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学園の植物観察

学園スタッフの片股ジムニーです。
学園のオオデマリが白く色づいてきました。

前回の投稿から約2週間ですが、植物の成長のスピードに驚くばかりです。ホオノキの葉が約30cmほどにまで大きくなっていました。

枝の先には、つぼみでしょうか。大きく膨らんできました。

学園の池でも、大きく成長した葉っぱを見つけました。何の葉でしょう?

まだ、花が咲いている個体がありました。この植物は、皆さんもよく知っているミズバショウです。ミズバショウは、花が咲き終わると、葉が大きく成長します。私が学生の頃、この大きな葉を見てミズバショウと知らずに先輩に質問をしたことがあります。先輩は笑いながら「この植物はミヤマホウレンソウ。ではなくて、ミズバショウだよ。」と教えてくれたことを懐かしく思います。

ミズバショウはサトイモ科の植物で、花の形に特徴があります。ミズバショウの白い部分を苞(ほう)といいます。苞は葉が変形したもので、苞の中央の円柱状の部分にある小さな穂のようなものが花です。


学園には、他にもサトイモ科の植物があります。この植物(マムシグサと思われます)にも、苞が見られます。サトイモ科の植物の花のまわりには苞があるのが特徴のようです。園芸品種のアンスリウムやカラーにも苞が見られます。やはり、サトイモ科の植物です。

植物には、たくさんの種類や特徴があって複雑に思えますが、一つでもわかることがあると植物の世界が広がるように感じます。

片股ジムニー

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