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冬の奥日光 赤沼~小田代ヶ原~庵滝

出発地点の赤沼駐車場

2月上旬、風もなく穏やかな日に、奥日光へトレッキングに出かけました。目的地は、庵滝(いおりだき)です。冬の時期には、見事な氷瀑ができ、週末には多くの人が訪れます。

雪で覆われて、真っ白です

雪で覆われた森の中に、踏み固められた道が続きます。チェーンスパイクを装着してから歩き始めます。硬い雪や氷の面を踏むと「ガリッガリッ」という音とともに、足に心地よい振動が伝わってきます。

遊歩道は雪の下です。分岐の目印などを確認しながら進みます。事前にルートを調べたり、地形図やGPS携帯を持参したりすることで、安全に歩くことができます。

小田代ヶ原までもう少し!

道路に出てしばらく歩くと、小田代ヶ原の休憩所があります。休憩所のトイレは、冬季閉鎖となっていました。

弓張峠のヘアピンカーブに、庵滝への入口があります。ここからは外山沢沿いに、登りが続きます。

ダケカンバの樹林帯を進みます

弓張峠の入口から登り続けて約1時間。やっと庵滝が見えてきました。

滝までもう少し!

庵滝に到着です。滝のしずくが凍って、複雑な氷の柱になってます。間近に見ると、迫力があります。

氷の青さがとてもきれいです。

滝を見ながら、コーヒーとクッキーを頂きました。まさしく至福のひとときです。

シャーベット状の雪の上を歩きます

太陽が高くなり、雪がシャーベット状になっています。注意しながら、下山します。

食害から守るために、苗木はネットで覆われています

弓張峠近くの植林帯では、シカの食害から守るための対策が施されていました。一見するときれいな風景だなあと感じてしまいますが、よく考えてみると深刻な状況であると認識させられます。

小田代ヶ原からの日光連山

小田代ヶ原から見る日光連山は、夏とは違った印象で、とても素敵でした。

カラマツの落枝

今回の山旅では、冬の奥日光の自然を満喫することが出来ました。冬は、寒さ厳しい季節ですが、その時にしか見られない風景があります。安全対策をしっかりと行いながら、自然を楽しみたいものです。

片股(ジムニー)


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