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シニア関連ニュース_20200220

65歳以上の活動 道が本格支援へ 就労や社会参加の機会紹介

道は2020年度、仕事や趣味に意欲的な65歳以上の高齢者「アクティブシニア」の社会参加に向けた支援を本格化させる。人手が不足する介護分野の仕事やボランティア活動などを紹介するセミナーを道内14カ所で開催。また地域活躍支援コーディネーターを各地に配置し、アクティブシニアと活動の場とのマッチングを進める。事業費は2千万円を見込み、新年度予算案に計上する方針。

北海道では「誰もが生涯、元気に活躍できる社会環境の創出」を予算案の柱に掲げていて、アクティブシニアはその中核とのこと。
一人ひとりがハッピーに充実して生きていくことはもちろんのこと、マクロで見ても少子化・高齢化が進む中でいわゆるシニアと言われている方々がこれまで以上に活躍されることは、とても大事だと思います。


60歳以上の2人暮らしのシニア、毎日一緒に夕食を食べている夫婦は7割

シニア夫婦に食生活に関するアンケート
アンケート回答者:夫婦二人暮らしの女性
エリアと年代:全国、60代以上

・「あなたが夕食を自分で料理する頻度を教えてください」という質問では、「毎日」が50.5%、次いで「ほぼ毎日」が33.0%、「週に3~4回」が7.8%
・「あなたは料理の支度に負担を感じますか?」の質問では、​「ある程度感じている」が51.5%、次いで「非常に感じている」が8.1%となり、「それほど感じていない」方は35.4%
・「夫婦で外食する頻度を教えてください」の質問では、​「月に数回程度」が26.7%、次いで「月に1回程度」が22.9%、「年に数回以下」が21.0%という結果になった。週に3回以上外食する夫婦は全くいないことがわかる。
・「あなたの家では、夕食にお弁当やテイクアウト類の食事などを、どれくらいの頻度で利用していますか?」という質問では、「たまにしか利用しない」が35.9%、次いで「ほとんど利用しない」が27.2%、「週に1~2回は利用している」が18.4%という結果だった。

本文読んだけど、タイトルの数字がどこにもなかった・・・。
外食の頻度が思ったよりも低いのだなという感想、もしかすると設問が「夫婦で一緒に」行く機会を聞いたのかもしれない。
アンケートの生データみたいなー。


「オブジェ社員」を生まないために

「アドバイザー的な役割しかになわず、まるでオブジェのよう」
(中略)
政府としては働く高齢者が増えれば、年金をはじめ社会保障負担が軽くなり、財政が楽になる。だが、肝心の働き手が生き生きと仕事をできないなら、本人や周囲の同僚、企業には重荷である。職場の閉塞感が高まり、逆に企業の活力を低下させる恐れさえある。

パーソル総合研究所の小林祐児主任研究員は「シニアの不活性の主な原因は企業にある」という。日本企業の人材投資は新入社員と管理職に集中し、そこから外れたミドル層は「言葉は悪いがほったらかしになりがち。これではやる気もわかない」と指摘する。ソニーやYKKのようにミドルシニア層を対象にしたキャリア設計研修などに力を入れる企業もあるが、まだ一握りにすぎない。

一方で働く側の意識改革も欠かせない。社外での学習や自己啓発に取り組む会社員の比率は日本は他国に比べて非常に低い。自らのスキルや技能の「鍛え直し」「学び直し」に主体的、戦略的に取り組む姿勢が重要になるだろう。

センセーショナルなタイトルですね。
私はどちらかというとマッチョな意見でして、会社は学校ではないので、若手や幹部候補の研修を優先するのは当然だと思っています。会社に貢献するから新しい機会を得られるわけで、自己研鑽せずに止まっていたら相対的に冷遇されるのはしょうがないのかなと。
しかしながら、「ほったらかし」と感じさせてしまう会社の風土や人事制度にも問題はあると思っていて、「このままだとやばいぞ」というハードメッセージをちゃんと伝える必要があると思っています。

会社はあなたを守れない。キャリアをデトックスしよう

今、組織の側は「会社はあなたのキャリアをもう守れません。自分で守って下さい」というような時代になっている。そのような状況の中では、「自分たちでキャリアを守らないといけない」(田中教授)。

 キャリアが「組織の中で出世していくこと」でなくなったのは、もはや明白だろう。では、キャリアをどのように捉えたらいいのか。田中教授は、「キャリアを『資本』だと捉え、過去の蓄積としてだけではなく、未来のコンパスと位置づけるべきだ」と話す。

