しいので、急速な成長はあきらめておられる。

今後の可能性について 


丸田勝也氏は、プロジェクトリーダに必要なものは持っておられると思う。

熱量とか分析力とか、解像度高く方針を設計できるとか。

個人としては能力が高いと思いますが、人のマネジメントを上手くできないと大きいことはできないと思うので、「どの規模を目指すのか」という点は楽しみにしながら見ております。

ココオルにジョインし、合いそうな人とは?


ココオルの業務に関して、「どんなことをやった」「どんなことを思った」「こういう想定をしていたが、結果こうだった、なんでこうなったのかわからない」「今日はやる気でないのでやらない」という作業ログをしっかり残して共有できる人。

丸田勝也氏はこの作業ログを「アウトプット」として非常に評価するため。


あと、作業ログが積み上げられれば積み上げられるほど、丸田勝也氏からのアドバイスも精度が上がると思う。

ココオルのカルチャーとは


「安心安全なコミュニケーションができる」という点。それはアプリ内だけでなく、ジョインメンバーにもあると思う。

一般的なプロジェクトでは「如何にアウトプットを出すか」が重要だが、大体、模索する業務が多いため、アウトプットが出にくいケースも多い。

そんな中でも、「私これ困ってます」「すみません、今週はやる気でなかったので全然進めていません。」という情報発信が安心してできるというのはある(むしろそれが喜ばれる)。

いろんな職場と比べて弱音を吐き、共有しやすい。これに対してアドバイスもらえることもあるが、トップマネジメントのジャッジとして、「じゃあ、それやめて方針変えましょう」ともなりやすい。

(私も、何度「開発できません」と言ってあきらめてもらったことがあるか数えきれない。)


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