未来に希望が持てる社会へ 〜若者が描く資本主義の未来〜
1.あの日System Change
2018年12月、私は真冬のポーランドにいた。COP24と呼ばれる気候変動の国連会議が開かれたカトヴィツェというその街は、石炭の採掘によって繁栄した街だ。
「この街の人々の大半、祖父も父も皆、石炭産業に関わっていたが、時代は変わった。街を盛り立てた先人に敬意を払いつつ、今この街は根本から変わらないといけない。」そう語る街の同世代の青年の言葉に、私はとても感銘を受けた。
過去の否定ではなく、過去を受け入れ、乗り越えていく、今社会に求め