晩酌。
兵庫の蔵元である剣菱酒造が醸す「黒松剣菱(みずほくろまつけんびし)」特撰。
剣菱の創業は約520年前の永正2年(1505年)、伊丹から灘へと醸造の舞台を移しながら、造り続けられています。
五家を通じた継承、飢饉や明治維新、戦争、震災といった想像すら出来ない程の危機を乗り越えています。
剣菱を語り出すと朝になっても終わらないので、ひとつずつ、紹介していきます。
『剣菱は昔ながらの手づくりにこだわった酒、と思われがちですが、私どもは、そこに強いこだわりを持っているわけではありません。
我々の酒造りにおけるこだわりはただひとつ、剣菱の味を変えないこと。
「昔ながらの手づくり」という前提からのスタートではなく、あくまで「剣菱の味を変えない」というゴールから逆算した酒造り。
その結果、昔ながらの手作業で行わなければならない工程が多いというだけに過ぎません。
「昔ながらの手づくりにこだわればこその剣菱の味」ではなく、「剣菱の味にこだわればこその昔ながらの手づくり」。
それが、昔も今も変わることのない剣菱の酒造りの原点です。』
剣菱は剣菱、黒松剣菱、極上黒松剣菱、瑞穂黒松剣菱、瑞祥黒松剣菱の種類があり、今回は黒松剣菱。
ボトルの形がややぽっちゃりしています。
一般的に四合瓶と呼ばれる720mlでは無く900ml、つまり五合瓶です。
なぜ四合では無く五合なのかは私も知らないのですが、酒屋やスーパーで見かけると、量が多いのに値段が安いのです。
値段の安さには理由(意味)がありますが、また、機会があれば。
アテはツナ缶のマヨネーズ和え、塩胡椒で味付けしています。
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