 仕事で得る経験や人的ネットワークなどを「キャリア資本」と位置づけ、その資本をどのように増やし、価値に転換していくかを戦略的に考える。「ビジネスパーソンは日々の仕事で『事業戦略』は必死になって考えるが、『キャリア戦略』はほとんど考えない。キャリアについても事業と同じように、客観的に捉えて戦略を練らなければいけない時代になっている」(田中教授)。

未来は不確実なので戦略的にキャリアをつくりにいくことは難しいかもしれませんね。
だからといって、何もせずに与えられたものをこなして生きていくのはリスクが高いので、いろんなことに興味をもって幅を拡げ、のちのち偶発的にキャリア資本をかけ合わせられるようにしていくのが良いのではないかなと思っています。
いずれにせよ、ひとつ上の記事とも通ずるところがありますが、自発的にスキルアップを行っていく必要があり、それを支援するための学び直し系の教育は注目されていくと思います。



あおぞら銀行、副業と兼業を解禁

あおぞら銀行は、4月から従業員の社外での副業と兼業を解禁する。具体的には、資格をいかして大学で講義をしたり、取引先の社外役員に就いたりすることなどを想定している。シニアのセカンドキャリア支援としても活用する。
取引先や業務提携先への出向や、社内で起業できる制度も整える。社外での経験や新しい挑戦を希望する若手社員の声が多かったことを踏まえた。多様な働き方を認めることで、優秀な人材を確保する狙いがある。

金融業界では、みずほフィナンシャルグループが副業や兼業を認めており、SMBC日興証券も4月から解禁する。三菱UFJ銀行は外部のベンチャー企業などに出向して経営支援を行う制度を設けている。

シニア関連ニュースではないですが、金融業界でも副業を認める動きが拡がっていってますね。
上の方のニュースでもあった「学び直し」や「自己研鑽」にもつながると思います。


気兼ねなく旅行 ユニバーサルツーリズム学ぶ

県諏訪地域振興局は19日、障がいや年齢に関係なく誰もが気兼ねなく楽しめる旅行「ユニバーサルツーリズム」のセミナーを諏訪市湖岸通りのホテル紅やで開いた。宿泊、観光関係者ら約20人が参加して最新動向を学び、車椅子やアイマスクを使って当事者の視点からさまざまな制約を体験した。今後受け入れる際の接遇改善に生かす。
(中略)
旅行を楽しむ機会が多い年代は20代と60代で特に観光産業を支えているのは資金にも余裕があるシニア世代だが、70代になると、健康や身体に課題が出始め、旅への意欲が低下しがちという。団塊の世代が70代を迎えている中、「70歳以上の世代も訪れたくなるような観光地づくりはマーケティングの観点からも重要」と伝えた。

シニア世代の方が元気さを維持してもらうことも大事だけど、こういった旅行などのエンタメを心から楽しんでいただけるようにサービス側を改善するってのも確かに大事なんだな。


UQ mobile、シニア向けスマホ「BASIO4」2月21日から順次発売

本製品は約5.6型HD+で縦長の有機ELディスプレイや容量3300mAhのバッテリーを搭載し、押しやすい大きなボタンや着信時に光って知らせる電話・メールの専用キーを備える。トラブル時には診察ボタンを押すと自動で診断・解決する健康診断アプリも用意し、症状を選択すると解決できる。
 UQの公式サイトでは端末の基本的な使い方や便利な機能を動画形式で紹介する「自宅deスマホ教室」を公開し、プリインストールされている「スマホ教室」のアイコンからもアクセスできる。
 約1300万画素のメインカメラをには植物の名前や外国語表示の翻訳などを表示する「Googleレンズ」や、「QRコード自動認識読み取り」機能も用意。インカメラは約500万画素。インターネットラジオの「radiko」とFMラジオを切り替えて視聴できる「radiko+FM」にも対応する。

ひとつ上の記事に関連して、シニア世代が使いやすいようにつくられたであろうスマホ。こういうのを作るときはやはりたくさんインタビューしながら作っていくのかな。
健康診断アプリは、自分の身体の健康診断ではなく、スマホのお困りごとを解決してくれるものらしい。
カメラで写すと植物の名前がでるのいいな、ポケモン図鑑みたい。


アルインコ、シニア向けに安全性に配慮したバイク運動機器

高齢者が安心して運動できるよう、安全性に配慮した点が特徴。本体とシート幅が広く、またぎ動作なしで楽に乗り降りできるという。シートの前後位置の調節は、座ったままレバーを引くだけで可能。大きな背もたれとサイドハンドルで身体のふらつきを抑え、転倒を予防するという。

こういうのはどれくらいご高齢の方を想定して作っているのかな。
家でバイク漕ぐよりも、外に出て歩いたり走ったり、ジムに行ってトレーニングするほうが健康的だし外部のコミュニティも広がって良いと思うのだ。


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