見出し画像

桂吉弥、53歳

本日2月25日で、桂吉弥は53歳になりました。
今年も無事、歳を重ねることができました。
皆様のおかげです。

金曜日はABCラジオ「きちまり」の生放送でカラオケパーティー、気持ちよく歌わせてもらいました。昨日もおなじくABCラジオ「土曜も全開!」で、皆さんからお祝いのお言葉お気持ち、たくさん頂戴いたしました。

有り難うございました。感謝!

今年は、噺家生活三十周年を迎える年です。
5月のサンケイホールブリーゼより11月の南座まで、近畿圏を中心に全国三十ヶ所を越える会場のお客様へ吉弥の落語をお届けに参ります。

誕生日もこの噺家生活の周年も、祝ってもらえること、笑顔で皆様にお会いできることほど幸せ、そして、奇跡なことはないとこの数年、特に思います。

「50越えて還暦までが、落語家の一番のええとこやろな」
大師匠、米朝師匠もよく言うてはりました。

そして、この50代を頑張って楽しめたら、還暦以降もきっと楽しいんやとも。

ここ最近の誕生日は、必ず師匠のことを思います。
師匠の生きた50年よりも歳を重ねていくということ、それまでも充分「ええとこ」過ごして、さらに「すげえとこ」いくはずだった師匠、桂吉朝。
今の自分は、師匠からほめられるとこはないやろなぁ…。
まあ、それが励みというか、まだまだ頑張れるという意味で、これからの50代を、ええとこにしたいです。

2024年2月25日です。辰年生まれではないけど、本名の竜作という名前は、坂本竜馬の竜をとって父方の祖父が名付けてくれたので、竜、辰年の今年は、自分の年にしようと意識しています。
そういえば、年初の『おたつこたつ』のネタおろしで、新作干支シリーズも一周できましたわ。

今年の三十周年ツアーは大きな会場、小さな会場それぞれに、今まで伺っていたところがほとんどです。
周年というきっかけということではありますが、生の笑い声に今年は年初からたくさん出会えた上に、ここからを想像するだけで、今からワクワクが止まりません。
あとは、同時に初心に還るチャレンジとしては、東京でもこそっと小さなところで、会も始めてみようと思っております。画策中。

桂吉弥、53歳、初心に還りながら、より感謝の一年にします。

そんなわけで、久しぶりのnote、書いてみました。
また一年後に更新となると思います。(笑)

皆さん、落語家を三十年続けた、辰年の桂吉弥をどうぞよろしゅうおたのもうします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?