万葉集、古今和歌集、ココオル。
ココオルの丸田です。
今日、先日ジョインした方のオンボーディング報告をSlackで社内に共有しました。
すると、「もっとちゃんと丁寧に説明とかしないと、全然みんなわからんから注意しろ」とご指摘を受けました。
ってことで、「万葉集、古今和歌集、ココオル」というストーリーのことは、「ほとんどの人が知らないからちゃんと伝えたほうがいいっすよ」と言われたのでこの記事で解説記事を書いておきたいと思います。
情報垂れ流しにしていたら、みんな自分で調べて理解するもんだと丸田は勝手に思い込んでいるのだけど、そうではないのだと改めて感じた。良い仲間と良いユーザーは欲しいので、丁寧に書く。
自立支援を促すSNSという特殊性
ココオルは、万葉集、古今和歌集に並びたい
結論は、以上です。
一応、この2つの歌集について説明します。
・万葉集は、7世紀後半~8世紀後半ぐらいの当時の日本のいろんな人の「歌」がまとまっている歌集です。実際に現代まで記録は保持されています。
・古今和歌集は、平安時代前期、国家事業である勅撰和歌集として編纂されました。1000年以上前なのだけど、残っているってすごいよね。
ココオルは、この万葉集や古今和歌集と並ぶぐらい、素晴らしい価値のあるプロダクトにしたいと僕は考えています。その例えとして、この簡単なスライドを作りました。わかりやすいと思うから。
現在日本では、自殺、うつ、虐待、ネットでの罵詈雑言、誹謗中傷等、引き続き様々な社会課題があります。
様々な人たちが頑張って社会の課題を解決しようとしていますが、まだなかなか難しいところはあります。
僕もその一人として、微力ながら、ココオルというプラットフォームを頑張って取り組んでいます。
また、最近では社会課題というか、コロナといった疫病も流行っていますね。
ちなみに、ココオルでは、悩み相談の中にあるキーワードタグを自動で抽出し、タグ付けしていくという機能があるのですが、「コロナ」のキーワードもだいぶ増えてきています。
文中に「コロナ」という文字が含まれている悩み相談
たとえば、「コロナ」に関連してどう国民生活、悩み、メンタルの変容があったのかなど、そういう解析も今後できるかなと考えています。
この資料を作った時期は2015年
ちなみに、このスライドの作成時期を確認すると、2015年9月でした。
ココオルを作ってから1年2か月が経過したタイミング。その時に作ったみたいです。そっからずっと、万葉集や古今和歌集に並びたいなとはずっと思っていました。
(スライドの変更履歴)
万葉集、古今和歌集とココオルの違い
続いて、万葉集と古今和歌集とココオルの違いも書いておきます。
以下3つです。
①ココオルは、デジタルデータでインターネット上でいつでもだれでもアクセスができる状態になっています。
紙媒体ではないので、データとして格納されているため、アクセス性は非常に高いです。バックアップももちろん取っていますし、複製もしやすいです。
情報としても調査研究しやすく、今後どう活用していくかはいろいろと検討を模索しています。
年代ごとの違い、都道府県や居住地ごとの違い、一人の人間であっても時間の経過による違い等、諸々状態がどうなっているのかがわかるので、ユーザー一人一人の健康や幸せを目指すうえで、貴重な基礎データだと考えています。
ココオルは今後、これらのデータに基づき、パーソナライズされた一人ひとりへのソリューション、寄り添い方を模索していきたいなと思っています。
②国家事業ではなく、一人の民間人によるもの。
これも大きな違いだと思います。一人の民間人によってこのプラットフォームは始まり、データベースはどんどん日々増え続けています。
③ココオルは、編纂していない。
ココオルは、万葉集と古今和歌集とは違い、選別等の編纂はしていません。国民一人一人が、自分の手で、ココオルに投稿してくれています。
自主的なプラットフォームです。国民全体が老若男女問わず、一人ひとりが自分の言葉で、書き綴ってくれています。
ちなみに、ココオルに登録した方は3万人を超えていて、去年時点で、7000人からアンケートを回収済みです。
アンケートで使った尺度は、2020年は中止となりましたが、これまで厚労省で行われていた国民生活基礎調査をベースにしています。
最後に仲間募集中のお知らせ
このように、ココオルでは、万葉集や古今和歌集と並びたいなと思っている人間が立ち上げたプロジェクトです。
このプラットフォームは、社会の公器として、ずっと無料で自由に使えるようになればなと夢見ています。
こんな僕らチームココオルの仲間になってくれる方を募集しています。
下記の記事を読んで、ココオルのカルチャーや僕のプレースタイルをざっとチェックしてもらい、興味を持っていただけれたらぜひ一度お声掛けください。
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