【思考整理】二進化デッキに関する考察

現環境(レイジングサーフ環境)で活躍している二進化デッキは、サーナイトデッキと悪リザードンデッキぐらいであると認識しています。
サーナイトデッキは、キルリア(リファイン)がいるため、細かい採用カードに差はあれど、基本的にはワンパターンのデッキ構築となっています。
一方で、悪リザードンデッキは様々なドローソースやサブアタッカーを搭載している型が存在しており、固まりきっていないのが現状。
そこで考えたのは、「悪リザードンデッキの様々な型は各種二進化デッキに流用することが可能なのではないか」ということです。まず、シティリーグ等入賞の悪リザードンexデッキを眺めて、なんとなくで作った型となるデッキリストを提示したのち、考察をしていきます。また、あくまで、ジムバトルで2勝以上できるといいな、運が良ければ優勝できるといいなくらいのデッキを構築するものとして考えています。ご了承ください。


アルセウスVSTAR軸

アルセウスVSTARを搭載し、VSTARパワー「スターバース」で盤面を整えていく型である。アルセウスVSTAR軸の中でも、ピジョットex採用型やビーダル採用型、両採用型と分かれている印象。

今後貼るリストでも同様だが、「博士の研究」及び「ナンジャモ」はドローソースサポートの総数として考えます(ヒガナの決意やアクロマの実験等でも可)。
また、安定といった観点からボールは最大数入れています。
「ヒトカゲ-リザードンライン」は二進化ポケモンの代表例としての提示(例えば、作りたいデッキがラウドボーンexであれば、「ホゲータ-ラウドボーンライン」に変えるということ)。
基本水エネルギーが自由枠として考えます。(「ダブルターボを入れていないのはおかしい」、「エネ数が多すぎる」というのは現時点ではなしで、一般的に基本エネは10枚くらいであろうという想定の下、作成)

ピジョットex採用型

ピジョットex採用型

ビーダル採用型

ビーダル採用型

ピジョットex、ビーダル両採用型

ピジョットex、ビーダル両採用型

ペパー軸

所謂「ブラジルリザードン」と呼ばれているペパーを多く採用している型。こちらもピジョットex型とビーダル型が存在する。水タイプの2進化デッキであれば、ペパーではなく、カイに変更し、道具の枠をフリーにする方法も考えられます。
「森の封印石」はポケモンのどうぐの代表例として、エンテイVはサブアタッカーの代表例としての提示。

ピジョットex採用型

ピジョットex採用型

ビーダル採用型

ビーダル採用型

リファイン軸

CL横浜で一躍注目を浴びたリファイン軸。

リファイン軸

ロスト軸

ロストと言っておけば強そう。なんてイメージはありそうなロスト軸。
流石にアクロマの実験はアクロマの実験。
ミラージュゲートやヤミラミ、基本超エネルギーなどはデッキによると思うので、エネルギーや自由枠から捻出するイメージ。

ロスト軸

(新弾要素)エヴォリューション軸

個人的に勝手に今後出てくるんじゃないかと考えているエヴォリューション軸。本当に以下の型は草案なので、今後完成させる人が出てくることを願ってます。
基本的に後攻を取って、ペパー→VIPパス・エヴォリューションなので、VIPパスは1枚採用です。また、ふしぎなあめの採用を抑えたいため、ピジョットexではなくビーダルの採用。

エヴォリューション軸

考察

ここまでまとめてきて思うことは、やはり「自由枠が少なすぎる」「エネ加速のあるリザードンはそりゃ強い」ということです。
また、アルセウス型は自由枠が多く強いようにも見えますが、基本的にダブルターボが入ってくると考えられるため、そして、アルセウスV若しくはVSTARでサイド2を取られる可能性があるためなんとも比較しがたいです。(ピジョットも同様)
ただ、今まで発表された二進化exは基本的に2エネ以下で技を使えるポケモンですので、エネは10枚もいらず、多くて8枚程度でも良いかもしれません。
※3エネ以上必要なのは「サーナイトex」「キョジオーンex」「フシギバナex」のみ。
→サーナイトex=自身でエネ加速可能
→キョジオーンex=ダブルターボ対応・非exキョジオーンでエネ加速可能
→フシギバナex=なんで????

初動の安定感

当たり前ですが、1~2ターン目の動きが全てです。2進化exデッキの目標は、「2ターン目に2進化exを立てて、技宣言をし、相手にダメージを与える」だと考えています。
例えば、アルセウス軸であれば、アルセウスVSTARさえ立てれば、「スターバース」から技宣言or2進化exを立てることは可能です。必要なのは、1ターン目のアルセウスVと進化元置き、エネルギー手貼り、2ターン目のアルセウスVSTAR進化になります。
この目標を達成しづらいのは、「リファイン軸」と「ロスト軸」だと考えています。リファイン軸は1ターン目でラルトス及び進化元を大量展開できないとドローできる枚数が少なく、不思議な飴及び進化先をそろえるのが難しい。ロスト軸は、アクロマの実験を持っていないとドローできる枚数が少なく、以下略。

リファイン軸のメリット

初動の安定感が他に比べれば低い一方で、メリットとしては、展開後の安定感にあります。キルリアを二面立てれば、ターン初めのドローと合わせて、5枚のドローが保証されており、エルレイドを立てれば、サポートが保証されます。また、手札を多く抱えることができ、二体目、三体目の二進化exを立てることがアルセウス軸に比べれば容易です。
また、頂への雪道に耐性があることや、キルリアを複数立てれば、キルリアを一体倒されても復帰が容易な点もまた一つメリットです。

ロスト軸のメリット

リファイン軸と同様に手札を多く抱えるデッキのため、二体目以降の二進化exを立てやすいです。また、ウッウやヤミラミなどのアタッカーを採用できる点、ミラージュゲートでエネルギー加速が可能な点もまた一つのメリットです。

デッキ草案

個人的にはペパー(カイ)軸が二進化exデッキを組みやすいと考えています。

ラウドボーンexデッキ(ペパー軸ピジョット型)
アマージョexデッキ(カイ軸ビーダル型)

ピジョット型とビーダル型の使い分けは、二進化exが特性持ちであれば、ピジョットex、持っていなければビーダル型にしています。特に特性を持っていない場合は、ビーダル型の方が、雪道対策を考えなくてよいため、向いていると考えています。

また、リファイン軸であれば、逆転要素が必要となると考えているため、以下の構築を少し前まで握っていました。

リザードンexカイオーガデッキ(リファイン軸)

また、エヴォリューション軸であれば、複数体の二進化exを立てられる可能性が高まるので、以下のようなデッキも候補になると思います。

キョジオーンex(エヴォリューション軸)

個人的に、二進化exではなく、アルセウスやロストが強いだけと感じてしまうため、アルセウス軸やロスト軸があまり好きではなく、作っていません。
ただ、その軸の二進化exデッキも、実際、強いとは思います。

だらだらと書き連ねましたが、合ってること、間違ってること沢山あると思います。ここまで読んでいただいた方のご参考になれば幸いです。

ご質問等あれば、以下Xまで
@9dvy1VnpU8Z0WP7


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