シニアライフ関連ニュース_20200312

~シニアの「ネットトラブル」のリスクを調査~ 「SNS投稿」で個人情報流出、「定期購入」で高額請求… 専門家が指摘する、見落としがちなトラブルのタネ

■シニアの64%が「息子・娘が想像しているよりも、スマホを活用している」と回答!
■近所の風景や顔写真を投稿するのは危険!? 個人情報が特定され、トラブルに発展するリスクも
■フリマアプリの利用、インターネットでの株取引…ネットを活用するシニアが見落としがちな落とし穴とは
■シニアの4人に1人が「フィッシングメール」の受信経験アリ! 架空請求を受けた人も約7人に1人に…
■実際にトラブルが起きたとき、「気軽に相談できる相手がいない」シニアも4割超
■トラブルが起きたときにやること1位は「ネットで調べる」、「身近な人」よりも「第三者」を頼る傾向に?

ネットでのトラブルってそんなに起きるイメージないけどなぁと思っていましたが、たしかに迷惑メールはたくさん来るし、変な請求のやつも見たことあるし、身近に有りすぎてもはやトラブルと思ってないのかも。
慣れていない分野で不測の事態が起こることはやはり怖くて、だからこそ各サービスのサポートの良さでサービスの継続率が変わると思うのだけど、ネット一般となると気軽に聞ける相手は少ないのかもしれないですね。
シニア層にもリーチが持てるので、キャリアは強いですねー。


スキーで健康生活!木曽福島スキー場『アクティブシニアのための再青春スキープラン』登場!

「再青春」というワードは刺さるのか・・・・?
Googleトレンドには出てこなかったので、少なくとも流行している言葉ではなさそうだ。

以前の記事に出てきたABS(アクティブバブルシニア)世代の方々は、「モノからコト消費」の第一世代であり「ドキドキ・ワクワク」したいという気持ちが多く残っている、とのことだったのでこういう訴求者よいのかもしれない・・・

個人的には、30代のワタシでも「再青春しませんか?」とか言われたらこっ恥ずかしくてあまり刺さらないけどな。


気にはなっているのにエンディングノートが書けない高齢者たちの本音

大手シンクタンクの日本総研は、ダスキンやハウス食品グループ本社と連携し、シニアが参加するリビングラボを開発してきた(注1)。リビングラボとは、商品開発や街づくりなどの課題解決を目指して、生活者である住民と、企業や自治体、大学や研究機関などが一緒に活動する場だ。特に高齢の参加者に着目し、彼らが自分を再発見するための独自企画を定期的に実施。企業の営業担当者がふだん話題にしづらい「終活」について本音を聞き出したり、「理想の終の棲家をつくる」という作業を通じて意見を引き出したりしている。
エンディングノートが書けない背景には、2つの要因があると考えられます。「考えが整理できていない」ということと「まだそのときではない」ということです。考えがまとまらないというのは、考えたくないという気持ちの裏返しでもあるでしょう。
エンディングノートは考えの整理とタイミングの問題があり、着手されていないのが実態ですが、一方であえて調査の目的を明示せずにシニアとおしゃべりをしているだけで、頻繁に「終活」「断捨離」という言葉が飛び出します。面白いことに、「今日はこのテーマについて調査します」と明言するのではなく、たとえば「女子会」と銘打って調査を実施する方が、本音が聞こえてくる場合もあります。
特に「終活」という言葉は、シニアの間で定着した感はあります。個人差はありますが、「終活」はシニアにとって耳にしたくない話題というわけではありません。むしろ、何か具体的にしている人ほど、詳しい話をどんどん聞かせてくれます。
「人生100年時代」といわれ、これからはシニアを支えるのもシニアになっていきます。「子ども世代には負担をかけたくない」「自分のことは自分でやりたい」という考え方が大多数を占めるなか、社会として、シニア自身に課題解決のための行動を促すことが重要なのです。

たしかに終活についてなにか提案したりすることは、なんとなくセンシティブというかはばかられる気持ちがある。しかし、シニア層からするとそれらはそこまで辛い話ではなく、もう身近なものとして考え始めているんだな。

ただ、エンディングノートをかけないというところから考えると、なんとなく意識はしており、考えていかないといけないよなと思いつつも、まだ本腰をいれて思考を整理する時間をとるとまではいかないという。

リビングラボでの事例をみるに、自身の終活に対する思考は内省だけでなく、他社とのディスカッションの中でよりポジティブな形で深まっていくのかもしれない。



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