推し始めるとピンチが訪れる?

誰かを好きになって応援しているときにかぎって、推しにピンチが訪れるってこと、ありませんか。
もちろん、アスリートでもアーティストでも芸人さんでも、世に出ている以上、良いときも悪いときも注目されるのだから、ピンチも人の目に触れることになる。だから、あなたが推してるかどうかなんて関係ない。
それはわかっているんだけど、なんか私が推し始めると、推しにピンチが訪れることがよくある、ような気がするんだよなぁ。気のせい、とはわかっているんだけどね。

ハライチの岩井さんが、自らを「デス推し」なんて言っていて、それは、岩井さんが推してる人がグループを脱退したり、推してるグループが解散したりっていうのがたまたま続いて、そんなふうに言い出したってことなんだけど。
私の場合は、応援していた当時ガンバ大阪の遠藤保仁選手が病気で北京五輪のオーバーエイジ枠を辞退することになったり、ラジオでめちゃくちゃ好きになった星野源が突然病気で休んで大手術をすることになったり、中居くんが…。
いや、病気というのは誰にでもあるそして誰のせいでもない、それはわかっている。でも、推しが頑張っているそして輝いている、ときの病気というのはなかなか辛い。
遠藤くんは、高卒で横浜フリューゲルスに入団し、その年にフリューゲルスが無くなってしまい、京都パープルサンガに移籍、その後ガンバ大阪に移籍。ガンバで西野朗監督と出会って、ガンバの中心選手になり、リーグ優勝し、日本代表でも中心選手になる。しかし、五輪では活躍出来ていなかった、というより、予選では中心選手だったのに最終メンバーから外されバックアップメンバーとしてシドニー五輪に帯同。もちろん試合には出られず。その悔しさがあったから、北京五輪のオーバーエイジ枠に選出されたとき、嬉しかった。でも、病気の為辞退。神の存在なんて信じちゃいない私も、神様って意地悪だな、なんて思った。まぁ、その後ガンバで活躍してACLも獲り、日本代表でも予選はもちろん、W杯本番でも司令塔としてめちゃくちゃ活躍、もうとにかく活躍しまくったんだからいいんだけど。
星野源は、若くしてくも膜下出血で休んで、復帰したと思ったらまた休むことになり、武道館のコンサートも延期になって心配したなぁ。すごい先生に手術してもらって元気に復帰して、その後、めちゃくちゃ売れていって事務所もメジャーなところに移籍して、今や本物の大スターになっちゃったんだからいいんだけど。
SixTONESのこと推す自分なんて、想定外なのよ。SMAPの件があってからめちゃくちゃ警戒していた。あの事務所はマジで信用できない。どんなことがあったとしても、SMAPをあんなカタチで終わらせるなんてあり得ない。私は本当のことはわからないけど、独立騒動にしろ、解散にしろ、あんな見せ方はしちゃいけなかったと今でも思っている。だから、あの事務所のタレントさんを好きになんてなりたくないし、情報も入れないようにしてた。幸か不幸か家族の体調のせいでテレビから離れた生活が数年続いていて、その間に活躍し始めたタレントや芸人、俳優、アーティスト、全てに疎かった。ただラジオだけはやたら聴いていた。
そんなときにSixTONESのANNサタデースペシャルからハマっていっちゃったんだよなぁ。しかたないよ、面白いんだもん。田中樹の声がいいしさ、みんないい子だしさ、楽しそうだしさ、飾ってない感じがすごくいいんだもん。YouTubeも楽しいし、曲はいいし、歌はうまいし。こんなの好きになっちゃうよ。ドラマもやるバラエティもやる、Eテレでレギュラー番組持ってる。アルバムやシングルも買っちゃって。そんなときにこれです。日本中を揺るがす事件。当の加害者はもうこの世にいない。でも事件は解決してない。事務所はどうなるのか、所属タレントはどうなるのか。毎日いろいろな情報が流れてくる。テレビ見てない生活で良かったかもしれない。見たいものだけ、TVerとかNHKプラスで見れば必要以上の情報番組とか見なくて済む。社長交代のときの記者会見も、ラジオで聴いた。テレビ各局が生中継したんでしょ、見なくてよかったよ。ラジオで聴いただけでも、イノッチの頭の良さが伝わってきて、実質イノッチの会社になっていった方がこの会社良くなるんじゃないのって思っちゃったけど。その記者会見の時点では、社名変更はしないってことだったけど、私はそれは無理なんじゃないかって思った。最近の情報では、社名変更あるかもって感じになっている。正直言って私は変更してくれることを願う。変更してほしくないって人もいるんだろうなとは思うけど、難しいこととかたくさんあるんだろうけど、私は変更してほしい。ジャニーズのズは複数形じゃない、所有格のズだよ。そこのところ考えてほしい。社名変更を望みます。
久々に推しができてその活躍を毎日楽しく追っていたら、こんな大ピンチがやってきてさ。私が推そうと推すまいと、このピンチは訪れたんだとはわかっている。
どうかどうか、この大ピンチを乗り越えて、楽しく活動してくれますように。
謝罪や補償があっても被害者の方々の傷が癒えるわけではない。でも、それをちゃんとしないで出直しはできないと思う。解体的出直しというやつをきっちりやってほしい。残された現在の経営陣は本当に大変だろう。所属タレントも今後どうなるんだろう?ドラマや映画など何ヶ月も何年も前から決まっている仕事が、今は継続しているのかもしれない。今後も今と同じように仕事していけるのだろうか?
不安はあるが、応援していくしかない。

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