ぶらり日光まちあるき(久次良町)
皆さん、こんにちは! 学園職員の南斉(ちゃい)です。
前回の花石町に続いて、今回紹介するのは久次良(くじら)町。 花石町の隣町で、奈良時代の久次郎一族に由来する、歴史ある町です。
久次良町にも氏神として、久次良神社が建立されています。久次良神社周辺には、庚申塔や弁(辨)財天の石碑など、信仰の歴史を見る事が出来ます。
日光には、各町に庚申塔が残されており、町ごとで形や模様が違います。 信仰の対象は同じですが、地域差があり興味深いです。
弁財天を表す、梵字の石碑。年月がたっているにも関わらず、文字の形が きれいに残っていました。
久次良町には、もう1つ薬師堂が建立されています。薬師堂も久次良町民に護られている神社で、久次良町の北側林内にあります。
お地蔵さまにも、赤い前掛けと帽子が奉納されていました。大切にされていることがわかります。
久次良町は、昔からの住宅が並んでいるので、ノスタルジーを感じることができます。だからこそ、2つの社が大切にされており、日光の町の中でも 住んでいた人々の歴史を色濃く感じる事ができます。
町内には、『日光くじら食堂』という隠れ家的なレストランもあります。 是非、足を運んでみてください。
南斉(ちゃい)
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