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晩酌。

伊勢原市の蔵元である吉川醸造が醸す「雨降///(あふり)」純米酒 水酛生原酒 無濾過 90%精米 R5BY。

 新体制になった2020年から始まった新ブランド、雨降(あふり)。
 開始当時、某社と係争事案に発展しそうになり話題になりましたが、その後、どうなったのだろうか。

 水酛造りは室町時代に始まった日本酒の酛造りの製法、、乳酸や酵母は無添加。
 兵庫県東条産山田錦を精米歩合90%にて使用しています。
 ちなみに、ごはんとして使われている飯米の精米歩合は、一般的に82%程度。

 雑味や苦味を含む外皮の部分を取り除く為に、お米は磨かれて酒造りに使います。
 磨けば磨くほど綺麗なお酒が醸しやすくなりますが、それではどのお米を使っても似たような味になります。
 また、磨いた外皮は破棄するため、お酒が高くなってしまいます。

「神戸」と書いて「ごと(Goto)」と読みます。

 磨かないと、お酒の味にお米の味が直接影響しやすくなります。
 破棄する部分が少なくなるため、低価格となります。
 しかしながら、醸す時間が長くなり、それだけ重労働となります。

 値段が上がって、同じ様な味になっても、早く醸せる方法とするか。
 蔵元独自の味を目指すために、時間を掛けて醸すか。
 呑み手の私は、気分で蔵元を選べて嬉しい。

 アテはスーパーで買った焼き鳥。

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