晩酌。
小田原の蔵元である森山酒造が醸す「蜂龍盃(はちりゅうはい)」純米酒 R3BY。
森山酒造は300年の歴史のある蔵元。
12代目当主はRiceWine(ライスワイン)を創業し、小田原市の隣である大井町にある井上酒造でHINEMOS(ひねもす)を委託醸造していました。
数年前に11代目当主が体調不良となり、「父が健全な内に」との思いで新しい酒蔵再建の道を模索します。
※現在、体調は回復されています。
それは、蔵を愛知県奥三河の東栄町から、神奈川県小田原市に移転すること。
移転先は既存の冷蔵倉庫、神奈川にとって14番目の蔵元。
冷蔵倉庫内で四季醸造するという、前例のない蔵元。
これまでHINEMOSは井上酒造へ委託醸造されていましたが、移転した森山酒造で醸造することになります。
つまり、醸す日本酒の銘柄は、蜂龍盃とHINEMOSの2銘柄。
どちらも純米酒やにごり酒など多彩な日本酒造り、四季醸造の利点を活かして少数多品種で醸造されます。
蜂龍盃は、森山酒造で代々受け継がれてきた代表的な銘柄。
中国の高貴な盃・蜂龍盃から命名されており「蜂も酔ってしまうほどうまい酒」という意味が込められています。
特別に凄い日本酒ではない、高級ではないし、その辺で販売されている有名な日本酒でもありません。
しかし蜂龍盃を飲むことでしか感じられない味わいがあります。
アテは、茄子と豚肉の油炒め。
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