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東京ラウンドで対戦した感想。

グループリーグ1位通過を決めた侍ジャパンの東京ラウンドで対戦した感想をまとめました。

・中国代表
社会人クラブ相手に惨敗したときは日本戦でコールド負けの大敗になるんじゃないかなと思っていた。
試合では、死球を当ててしまったあとの対応など、前回よりも見せ場が多くあり負けはしたもの胸をはって帰れる内容だ。
侍ジャパンに5回まで健闘したのを誇りにして、その体験を後世に語り継いで今後の代表強化に役立ててほしい。

死球を受けた吉田正尚にすぐにかけよる。


・韓国代表
当初は、二遊間が固いと聞いており久しぶりに白熱する日韓戦が見られるのかと思いわくわくさせた。
ただ、予想以上にワンサイドな展開になりかつてよりも代表弱化が顕著に見られる傾向になったのではないか。
そして、死球を当てられた選手が睨んだことに苦言を呈するなど東京五輪同様負け惜しみが炸裂して残念だった。

殴り合いの大乱闘にならなかっただけよかった。


・チェコ代表
日本の球場の音声を流しながら練習するなど、代表強化の時間が少ない中工夫をこらした練習をしていた。
試合では、160kmの速球を打ち返してヒットにするとエラーにつけ込み先制点を奪うなど強烈なインパクトを残した。
最後は、突き放されて負けたもの、侍ジャパンの準々決勝進出を喜んでくれるなど、最後までノーサイドの精神を貫いた。

敵味方関係ない、スポーツマンシップの鏡であった。


・オーストラリア代表
WBC開幕から連勝するなど昨秋の侍ジャパンとの強化試合を経験し選手全員が力をつけた一面を見せた。
韓国戦では、ランナーの離れたスキを見逃さずタッチアウトにすると金星を掴むなどフェアプレーの精神で戦っていた。
日本戦は、大敗に終わったものストレート負けで終わらず9回にホームランで得点し最後まであきらめない姿勢が見られた。

フローレンスちゃん(ケネリー選手の娘さん)の応援が届きオーストラリアは1点を返し意地を見せた。

侍ジャパンと対戦した感想をあげるとこんなところですね。

中国は、卓球のような個人競技が強いですが野球も力を入れるともっと強くなるはずなので今の状態に満足せずもっと高みを目指してほしい。
韓国は、OBの世代と今の世代の目指す野球が隔離している、今のように「勝利至上主義」ではアジアで取り残される可能性もなくはない。
チェコは、環境が満足でないなか工夫を凝らした練習で力をつけ侍ジャパン相手にノーサイドの精神で戦った「3.11」の試合は忘れない。
オーストラリアは、アテネ五輪のときのように一発を持ってるから同じグループに入ると非常に手強い、次回は今よりも強くなっているだろう。

・次からは、一発勝負!
準々決勝の対戦相手は、大谷のことを2番目に知っている(1番目はアメリカ代表のトラウト?)であろう、フレッチャー(エンゼルス)がいるイタリア。
2017年までは、準決勝から一発勝負でしたが、今大会からルールが変わり準々決勝からが一発勝負になりました。
なので、侍ジャパンも足元を救われるとアメリカにたどり着けず終わる可能性も。。。
ぼくは、高校のときに「ミスター・ライオンズ」栗山巧選手を出した高校と対戦して7回コールド負けに終わった悔しさがあるから言えるんだけど、野球というのはストレートで勝っていてもゲームセットまで何が起こるかわからない。

我が埼玉西武を代表する4番・山川穂高選手。
「よみがえれ山川!」の実況からホームラン期待してます!

見せましょう、侍ジャパンの底力を!
行きましょう、ローンデポパークへ!

(追記)キャプテン源田選手のケガは痛いですが、侍ジャパンなら優勝トロフィーを持って帰って来るでしょう!

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